Tarentola とは日本で言うカベヤモリの一族でして、国内では写真のタマキカベヤモリ
T.annularis ことホワイトスポットワニヤモリだかで呼ばれている種やムーアカベヤモリ、ギガスカベヤモリ程度しか流通しませんが、調べて見ると結構多様なタクソンの様で、趣味的に見てもコレ欲しい!という種がモリモリ居ます。同じようにビブロンゲッコウくらいしか見ることの出来ない
Pachydactylus にも素敵なやつらが盛りだくさん。

売られている状態がしょぼかったり、結構隠遁性の強いヤモリではあるので、最近のペットペットした飼い方に向くヤモリではなく、何となく昔の爬虫類という印象の一群でもあります。ただ、これらのいいとこは飼い込めばきちんとご褒美をくれるところ。しかも結構写真映えするんですよ、このグループ。
というわけで、見過ごしがちな半樹上性の(完全樹上性じゃないところもミソ)カベチョロ達。仕上げて密かに楽しむ贅沢な飼育、貴女も一度如何ですか?
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テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
- 2008/11/13(木) 21:31:26|
- ヤモリ Geckos
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| コメント:3
Tarentolaは好きでしょうがないです。
記載されている種類は結構な数があるにも関わらず、その殆どがろくに画像すら見ることが出来ないミステリアスな種であります。
Tarentola ephippiataとか是非飼ってみたい。
この仲間、カベヤモリと名が付いてますけど案外地表も含めての活動をしますね。
ギガスなんかは育ってくると自重を指先で支えられないのでほぼ、地表性になります。
多分現地では岩場みたいなとこで暮らしてるんじゃないのかと。
体色も植物ではなくて、岩や石に親和性がある感じです。
多分そんな場所でハーレムを作って生活をしているんでしょう。
ギガスのコロニー作ったらさぞ面白いだろうと良く考えます。
- URL |
- 2008/11/13(木) 22:08:52 |
- Ridleyi #-
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あ!やはりTarentola ephippiataに反応しますか。最初ちっちゃい画像でウォールバーグ?と思ってしまったんですが、あのマッチョ感は紛れも無くTarentola。
いや、素敵なタクソンですよねぇ。
カベと付いてるのは多分ビンラディン的な地帯で、岩肌をテケテケやってるからでしょうね。「樹」上性と書くには抵抗のある種ですね。岩肌徘徊性でいいかもしれない。そんなイメージでおさしんも撮ってみました。
ギガスは確かブリードローンに出されていましたよね?コロニー組めるといいっすねぇ。
- URL |
- 2008/11/13(木) 22:39:13 |
- #-
- [ 編集 ]
Tarentola ephippiataって、あの体型から察するに如何にも大きくなりそうな感じがするじゃないですか、あれは飼い込んだら絶対素晴らしくなりますよ。
この仲間は揃って頑強で長寿なのがまた素晴らしいです。願わくばもう少し入ってきて欲しいところ。
ギガスのブリーディングは続行中です。
どうやら結構きっちりと繁殖する時期が決まっているようで、繁殖スイッチを入れるのには冷やす必要があるみたいです。
そっちこっちにばら撒けるぐらいになれば愉快なんですけどねぇ。
- URL |
- 2008/11/14(金) 16:38:32 |
- Ridleyi #-
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