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ゴージャスマダラ

サキシママダラ
 サキシママダラ Dinodon rufozonatum walli は南琉球に広く分布するアカマダラ D.r.rufozonatum の亜種で、生息域ではかなりの普通種。島ごとで模様にかなりの変異があるが、石垣・西表島の個体群はわりと変異に幅が無く、地味っちゃ地味。宮古の個体群は同地域内においてかなりの変異があり、中々見ていて楽しい。いろんな島嶼のサキシママダラは以前のブログにアップしているので興味があればどうぞ。

「化野氏の独り言」
http://nikuneko.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/1_f4ff.html

 西表では条件がよければ、それこそウジャウジャとサキシママダラが徘徊している。僕の後輩はなんか今年の3月に一晩で50個体くらいのサキシママダラを見たそうだ。僕も今回の旅では30個体以上のサキシママダラを見たが、その中にちょっと変わった個体を見つけた。

サキシママダラ
 上で、石垣西表の個体群はあんまり変異の幅がないと書いたが、たまーには変な個体はいるもので、今回見つけたこいつは白いバンドの中に黒い斑紋が規則正しく入り、やたらと横帯の多い印象になっている。こうした変異のせいで、本来なら横帯数が一番多いのは与那国島の個体群とされるが、こいつはそれをはるかに凌駕している。なんというかゴージャスな印象である。
 マダラヘビに興味がなかったら、別になんてない個体だろうが、僕の様なマダラヘビファンにとってはかなり興奮する個体だった。ほんとたまにこんな個体と出会えるから、八重山の旅はやめられない。あまり出過ぎると、注目されないサキシママダラだが、見落とした個体の中には妙な奴が混じっていることもあるのだ。そんな理由で、僕は車中からヘビを見つけたなら、兎に角必ず降りてチェックしている。

サキシママダラ
 通常の模様の個体と比べてみるとこんな感じ。
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テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2008/06/12(木) 01:37:49|
  2. Dinodon/Lycodon
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<サルヴィンオオニオイガメ | ホーム | 椰子蟹と座頭蟲と白蟻>>

コメント

ゴージャスですな~。

てか、これがアカマダラの亜種なんだんもんね~。随分と色も性格も変わったもんだ。どんな辛いことがあったかは知らないけれど、アカマダラはよっぽど捻くれてしまったんだね。
  1. URL |
  2. 2008/06/12(木) 15:32:47 |
  3. てふてふ #-
  4. [ 編集 ]

ゴージャスじゃよ。研究室の先輩に見せてもゴージャスだね、って言われた。

マダラヘビはアカマタをはじめ、ひねくれは多いけれど、慣れはするさ。散りそうな野菊を雨から守っている心優しい不良みたいな奴さ。

でも、スジオも八重山にいくと大人しくなるよな。なんだろね。
  1. URL |
  2. 2008/06/12(木) 19:00:24 |
  3. 化野 #-
  4. [ 編集 ]

こういうのってphenotypic plasticityなんじゃないの?
まぁ俺こういうことはよくわからんけど、多型じゃないんだったら
通常よりももっと大きな系で、どっちかというと棲息環境を中心に見ていったら面白い発見とかあるのかもね。
ってこれ俺の研究の手法みたい。
ちなみにこんな感じの手法で基盤B通してるから、まぁ捨てたもんじゃあないって感じでしょう。
  1. URL |
  2. 2008/06/14(土) 03:35:41 |
  3. 肉 #-
  4. [ 編集 ]

可塑性は十分あると思うよ。
てか、こうした表現型の場合、特に適応度には関係ない気がする。ヘビなんかの模様や体色は隠蔽的な意味合いを持つのが主なんだろうけど、環境で云々というか、そこまで個体の生存に影響を与えない幅の変異の場合なんか色々変わったのは出るみたいさ。

いまんところ、こうした意味のなさそうな変異は個体の生存に影響しない単なるおしゃれ柄って感じで見てるなぁ。久米島のハブとかサキシマハブのハイポとかは何か環境に関係してるかもしれないけど。
  1. URL |
  2. 2008/06/15(日) 01:15:40 |
  3. 化野 #-
  4. [ 編集 ]

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