
ブラジル写真第3弾
プリカトカゲの1種
Plica umbra 南米にはアガマ科ではなく、イグアナ科が繁栄している。イグアナ科ではあるが、本種はグリーンイグアナではなく、ミドリプリカと呼ばれる。イグアナというのも
Iguana iguana という属名のまんまであるし、小笠原で猛威を振るっているグリーンアノールも属名の
Anolis からアノール。
現地では人との距離が近いトカゲで、ちょうどキノボリトカゲの様な感覚で容易に見つけることが出来る。雨に濡れると、キノボリトカゲと同じく非常に艶っぽい色合いになる。この鱗一枚一枚の発色を見て欲しい。

乾燥しているとこうくすんだ色合いになっているが、性差もあるのかもしれない。

ちらほらとガキンチョも見られるが、大人と違って灰色。こういう点でもキノボリトカゲに似ている。ある種の収斂現象と思われる。幼体は落ち葉の溜まった場所や木の下のほうに多かったので、そういう場所での隠蔽的効果があるのだろう。逆に成体は木の中くらいの場所によくいる。
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テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/02/12(木) 13:56:57|
- トカゲ Lizards
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