アルバーティスパイソン
Leiopython albertisii 今年で飼育八年目。ホーザーじゃないので中々2mの壁は越えられぬが、アルバーティシィとしては結構大きな方だと思う。こいつは雌で、家にはさらに一年先に前に買った雄がいるが、こちらは可愛くない(最近ハンドリング出来ることが判明、長年の付き合いで改心してくれたか)ので、あまり餌がもらえず、そんなに大きくない。
毎年冬場はガッツリ冷やして繁殖を試みているが、うんともすんとも交尾しない。FHがバカバカ入る昨今このヘビを殖やしても誰も喜びはしないとは思うが、さすがに長年つきあってきたヘビなんで繁殖くらいはさせたい。
まぁ、ほかにビアクエンシスだとかベネットルムだとかも欲しかったりするのだけれど。特にビアクはグリンパイが来ているのだから、そのローカリティー名でアルバーティスも来ていいんじゃないかと思う。どっかショップさん、「アルバーティスパイソン ビアク島産」とか入れてください。たぶん買いますから。
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2013/06/25(火) 01:15:14 |
アルバーティスパイソン Leiopython
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ハルマヘラパイソン
Morelia tracyae えっと、水曜くらいからずっと風邪ひいてます。何とか仕事には行けるものの、帰ってからゴホゴホと咳が止まらず、ノタノタとご飯食べてそのまま寝てます。今日は折角のお休みなのに、一日中寝てました。なのに中々治りません。昔は一日ガッと寝てればすぐ治っていたのに、年齢を感じずにはいられません。お酒も弱くなるし、記憶も曖昧だし、朝は早くに目が覚めるし、焼き肉を食えば消化できないし…まだ30にもなっていないのに、いかんです。
ハルマヘラパイソンは良く餌を食べるようになったし、またキタマダラは産卵が望めそうですし、シロハラミミズトカゲは可愛いし、アミメミズベトカゲは手はかかんないし、ケーブラットは大人しくなってベタベタ触れるし、サルトルシボンは太ってきたし、ハブモドキはファジーだけで飼えるし、飼育面では最近特に憂いがないのです。7月以降は旅の予定が目白押しですし、コンパみたいなのあるし、プライベートも前途洋々なのですが、体が付いていっていない。
中井貴一教祖にならってミキプルーンで健康な体を手に入れるべきなのかもしれません。ミキプルーンを毎日食べれば、病気知らずで、家庭も円満になり、少しイケメンになり、知り合いも増え、景気も回復するらしいです。ミキプルーンは偉大です。美希プルーンも偉大みたいです。馬鹿じゃねぇの。
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2013/06/23(日) 21:42:01 |
ボア・パイソン Boas and Pythons
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Corallus ruschenbergerii うちにきて2ヶ月は経過したか。その中で1回脱皮して、写真はその2日後くらい。脱皮したところで小汚さは相変わらずだが、鱗に艶は出た。
異常に食欲あり、かつ腹が減るウロウロし、私を見つけるとすぐに顔を寄せてくる。通常のガーデンツリーボアだったらこれで攻撃に移るが、この個体は餌じゃなくて手を差し出しと「餌じゃないや」とばかりにしょんぼりし、そのままハンドリングができるというツリーボアにあるまじき性格。この個体だけなのか、これが飼い込み(CBとか云われたけどたぶん違うと思う)だからなのか、種としてその傾向があるかはわからない。
とりあえず巨大種であるので、餌はそのポテンシャルを信じてガンガンやっている。あとはこの性格が続いて、もっとバリバリに色が乗ってくれると云うことはない。いずれは福島の奇友へ交配へ出すのだし。バーゲリークラスになると、もう喋れる人は多くないけれど、福島の人やら東京の何人か、神戸の人やら、キーパーソンとは繋がったしまぁこの世代ではここら辺が頭打ちかなとは思う。ほんとにみんな度を超した変態どもですよ。
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2013/06/19(水) 19:04:31 |
ボア・パイソン Boas and Pythons
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キマダラウミヘビ
Laticauda saintgironsi 撮影地;ニューカレドニア パイン島
そういえば、写真のウミヘビは関係ないですが、私のクロガシラウミヘビの写真が論文紹介に使用されました。
http://novataxa.blogspot.jp/2013/03/ecomorph-evolution-speciation-in.html
以下がその論文
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/mec.12291/abstract
"Recent rapid speciation and ecomorph divergence in Indo-Australian sea snakes.”
Kate L. Sanders, Arne R. Rasmussen, Mumpuni, Johan Elmberg, Anslem de Silva, Michael L. Guinea, Michael S. Y. Lee.
