Viridovipera stejnegeri stejnegeri撮影地:台湾 拉拉山
ぶっちゃけ、毒蛇というものは飼えるのならば飼ってみたい、というのは本心ですが、許可の取れる状況であっても親族や大事な人が同居するプライベートな環境ではそれらを置きたいとは思いません。自分が傷つくのはまだしも、周りが理不尽な被害を被るのは心痛みます。
なので、今の僕はひたすら野外に毒蛇を見に行きます。自然下の毒蛇は、誰のせいでもない、そこにいなければならない存在ですから。
(使用カメラ:OLYMOUS E-620)
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- 2011/03/30(水) 21:18:23|
- クサリヘビ Vipers
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パプアンパイソン
Apodora papuana なにげに飼育下の給餌写真は初めて載せる気がします。
野外で写真を撮るのが多い分、ペットとして飼っている個体のこういう生態的ショットを載せるのはな~んとなくですが、気が引けるんですよ。ただ、まぁ、喰っているラットが色つきですし、何よりお腹のサイドの鱗列が綺麗だなぁと思って載せました。
パプアンパイソンはドンドコ喰って、ムクムク大きくなるヘビです。少々頻尿なヘビなんで、すぐにペットシーツを交換しなきゃならんのが腹立ちますが、それ以外は大凡貶すとこの無い素敵なヘビですな。最もあまり褒めるところも無いようなヘビでもあるとは思いますが…
そういえば、本種はたまにアタックかましてくる個体もいるわけですが、その攻撃の遅いこと遅いこと。捕食なんかに関しても多分普通のパイソンがかますアタックのスピードとは比べ物にならないくらい遅いように思えます。遅いヘビなのです。
なんとなく、その要因として、このヘビがいる島ではアメジストパイソンやらアルバーティスパイソン、グリーンパイソンにベーレンパイソンとパイソン界のスペシャリスト達が同席しているわけです。そんな連中にはハナから勝てないわけで、それだったらそいつらを食うべぇと怠惰大食的大銀河思考で、パイソンには珍しいイカモノ喰い資質が培われてきたのだと思うのです。
異論こもごもでしょうが、おいどんはそう信じています。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2011/03/29(火) 23:07:41|
- ボア・パイソン Boas and Pythons
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Rhinolophus formosae撮影地:台湾東部・花蓮
ヨウさんの案内で洞窟へ蝙蝠を見に行く。入口は人口のトンネルのようなものがあって、奥に行けば自然の洞穴になっていた。入口付近ではこの
Rhinolophus formosae がチイチイとぶら下がり、奥に行けばもう1種の小型蝙蝠がまるでイトミミズのようにウゾウゾと群れていた。


ちょうど旅行中、ダン・シモンズの「夜の子供たち」を読んでいたので、なんとなくそういうイメージになった。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2011/03/27(日) 18:43:44|
- 哺乳類 Mammals
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Viridovipera stejnegeri stejnegeri撮影地:台湾 拉拉山
台湾より無事に帰ってきました。2日間クソクソ寒い日が続きましたが、ものはそれなりに観られました。また、台湾師範大学のMr.Youと林思民助理教授および同ラボの学生さんたちには大変お世話になりました。重ねてお礼申し上げます。
Me.Youのブログは以下のリンクで見ることが出来ます。多くの美しい台湾の爬虫両生類の写真がアップされています。また、沖縄や京都など、日本各地にも訪れております。外国人から見たフィールドの姿というのも中々興味深いものです。
http://chungweiyou.pixnet.net/blog
アオハブは台湾ではかなりありふれた毒蛇で、まぁそこらにいます。適当に集めて枝に絡ませて遊んでみました。なんだかフランス人が取る写真っポイですね。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2011/03/26(土) 06:24:15|
- クサリヘビ Vipers
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ミケヘビ
