

パイソンで太い!といえばブラッドとボールが2大巨頭であるが、やはりブラッドの太さは一線を越えており、ボールはまだ常識のヘビの範疇で「太いね」といえる。ブラッドの1m越えたあたりの個体は、なんかもうデブの太ももクラスの太さであり、ヘッチャリなった時なぞ見た目、質感共にまさしくディブの足である。
数年前のビバリウムガイドのエキスポ記事で、何をトチ狂ったのかこの2種のハイブリを作ったおっさんが載っており、その個体も2枚の写真で紹介されていた。あまり倫理的ではないが、僕自身ハイブリッドは嫌いじゃなく、シュウダとスジオのハイブリッドやアミメとビルマのハイブリッド、タイガーバームはかなりグッときた。最近見つけたところではホソツラナメラとジャンセンラットのハイブリやエメツリとアマゾンツリーボアなんかのハイブリもあり、いちいちコイツラがカッコイイ。なんというか中途半端感が無く、まさしく両者の良いとこ取りで贅沢なヘビたちなのだ。というかブラッドとボールなんてよくかかったもんだと思う。ブリーダーは何考えて作ったんだろう?パイソン界最強の極太ヘビでも作りたかったのだろうか?
アメリカといえば猛烈な一神教のお国柄だが、そこでハイブリ旋風が吹き荒れるというのはなんだか僕にとって神を恐れぬ行為に見えて仕方がない。抑圧された人の「神になりたい願望」が変なところで発散されているのだろうか?まぁ本人達にとっては「コレとコレ掛け合わせたら面白いんじゃね?」ってノリなんだろうが、その深層心理や宗教観を考えたら穿った見方をしてしまう。

ともあれ、これらのハイブリが国内に入ってくる事はほとんどないだろうが、一回現物を見てみたいものである。そういえば、ハイブリッドは生物学上「種」としては認定されないわけだが、そうなるとタイガーバームは特定動物なんかのくくりからは外れるのだろうか?そして、そもそもサイテスには引っかからなくなるんだろうか?そこんとこ実際にタイガーバームを入手する時は税関や市役所はすぐに回答を出してくれるのだろうか?ハイブリって謎がイッパイ。
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- 2008/05/07(水) 04:55:47|
- ボア・パイソン Boas and Pythons
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ヘビ関係者は遺伝に非常に興味を示しますよね。
ハイブリ開発のニュースは大抵アメリカとドイツです。 彼らの民族的な血がそうさせるのかもしれませんね。
私が驚いたのはウォマXカーペットもそうですが、バーミーズXボールでしょう。
ドイツがやりました。
長~い首に腹のところだけボコンとボール体型になってる。
西洋ではアフリカのあらゆる肉食動物の食源の一つであるヌーのことを「神が大抵の動物を作り上げた後、最後に有り合わせで適当に作った動物」と呼んでいますが、牛とカモシカ混ぜたような容姿は牛でもなく、カモシカでもない。 ヌーそのものです。
私は神は最高傑作を作ったのではないのか?って思っています。 哺乳類で一番好きな動物は?って聞かれるとヌーって答えています。笑
ヌーの生き様が好きなもので。ははは・・は
ハイブリッドスネークもヌー並みにカッコよければ「あり」なんじゃないでしょうか。
- URL |
- 2008/05/07(水) 14:38:42 |
- Godspeed #V0sVL5lk
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ボール、ビルマともかかっちゃってましたか。もうムチャクチャですな、笑。でも非常に見てみたい!
ギリシャとかあっち系は神話でキマイラなぞ出てくるので、そうしたものへのヲタクな憧れなんかもあるのかもしれませんね。
ヌーは僕の中では、ナイルワニの餌という感じですが、よくよく個体を見てみると賢者然とした風貌は中々素敵ですね。
哺乳類だったら僕はなんですかねぇ?オオアリクイやナマケモノなんかの貧歯類が好きですね。あれも見ようによっては合成獣ですね。それ考えたら哺乳類って変なのばっかですね。
- URL |
- 2008/05/08(木) 02:35:04 |
- 化野 #-
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