
ガラスヒバァはやんばるを散策していて最もよく見かけるヘビの一つだが、あまり話題に上ることの無いヘビの一つでもある。爬虫類好きがナイトドライブをしていても3,4本目のヒバァでは「なんだヒバァか」で、車から降りないこともしばしば。
かく言う僕もちょい前はヒバァの様に細っちいヘビにはあまり目もくれず、アカマタばかり追っかけていた。しかし、なんとなく最近カエル食いのヘビが気になりだし、国産爬虫類の文献を読み知見を広めていくと、つまらないヘビなんていなく、どんな爬虫類でも矢鱈と魅力的に見え出した。そう思って改めてヒバァを見ると、何だ素敵なヘビじゃないか。
細い細いと思っていたが、逆にその細さがイイ。尾が長すぎるってのもやんばるの他のヘビにあまりない特徴で、これもイイ。しかも、色彩というか模様の変異が良く見れば、ある。これは素敵じゃないか、とヒバァを見つけたらいちいち車を停め撮影するようになった。
知り合いの話では、今年の冬ヒバァが数本絡みあって、交尾ボールの様なものを作っていたのを見たという。まだ写真を見てなくて、どういったものかはわからないが、ガーターヘビの様に集団で交尾行動を行なうのだろうか?生態的にもおそらくヒバァとガーターは被るところが多いように思える。ヒバァにおける今年の目標はその交尾風景を是非収める事だ。
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- 2008/05/05(月) 13:59:20|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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コメントありがとうございます。
僕も3度のメシよりヘビが好きなので、なるだけ彼らの美しい姿を伝えられたらと思います。
一月の半分はどっかに調査に出かけているので、ブログ更新は月半分にドンドコ行ないます。
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- 2008/05/05(月) 17:28:13 |
- 化野 #-
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