
夜のリバークルーズでは、主にワニやヘビを見るものと思っていたが、見たものの中心は鳥類だったような気がする。途中かなり大きなイリエワニがボートの側に出現したのだが、あれは危険ではないのだろうか?なまじイリエワニの危険性を知っているだけに構えてしまうが、襲われる時は襲われるのだろうし、そうした事故が最近起きたということを聞いていないので、まぁ大丈夫なのだろう。そんなわけで寝ているカワセミ
Alcedo atthis なぞの写真を撮る。ちなみにこの個体の下の嘴が折れていた。
追記:鳥屋の知り合いの指摘で、この個体はカワセミ
Alcedo atthis ではなくルリカワセミ
Alcedo meninting であることが判明。耳のところが青いらしいです。

せわしなく飛び回る影はマレーウオミミズク
Ketupa ketupu。フクロウの癖に魚を狩る変な奴。属名はおもいっきりウオミミズク属だし、同属のシマフクロウ
Ketupa blakistoni なんぞもサケを喰らうので、この属ではそうおかしい事ではないのだ。ただし、このウオミミズク
Ketupa 属はワシミミズク
Bubo 属に統合される考え方もあるらしい。鳥類についてはまるで明るくないので、もし最新の分類で決着がついているならばご指摘下さい。
マレーウオミミズクは川の周りで良く見られるが、魚以外にも普通に地表の小動物も狩るようで、夜間ボケッとコテージの外に座っていたらしきりに地面にアタックしている個体が見られた。最もその個体は狩りに失敗したようで、バツの悪そうな顔をして飛び去っていった。

明け方は鳥たちの天国。さっそく迎えてくれるのがアジアヘビウ
Anhinga melanogaster 。ウで、頸が長いとかモロに僕のストライクゾーンに入る種類だが、まるで近づかせてもらえず、こんな写真しか撮れなかった。
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テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2008/06/16(月) 01:03:59|
- 鳥 Birds
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| コメント:4
あら、こんにちはです。
これはカワセミ
Alcedo atthis ではなく、ルリカワセミ
Alcedo meninting ですよ。
カワセミと違って、耳羽が青いのが特徴です。
まだ日本未記録ですが、そのうち沖縄に出現しそうな種です。ミツユビカワセミは沖縄まで飛んでけたんで。
- URL |
- 2008/06/16(月) 23:18:15 |
- たまむ #-
- [ 編集 ]
ほうほう、カワセミにも色々おるのう。まだ日本じゃ未記録なんかい。
てか、ようこんな暗い写真で分るね。鳥の事は良く分らんから、アップした時はチェックしておくれ。ご指摘ありがとさん♪
- URL |
- 2008/06/16(月) 23:52:46 |
- 化野 #-
- [ 編集 ]
おお!そうか。いやこれ調べていた時、和名ってどれが当てはまるんだろうって迷っていて、わかんないからとりあえず単なるウオミミズクにしちゃおうってしたわけさ。
重ねての指摘ありがとね。
- URL |
- 2008/06/17(火) 01:38:16 |
- 化野 #-
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