Spalerosophis atriceps 幼蛇のうちは他の
Spalerosophisと同様、ブロッチ模様がありますが、成長に伴い模様が消失し、黒いブチブチ模様が出てきます。その様態が三毛猫のように見え、ミケヘビの和名があります。こういう粋な日本名を付けられると無駄に手にしてくなってきますね。
関東や東北に住んでいる知り合いとは大体連絡が取れ、無事を確認いたしました。リンク先のSerpent Gothique の管理人さんとも先日電話でお話しし、何とか生体たちも無事なようです。ただ、今だ余震が続き、原発の事故についても予断を許さない状況であり、被災地の皆様の不安を思うと心が痛みます。
さて、そんな中ですが、僕は19日から台湾に行ってまいります。今回は幻想熱帯雨林の管理人さんと去年の沖縄旅行ぶりの二人旅です。管理人さんとはだいぶ前から計画しておりましたが、今回の震災で東京在住の管理人さんは果たして大丈夫だろうかと心配していました。しかし、先日「行きますよ!たとえ成田が飛ばなくても、その日のうちに関空までいって飛行機とります」と電話口ではりきっておりましたので、まぁそんな感じです。また、今回は台湾の知り合いの方がフィールドをいろいろと案内してくれるらしいので、かなり良い結果が期待できそうです(ちょっと寒そうなのが心配ですが)。面白い結果になればクリーパー誌に執筆しようと思います。普段明かされない相原氏の奇人っぷりを暴露したいと思います。
(使用カメラ:OLYMOUS E-620)
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- 2011/03/17(木) 11:22:58|
- ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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クロボシウミヘビ
Hydrophis ornatus maresinensis撮影地:沖縄本島


日本に分布する
Hydrophis の中でも一際穏やかで、表裏の無さそうな表情を持つ.
然し、その性質は狂犬とも呼び表わされるほど、荒く、猛々しい.感情を純粋に吐露する性質故、澄んだ瞳をしているのかもしれない.
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2011/03/14(月) 23:55:20|
- ウミヘビ Sea snakes
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グリーンイグアナ
Iguana iguana 東京では東北圏の電力不足に対応して、一時的に地域ごとに停電の処置が取られているようです。この時期の停電は、熱帯域の爬虫両生類を飼育している方々にとって、文字通り生体の死活問題となります。現在多くの対応策がネット上に配布されています。
クリーパーで主にカメ類の記事を執筆されている安川雄一郎さんの保温に関する文章が配布されましたのでご紹介します。飼育動物の保温対策にお役立てください。
以下転用
代謝熱で自分の体温を上げることができる内温性の哺乳類・鳥類と異なり,爬虫類は外部の自分より体温の高い動物から熱をもらって生活する外温性の動物です.また,周囲の水温や気温と体温があまり変わらない魚や両生類と異なり,爬虫類は活発な活動(特に消化)には,夏場等の高温時を除き,気温や周辺の環境温より高い体温が必要となります.そのため,気温が低い状態では,爬虫類の活動性維持(場合によっては生命維持にも)には,外部に熱源を必要とします.
停電時の生物用の保温器具として使い捨てカイロはかなり有効ですが,上記の特性により,使い捨てカイロは保温を必要とする爬虫類にとって,非常に有用な存在です.カイロが使用できない場合,湯を入れたペットボトルやそれに類する容器等も使用できます.ただし,それらの使用時に,爬虫類等が上に乗りっぱなしになると,低温火傷のおそれがあります.使い捨てカイロを2つ重ねて(大きなものを2つ折にする方法もあり)新聞紙で半~3枚程度(カイロのサイズによる.ミニサイズ半~1枚,レギュラーサイズ1~2枚,ラージサイズ2~3枚)で固く包む(可能ならガムテープ等でしっかり止める.中に入り込もうとして出られなくなるのを防ぐことと,ガムテープがはがれ爬虫類に絡み付かないように気をつける)と,鉄の酸化を利用したカイロ自体の発熱は抑えられ,有効時間がかなり延びます.湯を入れた容器についても,タオルで包んで紙袋やビニール袋に入れる等の方法で,表面温度を下げると同時に有効時間を延ばして下さい.
