
アカマタはようけ数を見る割には色彩変異の少ないヘビで、変わったものはそうそう見つからない。この個体は赤味が殆ど無く、一見アネリっぽいが、玉泉洞で飼われている様な完璧アネリのシロマタとはまるで見た目が異なり、なんとも不思議な色合いをしている。
大きくなったら赤味が失われ地味になる、と言われるアカマタだが、実際相当大きな個体でもそんなに赤味は失われず、地域によっては1.5mを超えるような個体でも鮮明な赤色は残る。
で、この個体だが、そう大きくは無い。雌であるのでもともとそう大きくはならんだろうが、このサイズでこの色味ってのはある種の色彩変異なのだろう。ニライカナイの神々にあやかってクロマタなんぞ呼んでいるが、アカマタとクロマタを掛け合わせてシロマタが生まれたら、まんま神話のままではないか。
とりあえず、野外でもこのサイズで抱卵している個体は多いので繁殖には使えるだろうが、アカマタのペアリングってちょっと怖い。
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テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
- 2008/11/15(土) 06:20:30|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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| コメント:3
っぉおおお!これは!... アカマタふぇちの自分にはたまらんです。
- URL |
- 2008/11/15(土) 19:23:14 |
- ジーク #ssipyxQM
- [ 編集 ]
>ジークさん
たまらんですよ。アカマタはいいっす。
>くろたまナイトさん
この個体の場合ちょっと吻端板が上向いてるんですよね。普通はよりモグラヘビチックっす。
- URL |
- 2008/11/16(日) 20:06:12 |
- 化野 #-
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