
2週間ぶりに南琉球から帰還。とりあえず撮り溜めた写真をアップアップ。本来なら宮古→八重山としていくべきだが、ワジャワジャ写真があるので気まぐれにアップ。
というわけでまず初めにサキシマハブ。サキシマとは先島諸島のことであるが、宮古群島まで含める呼称であるので、ハブの場合はしっくりこない。サキシママダラやサキシマスジオは分布域を反映している。
サキシマハブは生息域ではわりかし数の多いヘビで、林内などだけでなく、集落の周りでも夜は出歩いている。写真の個体は水田の側溝でカエル類を狙ってひたすら待つ女。こちらの動きを悟られず近づくのは中々難しいが、このときはよく寄れた。

林床を移動している事も多く、森を歩く時はよく足元を照らして進んだほうがいい。

ハブといってもそう無闇矢鱈に咬んでくるものでなく、とりあえずこちらの気配を察すると逃げようとする。そして、ツツッーと進んだ後は辺りをうかがうように頭をもたげる。この様子が面白くて、今回似たような写真を撮りまくった。

道路に出てきた個体があたりを伺う様子。このまま10秒くらい静止する。

排水溝の上にいた個体もこちらに気づけばスルスル移動。しかしm暫く進むと

顔を伸ばして辺りをうかがう。

僕がサキシマハブを撮る時はズーム機能は一切使わないが、それはある程度ヘビに慣れてから行なわないと大変危険で、写真撮ってて咬まれると大変かっこ悪い。実は、僕は大学の学部生の頃本種に咬まれた事があり、それは写真を撮っていて逃げ出そうとした個体を思わず掴んでしまったため咬まれたもの。当時経験も浅く、ちょっと本種をナメてるとこがあったから、全ての油断が咬まれる自体を招いた。今じゃあ滅多に危険な目にあわないが、ある程度の緊張感を持って撮影に望んでいる。最も同行者などから見たら「いつか咬まれる」と冷やかされるような撮影スタイルらしいが。
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- 2008/06/04(水) 01:09:51|
- クサリヘビ Vipers
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| コメント:3
こういうのも、不謹慎なのかもしれませんが、
サキシマハブは愛嬌のある顔をしていますよね。
八重山に行くと、最初は緊張感を持って接しているけど
だんだん慣れちゃうのが自分も悪いところです。
- URL |
- 2008/06/04(水) 20:20:13 |
- ばいかだ #LcE/XHEg
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>ばいかださん
いや、サキシマハブは可愛げのある顔だと思いますよ~だからこそ今回は顔アップばかり撮ったのですが、笑。
油断は禁物ですが、ついつい近づいちゃうんですよね。
>てふ
咬まれたさ~テフテフも毒蛇に咬まれれば一人前さ~
あ、でもアマガサなら死んじゃうけどね。笑
- URL |
- 2008/06/05(木) 11:19:00 |
- 化野 #-
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