
ヨロイハブ
Tropidolaemus subannulatus 撮影地:ボルネオ島 ポーリーン
ブログ再開リハビリで、昔の写真でお茶を濁している感はありますが、出来る限り更新しようかと。
私の好きな平成版の第4部ゲゲゲの鬼太郎では「白粉婆とのっぺらぼう」とか「妖怪邪魅とガマ仙人」とか「~と」のタイトルが韻を踏んでいて、良いのが多かったので、本記事もそれらしくしてみました。
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- 2013/11/06(水) 16:01:44|
- クサリヘビ Vipers
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マレーアカニシキヘビ
Python brongersmai さて、また告知です。
11月9日から北九州小倉の動物園「到津の森公園」で私の写真や標本などの展示を行います。題して『
巳年特別企画ファイナル「ヘビと人」』として11月9日~12月29日の期間、展示を行っております。展示は私の他に日本蛇族学術研究所非常勤研究員の橋元浩一さんの標本も多く展示されます。わつぃの標本の場合中々マニアックなものが多くて一般受けはしませんが、橋元さんの標本は大型の毒蛇も多く、人目を引きますし、私がこっそり略奪したい種も多く、大変魅力的なコレクションとなっております。
また、12月22日(日)にはまだ内容ややり方は協議中ですが、何らかの講演を行うと思いますので、また詳細が決まれば告知いたします。
さて、本文とは関係ないマレーブラッドですが、マラヤンを見慣れているとこの個体、大変に顔が変に思います。マラヤンと言えば比較的顔つきは穏やかですが、この個体の目つきはマラヤンでなく、ボルネオのそれです。ただ、かといってボルネオほどイケてる目ではなく、また独特なのです。鱗相を見てみればマラヤンで間違いないと思うのですが、こうした「顔」について拘って見るのも面白いです。
模様や色に関しては、かなりぼんやりとし、色合いもブラッドというよりイエローで、ぼやけた感じは新種記載された
Python kyaiktiyoを彷彿させます。
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- 2013/11/05(火) 16:10:15|
- ボア・パイソン Boas and Pythons
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イボウミヘビ
Enhydrina schistosa ご無沙汰しております。
突然ですが、明日、日テレの「世界の果てまでイッテQ」に私のウミヘビの写真が使われます。ほんとうは最強のウミヘビということで、イボウミヘビを使いたかったようですが、残念ながら標本の写真しか持っておらず、この標本写真は生々しくて、テレビ的にNGということで、かわりにクロボシウミヘビが流れると思います。まぁ、すごくちっちゃく流れると思いますので、お見逃しなく、笑

しかし、あれですね。イボウミヘビって世界最強の毒蛇として言われる割に現物を見たことある人は少ないんじゃないですかね。もしくは「これがイボウミヘビだ」と認識している人も多くなさそうです。尤も私も標本しか見たことはないんですが。
イボウミヘビ自体はウミヘビとしてかなり異質な種で、見ての通り顔がキモイです。
Hydrophisのように洗練されたハンサムフェイスでもなく、
Emydocephalusのようなキュートな小顔でもなく、下顎や吻端板が妙ににょーんとしたりカクカクしたりで、キモイんですが、ウミヘビ好きにはたまらない顔相をお持ちのお方です。現地では干潟のような水が濁った浅瀬に多くいるようで、潮干狩り感覚でこうしたところを素足で歩くと本種を踏んづけてしまうようで、それ故被害も多く、毒も強いため恐れられているようです。
いつか現地で捕獲してやりたい種の一つです。
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- 2013/11/02(土) 16:32:45|
- ウミヘビ Sea snakes
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