
見てくれは割とどうでもいい感じのちんけな蛇だが、見せてもらった瞬間歓声を上げた。
カラマリアという愛らしい属名のつくミヤコヒメヘビ
Calamaria pfefferi は宮古諸島の宮古島、伊良部島にしか生息していない超希少種。メクラヘビの様な生活をしていると思われるが、本種の方はメクラヘビよりもやや湿った場所を好むと思われ、この個体は森の中の朽ちて湿り気たっぷりのムシロの下にいたらしい。
顔つきはメクラヘビとは全く異なり、正しく蛇の顔。そして、写真では見られないが腹板の何ともいえない橙色が美しい。降りしきる雨の中の撮影で、レンズに水滴が付いてしまったが、この希少な蛇をあまり時間をかけて撮って弱らせたくはないので、写真は満足のいくものではなかったが、コレでよしとした。
中々シャッターチャンスの無い蛇だが、次会う時は納得の行く写真が撮りたいものだ。
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- 2008/06/08(日) 16:25:52|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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