温度については,しばらく無風の場所に置いて(箱の中等に入れるのが簡便)から触り,わずかに暖かく感じる体温程度の温度がよいと思いますが,手で触れてかなり暖かく感じる場合は,新聞紙等の枚数をを増やしてもよいでしょう.温度をを何度にするかは,緊急の場合ですので,そこまで神経質にならなくてもよいです.温度や製品にもよりますが,2~3倍程度長く使用できます.新聞紙がない場合は,カラー印刷の光沢紙等では通風の確保が難しいですが,コピー用紙等比較的薄い紙質,キッチンペーパー等ある程度通風のある上部な紙であれば代用できます.紙の厚さや包み方は触って温度を確かめながら適宜変更して下さい.
爬虫類が,温度低下時にカイロ等の上に自由に乗れるか,接触できる状態にすることが効果的です.常時接触して逃げ場のない状態では,やはり低温火傷の危険があります.念のため,同じ大きさのカイロに対して,包む新聞紙の枚数を変化させると,交換できない状態で同時に発熱しなくなることが防げます.ただし,数を使い過ぎて,換気不足により低酸素状態にならないようにしましょう.使い捨てカイロは鉄が空気中の酸素で酸化(錆ができるのと同様の化学変化)することで,発熱するので,有毒なガス等は発生しませんが,酸素を消費します.上記の方法は紙で包むことで酸素の供給を下げているわけですが,完全な密閉状態の使用は酸欠の恐れもあり,危険です.
爬虫類をプラケース等に収納している場合は,すきま風対策が重要になります.可能な限り生体に直接風が当たらないようにしましょう.ケージに開口部がある場合は,その部分に新聞紙を貼るのも有効です.カイロ自体まだ使用できる状態で,一時的に使用を停止したい場合は,チャック付きのビニール袋等に入れて,空気を遮断(中の空気を最大限,外にしぼり出した状態で口を閉じる.チャックつき以外でも口を閉じれば同様の効果あり)
低温の空気は爬虫類に悪影響がある場合もありますが,本来外温性で,体温自体が変化する動物なので,接触する温かなものがあれば,急な温度変化以外にはかなり耐えられます.ただし,餌を食べた状態では消化不良が危険ですので,餌は保温状態が当分確保できる状態以外では,水は与えても,餌は与えないほうが賢明です.爬虫類は水さえあれば数週から,長いものでは数ヶ月もの絶食に耐える動物ですし,特に大型の個体程,その傾向が強いです.本来冬眠する種,ボールパイソン等の長期の休眠や夏眠を行う種でも.温度を下げれば絶食への耐性が強まる傾向があります.これに,静かで,照明を落とした,変化の少ない環境を与えることで,温度以外のストレスによる消耗をある程度まで抑えることができます.
さらに,温度を低めに維持すれば,代謝によるエネルギーロスが抑えられます.爬虫類は消化に外部からのかなりの熱エネルギーを必要とします.動かずに呼吸しているだけで消費される基礎代謝も,温度が高い程高くなってしまいます.また,無闇に高温の状態を維持した場合(相対湿度の低下につながり),絶食による消耗や,給水不足や蒸泄(陸上動物は呼吸するだけで,呼気中に水蒸気の形で水分を失います)による脱水の影響を受けやすいです.また,排泄物の量を減らすことは,自家中毒や病気の媒介等を防ぐ意味でも効果的です.
その意味では,温度低下や乾燥を抑え,温度変化やケージ内を暗くする目的で,ケージを発泡スチロール容器や段ボール箱,衣装ケース等の樹脂製容器等に入れたり,紙で包むのも効果的です.プラケースの場合,蓋と本体の間に新聞紙のような薄い紙,キッチンペーパー,カブトムシ・クワガタムシ用のコバエ侵入防止シート等を1枚咬ませるだけでも保温や乾燥防止効果は違ってきます.また,風邪に直接あたる場所に置くことも可能な限り避けましょう.ただし,保温し過ぎによる熱死,通風不足による蒸れや窒息等には注意しましょう.
