
ジムグリ
Euprepiophis conspicillatus 地に潜っている。
何もする気が無い時は、何も出来ん。折角夏なのだからもう少しやる気を出そう。
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- 2012/07/12(木) 00:59:17|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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チモールパイソン
Python timoriensis パイソンの世界でも細分化が目立つ。
Broghammerus属という聞きなれない属名は、あまり評判のよろしくない(Wüster
et. al.,2004参照 )オーストラリアのHoser(2004)によって提案された分類群であるが、遺伝的な解析の裏付け(Lesley
et.al., 2008)によって、支持されてはいる。従来
Broghammerus属に内包されるアミメニシキヘビP. reticulatus と本種はMcDowell(1975)やKluge(1993)によって、それらの姉妹群関係は指摘されていたものの、属への昇格は議論の残るところであった。
Hoser(2004)の論文を読むと分かると思うが、中々あのような内容では属レベルの議論で分類を進めるには、納得致しかねる部分も多いかもしれない。勿論、僕も分類屋としてはアマチュアもいいとこで、細かいロジックは分からないところは多いのだけれど、ただ、新しい分類群が規定されたからといって、すぐにそれに飛びつくような真似はしたくない。
と、まぁ分類学的なことはさておき、チモールパイソン。個体差か地域差かはわからんが、体前半部から中部にかけて入る斑紋はスペックル型とバンド型があるように思う。写真個体はストライプが入りややバンド型よりの中間型だが、日本で流通する個体に関してはスペックル型が多いように思う。個人的にはバンド型の方が好みなので、あまりスペックルが入っている奴は敬遠するが、流れとしてはバシバシにスペックルの方が人気が高いようだ。
ビバリウムガイドのエキスポかの記事で、チモールパイソンをタイプ(地域?)ごとに分けて殖やしているブリーダーがいるてなことを書かれていたが、あちらでもこうした細かな違いを楽しんでいる人がいるようで、趣味として健全だなぁと思う。実際チモールパイソンは小スンダ列島において五島くらいに分布しているので、多少は形質の差異があるかもしれない。そういうことを、背景も含めて議論し、楽しめるのがこの趣味の良さであると思う。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2012/07/04(水) 21:29:36|
- ボア・パイソン Boas and Pythons
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