
ハルマヘラパイソン
Morelia tracyae やはりこのパイソンには「至高」という言葉が似合う。僕の中で、至高のパイソンはベーレンでも、ズグロでも、オリーヴでもなく、このトレーシー。インドネシアのRinca島で見つかっている、模様を無くしたチモレンシスみたいなパイソンもいいが、トレーシーの前には遙かに霞む。トレーシーに継ぐとすれば、あとは
M. oenpeliensisしかない。あんなチルドレンパイソンを引き延ばして
Moreliaの頭をのっけた不気味なヘビは他になかろう。

しかし、それでもトレーシー。この質感。
この個体を殺してしまったから、次に手を出すのは控えている。それでも、何かが許してくれるのならば、最高の環境を用意して、その存在を受け入れたい。愛護だの保護だのモラルだの、そういった柵を全てかなぐり捨ててでも、手に入れたいという衝動に駆られる存在もあるものだ。生き物に魅せられた人には,どこかしらそういう物欲を喚起させる存在が心にあるものだろう。
(使用カメラ:LUMIX DMC-FZ50)
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テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真
- 2011/09/29(木) 22:50:15|
- ボア・パイソン Boas and Pythons
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