こういった方法は,陸棲のカメ,トカゲ類,ヘビ類,ミミズトカゲ類等で効果的ですが,多くの半水棲のカメ類,ワニ類,有鱗類についても,熱源を感知してそちらにどうする能力があるので有用です.これらは陸棲種に比べて乾燥に弱いケースもありますが,水を切った状態で陸上で管理し,給水や乾燥し過ぎの場合,皮膚を時々濡らすことで対応可能です.濡れた布や新聞紙等が湿度維持に効果があります.破られない状態であれば,濡らしたペットシーツ等の役に立ちます.
ただし,完全な水棲種(ウミガメやウミヘビ,ヤスリヘビ)等の上陸しての日光浴を行わないか,滅多に行わない種に関しては,空気中の熱源を感知できないケースがあります.こうしたものは,熱源を与えるのでなく,内部の空気の温度を全体に高めた箱の中等に移して,二重の容器で外箱と内箱の間にカイロ等(他に熱源がないなら湯を入れたペットボトル等の容器を)を貼って,やや低温(20℃前後でしょうか)で,かつ乾燥も蒸れもしない状態で管理するのがよいと思います.
こうした方法は,比較的低温に弱い熱帯性の両生類(水棲種を除く)にも有用です.温帯性,冷帯性,寒帯性の両生類についてはむしろ保温はしないほうがよいででしょう.熱帯性の水棲の両生類については,熱帯魚の管理に準ずるかと思いますが,高圧酸素と水でビニール袋にパッキングした場合,肺呼吸する一部の熱帯魚,ポリプテルス,肺魚,スネークヘッド等と同様,あまり高い酸素分圧にすると異常を来す場合もあります.空気で予め膨らませた状態から酸素を入れる等の手法が予防になる場合もあります.
文責
安川雄一郎(カメ研究者,動物学者)
日本爬虫両棲類学会会員,理学博士(動物学専攻)
クリーパー執筆者兼編集委員
IUCN/SSC Tortoise and Freshwater Turtles Specialist Group メンバー
トレンパー海賊団見習い
記事を読んでくださった皆様と飼育動物の無事をお祈り申し上げます。
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- 2011/03/14(月) 08:07:23|
- トカゲ Lizards
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現在、日本は大変な事態に陥っています。
東北、関東圏の人たちの現状を考えると、非常に胸が痛みます。自然が引き起こす事象は時に理不尽に人々に襲い掛かります。私も、数年前福岡を襲った大地震に見舞われました。
そんな時、人は絶望や無力感に襲われます。それでも、我々は生きなければなりません。生きて、新しい活路を見時出さなけらばなりません。
そんな時、私には爬虫両生類の飼育・観察という趣味がありました。私の興味の対象は脱皮という行為を行います。如何に傷つこうが、弱ろうが、彼らは脱皮によって前進し、再生しようとします。古傷は無くなりませんが、脱皮により新たな生きる方向性を形作ります。再生とはリセットではなく、過去を背負い込んでの前進です。
被災者の皆様は大変でしょうが、何とか自分の中で再生の道筋を見出し、力強く生きていかれることを祈っています。
田原義太慶
テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真
- 2011/03/13(日) 21:55:22|
- コブラ Elapidae
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ヒョウモントカゲモドキ
Eublepharis macularius原産国:パキスタン・アフガニスタン等
ヒョウモンのヒョウモンとは文字通り「豹紋」なのです。最近は品種に押されて、この豹紋を持ったヒョウモントカゲモドキを殆ど見ることができなくなってしまいました。写真の個体はだいぶ前にワイルドで購入したもので、プロポーションも相まって非常にネコ科っぽいですね。ハチジョウダカラみたい、とか言わないでください。豹ですよ、豹。

こうして見ると、かわいいという印象より妖艶という感じですね。
(使用カメラ:OLYMPOUS E-620)
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- 2011/03/01(火) 17:00:47|
- トカゲモドキ Eyelash Geckos
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