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Groveling things

爬虫類やらその他のイキモノ

苔的な色彩が入るとなんかそれっぽくて良くないですか

イシカワガエル

イシカワガエル Odorrana ishikawae
てんねんきねんぶつー
撮影地: 沖縄本島 国頭村

 めりくり!滝クリ!

 ピンガとかテキーラとかウォッカに慣れてきたのに、ワインでは何故かくも酔うのか。

 まだ頑張りますがねぇ。

(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/25(土) 20:53:47|
  2. カエル Frogs
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路上図

クロイワトカゲモドキ

クロイワトカゲモドキ
※ 沖縄県指定天然記念物
撮影地:沖縄島 国頭村

ああ、やんばるにいきたい。

 最近ちょこちょこと撮った写真が使われております。自分だけのオリジナルを出すのが目標ですが
まあ、地道にコツコツと。来年はアメリカのとある大学出版から出るアフリカのヘビの本にサンカクヘビ数点が使われる予定です。あちらもそう多くサンカクヘビの写真を持っていないようで、そういうのがちょいと手に入る日本はすごいなぁと思います。

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/23(木) 23:14:45|
  2. トカゲモドキ Eyelash Geckos
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蘭猥爛

パフィオペディルム達 Paphiopedilum
Paphiopedilum

 割と蘭が好きなんですよ。蘭って言っても色々ありますが、僕はパフィオペディルムの悪趣味全開のものが好きです。爬虫類だと原種や、地味な色彩のものを好むんですが、蘭についてはまぁ、ほとんど知らないので、こうまず見た目から入っちまいますね。

 蘭については、昔エリック・ハンセンの「ラン熱中症 愛しすぎる人たち」を読んで「蘭の世界も面白いなぁ」と素直に感想を持って、というか、この著者の蘭を取り巻く人の描写や考え方が非常に中立的かつウィットに富んでいて、読み物としても非常に面白かったので蘭の世界に好感を持ちました。本書は、保護区内でのほとんど密の蘭ハンターやそれを援助する愛好家、はたまた不当に蘭を押収する保護局や、きちんとした意見を持った研究者などなど、かなり広い分野で一つの花と言う対象を様々な人が取り巻いて、あまりそうしたものに興味のない人たちでも「なんだなんだ、これは何かあるんじゃなかろうか」という好奇心を持たせることに成功した興味深いノンフィクションでしょう。単に蘭愛好家を俗的な強奪者に仕立て上げないで、それぞれが魅力的な人物として、いかにそういう人たちを蘭という花が惑わしていったかをわくわくと読み進めさせながら、時には視点を読み手に立ち返らせる点ではノンフィクションの読み物として一流だと思います。例えば、蘭品評会での様子を半分悪意をもって(?)、そして茶目っけたっぷりに蘭を批評する人たちを批評する描写は、面白いながらも、実際爬虫類に対し普段どーだこーだ言っている僕のような趣味者にとってふと我が身を省らせる風刺に富んでいたりします。
 この他蘭売買についてはスーザン・オーリアンの「蘭に魅せられた男」も、自身が先の著者と同様蘭の自生地に大変な目に遭いながら赴き、蘭を取り巻く人々をこれも面白く興味深く描写する視点は魅力的です。フィールド好きならば唐澤耕司の「世界ラン紀行」なども、現地の写真と情景を連想させる文章の表現で、外に蘭を見に行くモチベーションを上げてくれることでしょう。かのH・G・ウェルズの「珍しい蘭の花が咲く」なんてのも博物学的怪奇趣味浪漫を後押しする上で良い読みものかもしれません。

Paphiopedilum

 と、まぁ、ちょっとあるだけでも蘭の世界は魅力的なわけです。でもって、導入の書が「ラン熱中症」だったわけですし、珍妙な生物が好きな気質ですからパフィオペディルムには心奪われました。食虫植物でもないのに、ハンマーオーキッドのように昆虫をだますわけでもないのに、この奇々怪々な花の形状!特にパフィオペディルム・サンデリアヌムには誰しもが感嘆することでしょう。

Paphiopedilum
 こんなのとか、ちょっとなんて書いたらいいか困るくらいの花弁を持つものもある様です。

Paphiopedilum
 アツモリソウ的なのとか(P. micranthumかな?)

