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爬虫類やらその他のイキモノ

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ホンハブ

ホンハブ Protobothrops flavoviridis
沖縄島

 ぶりくらにて「Asian Pitvipers」を買ってきてもらう。未だかつてこれほどサキシマハブやらトカラハブの写真が載った書籍があっただろうか。僕の最も見たいピットバイパーである Trimeresurus andersoni の写真も19点もあるのだから恐れ入る。しかも、アンダマン諸島にしか生息しないこのハブの、地域ごとの頭部の写真があるが、何の意味があるのかわからないところが恐ろしい。
 一つ難癖をつければ、写真メインの本なので、各種の解説がかなり寂しい。まぁ、各種についてのリファレンスは詳細に掲載しているので、それを読みなさいということか。写真の半分を削って、文章に回してもらえれば、もう何の文句もない本だったのに、笑。
 しかし、この全368ページ中ほとんどが毒蛇のカラー写真というとんでもない本を1万円以下で買えたのは素晴らしい。ネット全盛の折、画像だけならば検索でいくらでも出てくるが、僕のような人種は書籍という媒体こそ至上の情報源と妄信しているので、写真も畢竟、書籍化されなきゃいやなのである。
 日本でも新たなヘビ類の専門書が発刊されることを願ってやまない。
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テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2009/10/07(水) 07:26:00|
  2. ホンハブ Protobothrops flavoviridis
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

僕も欲しいです。でもAmazonだと高いですね。
そもそも全然詳しくない私ですが、アジアにどんなクサリヘビがどれだけ居るのかは興味があります。

それと僕も同様に、書籍に勝る情報媒体はないと確信しております。
  1. URL |
  2. 2009/10/07(水) 18:29:26 |
  3. acraeoides #aCXfCcIc
  4. [ 編集 ]

 図鑑って極端にマニアックなものになればなるほど高品質なんですが、需要の関係からも高価になってしまいがちですよね。
 ざっと見るだけならやはりテラログがお勧めですが、あれはAsian Pitvipersよりさらに文章が無いですからね。個人的に毒蛇の図鑑の頂点は「The Venomous Reptiles of the Western Hemisphere」であると思っています。種解説以外のところも読むべきところが多く、中々あれを超える図鑑というものは出ないと思います。
  1. URL |
  2. 2009/10/08(木) 19:51:58 |
  3. 化野 #-
  4. [ 編集 ]

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