
ホンハブ
Protobothrops flavoviridis徳之島産
前回に引き続き、徳之島のホンハブ様でござぁ。
徳之島のハブは他地域のハブに比べると赤みが強く、俗に「赤ハブ」とか呼ばれているようです。でも、そんなに赤いかなぁ?
今回僕が見たのは写真の1個体のみなんですが、他にハブ公園やいくつかの写真で見たものは、確かに赤みがかっているといえば赤っぽいですが、そう劇的に赤い!というほどじゃぁないという印象でした。当然、沖縄諸島のものとは形態的・遺伝的にかなり分化しているため、あれらとはまるで別物(というか別種として記載されると思います)なんですが、奄美諸島の個体群としては、徳之島のものが特別赤いという感じはしないようには思いました。赤みが強い、というよりは黄色みがえらく薄い、というイメージですかね。
おまけに、体に入る黒斑が薄いため、全体を通してボヤっとした、というかモサッとした、というか垢抜けない印象なんですよね。沖縄諸島のハブのスタイリッシュさは言わずもがなで、渋谷とか原宿とかのおされな若者なんですが、徳之島のおハブ様はどうもかっぺ臭い。同じ奄美個体群の奄美大島とか加計呂麻島のおハブ様は、こうスーツをビシッときめた極道のおじ様方という感じなのに、徳之島のおハブ様は与作や田吾作で、大根を植えてそう。
いや、別に徳之島のおハブ様が嫌いとかじゃなくて、田舎くさいなぁと思っただけです。
あ、あと徳之島のハブは一番気が荒い、とかとも言われるようですが、今回のおハブ様は気温が非常に低かったので、全然アタックしてきませんでした。2回くらいふにゃぁ~と飛んできました。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真
- 2010/04/24(土) 00:48:01|
- ホンハブ Protobothrops flavoviridis
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