
ブラジル写真第5弾は、ホモサピエンス、笑
マナウスはネグロ川に隣接する都市で、ブラジルの中でも田舎の地方都市といった趣。サンパウロから渡ってくると、感覚的には沖縄で言えば、ちょうど名護市から那覇市に行った感じ。勿論サンパウロの方が那覇より都会なわけだけど。
ただし人々は結構純朴で、南米といえば犯罪都市!的なイメージがある中で、結構のんびりした雰囲気のある街だった。裏通りとか夜の道は危ないかもしれないが、昼間こうしてプラプラ市場なぞを冷やかしに行くと、皆日本人が珍しいのか「コンニーチハ!アリガトゴゼマス!」といったいかにもな片言ニホンゴ使って話しかけてくる。移民は多少なりともいるはずなのに、滞在中日本人ぽいひとは全く見かけなかったなぁ。日本語ぺらぺらのプロレスラーみたいなブラジル人はいたけど。

写真も大好きみたいで、カメラを向けると進んでポージングしてくれたり、皆を呼んで大騒ぎになる、笑。
写真のおばちゃん、撮られている間にまわりのおっさん達から「パクー!パクー!」とはやし立てられていた。ちなみにパクーとは現地語で、ミロソマなどの腹の突き出た魚をさす、笑。
おっさんたちも昼間からビールをかっくらっているので、皆腹は少なからず出てはいるのだが。それにしても着ているTシャツがマナティー。そっちの方が似てんじゃん!

で、囃し立ててたおっさんのひとり。ピララーラ!と言って写真を撮ろうとすると口を開けてくれるサービス。魚の現地名はいくつか知ってたので、アレは無いかコレは無いかと聞くとなにやら皆してあーだこーだ言ってきてくれる。現地の言葉なんかわからんから「へ~そうなんだ、でも何言ってるかわっかんないよー」と日本語で応えるとガハハと笑う。こっちも何かおかしくてダハハと笑う。そんな感じのマナウス市場。
そういえばこのおっさん、数年前どこかのブラジル観光した人のサイトにも写っていたような気がする。このときよりも若く、髪があったが、明らかに同じ場所で魚をさばいていた。
真面目に仕事しているようだが、昼を過ぎるとあらかた魚はさばききって、台の上で寝ていたりする。なので、市場を見に行くには午前中の早い時間がお勧め。
魚の主力商品はコロソマや淡水イシモチ、そして大型ナマズ。これにオスカーだのトライアングルシクリッドだのカショーロだのが混じる。アロワナの数はそう多くないが、中にはとんでもなくでかいブラックアロワナがいたりする。パッと見シルバーに見えたが、鱗の感じや色彩からブラックだろうと。あ、ちなみに写っているやつはシルバーでしょう。
そんなわけでマナウス。生物好きの方なら手頃に南米らしさを味わえるのでお勧めの都市です。
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テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2009/02/20(金) 13:15:27|
- 哺乳類 Mammals
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| コメント:2
先輩のスナップいいですね!!
みんな良い顔して写ってくれてますね~
そのときの音が聞こえてきたり匂いがしてきそうです。
- URL |
- 2009/02/21(土) 00:36:47 |
- 花々まつりか。 #1ydmv/Xc
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個人的には一枚目の左端に写っているおっさんの「やんのか!?」って顔が好き。いや、別に喧嘩売って売るわけじゃないんだけど、笑い。
- URL |
- 2009/02/21(土) 21:39:50 |
- 化野 #-
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