Paphiopedilum
 割とオーソドックスですが、花弁の斑がすさまじいのとか(Paphiopedilum callosum?)

Paphiopedilum

 そして、うわっコレはスゲーなぁ、と思っていたのが多分 Paphiopedilum rothschildianum であったり。

 まぁ、結局のところ蘭に関してはドの素人に過ぎんのですが、機会があればこれらにも注目して行きたいなzぁとは思っています。ただ、現在ではほとんどのパフィオの現生種がサイテスで取引に制限がかけられ、規制の対象になっているようです。爬虫類では僕は比較的こうした保護種に関しては厳しい見方を持っているらしい(知人に言われる)ので、蘭でもやはり野生生物なのですから、ただ「きれー」とか「めずらしー」だけで扱わないようにしないといけませんね。
 最もそうした保護一辺倒の考え方ではバランスが悪いですし、そのために先の紹介した読みものがあるわけです。

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/15(水) 22:25:23|
  2. 未分類
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クメジマハイの顔

クメジマハイ

クメジマハイ Sinomicrurus japonicus takarai
撮影地:久米島

 中々クメジマハイの横顔アップってないんじゃないでしょうかね。

 コブラ科のヘビは基本的にかわゆい顔をしています。眼がまんまるですし、顔つきもまるっこいので、何となくお友達になれそうですが、やはりナミヘビにはないどこか「殺す」という意識が垣間見えるような気もします。

 クメジマハイを撮ったので、日本の陸棲コブラはコンプリートで、あとはウミヘビもマダラウミヘビで上がりです。その他は、キクザトサワヘビ、ミヤラヒメヘビ、ダンジョヒバカリ、そして何故だか本土のタカチホを撮影出来ていません。前々から言っていたweb図鑑は、これらの種類を除いて、ほぼ写真のページは完成なんですが、こう解説のところが遅々として…進んではいます、汗。分布・分類・形態・生態・その他と5つのセクションに分けて書いているんですが、きちんと文献当たって書きすすめて行くことの大変さですよ。パーッと書くだけなら2日もあれば書けそうですが、やはりきちんとした文献をバックして作っていきたいので、思ったより時間がかかっています。

 「今年中には…」とか知人に入っていたんですが、もうあと1カ月もないっすね!

 こりゃ大変だ!と思ったら、幻想熱帯雨林の管理人さんから「年度って言葉がありますよ」と言われ「あぁこの人はなんて素敵な言葉を知っているのだろう」と感動した次第であります。というわけで本年度には完成させる予定であります。

(使用カメラ:OLYMPUS E-620)

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/14(火) 00:20:26|
  2. コブラ Elapidae
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肖像

マダラトカゲモドキ

マダラトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae orientalis
※ 沖縄県指定天然記念物
撮影地 : 渡嘉敷島

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/13(月) 22:37:33|
  2. トカゲモドキ Eyelash Geckos
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ペットとして

アルバーティスパイソン

アルバーティスパイソン Leiopython albertisii

 最近は、あまり飼育動物というものを撮らなくなった。新たな個体を導入した場合、記事用や図鑑用に撮影することは多いのだけれど、果たしてペット(愛玩動物)としてそれらを撮影しているか?と問われれば、否となる。勿論、その種や個体が映えるように写し、他人の共感を得られるものを撮って出すというのは、こうした生き物の撮影をする者の基本的な義務であると思うが、それを発する動機の中にはペット的な視点というのが最近では非常に希薄であることを意識している。

 それ故、私は飼っている生き物を「ペット」と呼ぶ事が少ないし、冒頭でも記しているように飼育動物としている方が、意識と行為の距離感がない。しかし、ここでそもそも爬虫類のような家畜として飼養されているわけでもない動物をペットとして見る時点で、また一つの議論の余地があるが、今回は爬虫類もペット足りうる存在として話を進めて行く。