「Molecular Ecology」というかなり有名な雑誌で、著者の一人から私の写真を使用したい旨のメールがあったのですが、学生時代とても引用していた論文の著者だったので、非常に恐縮しながら対応しました、笑。第二著者であるRusmussen御大などウミヘビ研究では有名人です。
真性のウミヘビであるHydrophiidaeは爆発的に種分化したことが知られており、特に
Hydrophis は近年の適応放散によって急速に分化したとされ(Vimoksalehi&Keogh,2006)、その分化は多様な生態(主に採餌?)によって促進されることが予想されていました。そういった意味で本論文では、"Shrunken Heads of Sea Snakes(小頭系のウミヘビ)"系を中心に取り上げ形態と分子系統をリンクさせて議論がなされており、先の研究を多くサポートするものとなっているようです。
ウミヘビは実際へビ屋からもあまり注目されないグループでしたが、このように研究の余地がたくさんあり、また単純に種数が多いことで、趣味的にもふれあうには楽しいグループです。まぁ、飼育屋さんには基本的無縁のグループですが、ハペ屋的にもっと語られたらいいなぁと思います。
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2013/06/19(水) 16:17:44 |
ウミヘビ Sea snakes
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ヒロオビタテゴトヘビ
Trimorphodon tau メキシコの珍品。同属で比較的見かける(といってもそれも相当珍しいが)のは同地域からアメリカにまで分布している普通のタテゴトヘビ
Trimorphodon biscutatus で、このメキシコのタウは実際に流通しているのを見たのはこの個体が初めて。ここらへんの猫目のアメリカ変態ヘビは結構似ているのが多くて、知らないとネコメヘビ
Leptodeira とかとも間違って紹介されていたりする。
唯一無二のこのすばらしい斑紋パターンと色彩は、強いてあげるならばカパーヘッド
Agkistrodon contortrix が似ているか。同地域のガラガラなんかは割と騒がしい斑紋パターンなので、それは
biscutatus に譲っている感がある。無理矢理こじつけるとウィラードガラガラ
Crotalus willardi あたりか。
飼育に関してはほとんど難しいことはなく、マウスも普通に受け受けるし、暑さにも寒さにも強い印象。半砂漠みたいなとこに住んでいるヘビは落ち着けばほんとに丈夫だから助かる。存外繁殖も簡単そうだが、この手の常として一発入って終わりということが多く、ペアがなかなか揃わない。
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2013/06/16(日) 23:57:26 |
ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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ニシヤモリ
Gekko sp.
撮影地:長崎県平戸島
さて、九レプの翌日、いそいそと車を飛ばし長崎県は平戸島でニシヤモリ探し。
生体自体は以前研究室でキープされているものを1個体だけ見たが、体格的にニホンヤモリと比べて非常にがっしりしており、体表の大型鱗も密で、どちらかというとタレントラなどのカベヤモリを彷彿させた。その個体でも随分と驚いたものだが、実際のところその個体は亜成体のオスで、まだまだ完成途中ということが上の写真の個体を見てわかるように思い知らされた。
写真個体は特に大きな雌個体だが、ニホンヤモリと見間違うことはない程に特徴的である。巨大な体躯に荒々しい体表。密に入る斑紋パターンも魅力的で、完成型はこれほどまでに素晴らしいヤモリとなるのだ。写真では写っていないが腹面も鮮明な黄色を発色し、これまた白色のニホンヤモリとは一線を画く。
生息域では非常に個体密度が高く、主に海岸沿いの岸壁の隅間に群れるようにして潜んでいる。大局的に見ればニホンヤモリと同所的に分布はしているが、微環境で棲み分けがある様で、両種が混在して見られることはなかった。
ニホンヤモリが家住性のヤモリならば、ニシヤモリは海岸の岸壁ヤモリといったところで、なるほど生息環境の岩の上で見てみればいかに環境に適した外見なのか納得がいく。
強行突破で行った道程だが、この姿を見られただけでも行ってきたかいがあった。ちなみに今回はリンク先の「
Nyandfulな日々 」管理人さんが同行した旅で、氏の「ニシヤモリ見たいんです」発言がなかったら実現し得なかった。ここに微細ながら感謝の意を表す。
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2013/06/04(火) 23:22:25 |
ヤモリ Geckos
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アミメミズベトカゲ
Amphiglossus reticulatus 先日は博多駅で行われた九州レプタイルフェスタに参加。過去最大数のブース数で九州にはじめて来るショップ、久しぶりのショップと多くの出展があり一日中爬虫類漬け。
取りあえず、なにも買わないという毎年の決意は砂上の楼閣のように速攻で崩れ去り、写真の蜥蜴をサクッと買ってしまう。その昔ワーテルローテと呼ばれたマダガスカルに棲むウナギイヌの1種で、ツルっとヌルっとっぷリはアフリカ地域を代表する選抜選手といってもよかろう。幼いうちは写真の個体のようにあどけない顔をして、模様を取っ払って白黒にすればエルドラドギャリワスプになる。しかし、成熟して、それが雄ならばその頭部は著しく巨頭化し、巨頭蜥蜴フェチ(私)の溜飲を下げるのに些かの疑念を持たない蜥蜴となる。
まぁ、こいつは多分雌なんだけど、完全尾で美しい個体だったし、売ってた店のオーナー(ペポニの八木さん、笑)が2度見してしまうほどのお祭り価格だったんだけど。
こうした蜥蜴は写真でその魅力を引き出すのは中々難しいが、全体を写すと、そのヌメッとしたウナギイヌっぷりはうかがい知れる。このウナギイヌにはもう一種化けものがいて、その名もアストロラビィという。学名を書くとAmphiglossus astrolabi。種小名のアストロラビィは“bi”なので断じて“ヴィ”とは発音しない。まぁ、それはどうでも良いが、こいつは長さだけ見ればアミメより長くなる。ひそかに私はこの2種をアンフィグロッサス界のコモド・ハナブトと呼んでいるが、共感してくれるのはサーペントゴシックの管理人さんだけである。かの奇友は、遙か東北の地でアストロラビィの召喚にいそしんでいる。尤も、アストロの前にシュードアコンティアスなんて化けものも呼び寄せたがっているんだけど。
さて、こんなどうでもいいトカゲは置いといて、ちょいとイベントレポート。
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2013/06/03(月) 11:00:34 |
フィールド Herping
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