Groveling things

爬虫類やらその他のイキモノ

Laticauda saintgironsi in the Isle of Pines.

Laticauda saintgironsi

Laticauda saintgironsi

 これを見にニューカレドニアには行ったと言っても過言ではありません.L. saintgironsi セイントギロンジィと言ってましたが,種小名はフランス人研究者への献名なので,あちら風に「サンシイホニィ」と呼ぶのが良いようです.
 
 もともと本種は,我が国に産するアオマダラウミヘビと同種とされてきましたが,明らかにサイズやら模様やらが違うため,前々から「おそらく隠蔽種でしょう」的なことが言われてきていました.アオマダラから分割されたのは Cogger & Heatwole (2006) によるもので,L. saintgironsi はニューカレドニアおよびその周囲の島々(ロイヤリティー諸島も含む)に固有のウミヘビだということがわかってきました.また, この前年に両著者はアオマダラウミヘビ Complex についてのモノグラフを執筆しています.2005年以降はこれらのアオマダラウミヘビ種群の調査研究が活発となり,特に本種の生態に関する論文が数多く出版されています.

Laticauda saintgironsi

 今回僕はニューカレドニア本島と,the Isle of Pines,パイン島(ラコダクティルスが好きな方には馴染みのある名前と思いますが)訪れ,数多くの本種を見つけることが出来ました.この写真はパイン島で撮影したもので,カヌメラ湾という非常に美しいビーチの岩礁にいたものです.同地域では,他になんだこれ!っていうくらい頻繁に同属種のヒロオウミヘビが泳いでおり,改めてニューカレドニアのウミヘビ資源の豊富さに感動したものです.

 そういえば,このウミヘビの特徴として,明色部のバンドの色がアオマダラウミヘビの様な灰青色と違って,オレンジから黄色味がかるというものでしたが,このパイン島で見つけた個体はかなりアオマダラに近い色彩をしており,この種としてはかなりイレギュラーな個体だったように思います.てか、一発目からイレギュラーな個体載せるって、笑.

 もういっちょウミヘビ多産地帯であるアメデ灯台でもたくさん写真撮ったので,後ほどそちらもアップしようと思います。こっちのはきちんとサンシィホニィ色しとりました.

Laticauda saintgironsi

(使用カメラ: OLYMPUS E-620)


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  1. 2010/06/18(金) 19:50:05|
  2. ウミヘビ Sea snakes
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