 ペットと飼育動物の差異は何かと考えてみると、非常にあいまいで定義しにくい要素だが「愛情」の介入ということになろう。「ペットは愛情と責任を持って飼育しましょう」とかいう標語もあったくらいなので、それはそうとして捉えよう。まぁ、愛は責任を伴うものなのです。
 飼育して行く上で、あるレスポンス(ペットの場合、馴れるとか)が無ければ、飼育は苦痛で、当人にとって途端に無意味な惰性的行為になり下がってしまうだろう。レスポンスを等価に保つモチベーションがペットの場合愛情である。愛情をかければ馴れてくれ、またそれが行動心理学でいうところの正の強化になり飼育の継続につながる。では、飼育動物とした場合レスとなるのは何なのか?
 それは好奇心に尽きるだろう。好奇心と愛情の違いは何だろう?と考えてみると、これもまた厄介な問題ではあるが、やはりこれは飼育する生き物をペットとして見るか飼育動物として見るかという点に帰ってきてしまう。

 ペットの場合、その動物の個性を重んじることだろう。この子はこれをやると喜ぶとか、私の顔や行動に反応するとか、その動物が所属する種を超えてこちらにレスポンスしてくる(もしくはそう見える)ことに価値観を見いだすことだ。一方、飼育動物の場合、その個体を通じてその種がもつ背景を模索してみようという意識がある。

 例えば、今回アップしたアルバーティスパイソンも最初はペット的な動機で購入した。まぁ、カッコイイヘビではある。しかし、ペットとしてのヘビ、ではなく野生動物としての視点が加わってくると、そもそもの情報量が野生動物として見た方が多いので、好奇心が占めるウェイトがどうしても大きくなってしまう。そうなると、ある程度飼育年数が進んだものは、いくつか象徴的なカットを撮れば、おのずと室内での撮影というのはマンネリとしてくるし、あまり撮る意味が見出せなくなってしまう。
 そのうち飼育にも飽きが…と来そうだが、それでも飼ってるところを見ると惰性的だが愛情というものも一部にはあるのだろう。大体本種の場合は買ってきた経緯というのが愛情であっただろうし、笑。

 そうなると最近購入する生き物の多くが愛情由来ではないことに気付き、「写真が撮りたいだけ」とか「現物を手に取ってみたいだけ」とかいうことになる。餌を食べるシーンなんかも見ては見たいので、とりあえず飼育したりもするが、大抵は他の大事そうに飼ってくれる人に回すか、標本にしたりする。なので、最近「ペット何か飼ってるんですか?」とか聞かれても「アルバーティスくらい?」とか答えてしまう。や、あとはパプアンパイソンは抱き蛇としてペット的に買ったので(アルバーティスだとちと小さい)、この2種が私の飼っている「ペット」であろう。

アルバーティスパイソン

 とまぁ、そうしてみてみると、成程可愛らしいし、飼育する原動力が愛情でも別にいいかなぁと思ってくる。最も、アルバーティスパイソンはちょっと前に複数新種記載があったタクソンだし(過去記事参照→http://adashinoren.blog95.fc2.com/blog-entry-200.html)、そういう意味で同属他種のものが見てみたい!とりあえず欲しい!という好奇心がかなりのウェイトを占めているというのも事実である。

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/09(木) 20:59:39|
  2. アルバーティスパイソン Leiopython
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待ちぼうけ

ヒメハブ

ヒメハブ Ovophis okinavensis
撮影地:沖縄島 北部

 分類学的に、その位置がすごく揺れているヒメハブ。ヤマハブ Ovophis属から移動するのはいつの日か。待ちぼうけていればそのうちすっきりするのでしょう。

(使用カメラ:LUMIX DMC-FZ50)

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/09(木) 15:59:05|
  2. クサリヘビ Vipers
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まぁ、単なる青大将です。

青大将

アオダイショウ Elaphe climacophra

 最近室内撮りが無いじゃないですか。それは、こう「生き物は野外の姿が美しい!」とか言ってごまかしてるんですが、ぶっちゃけ以前の室内撮影に使っていたスタンドライトがブガゲー!って壊れてしまったのですよ。

 あと、デジいち使ってると、やはり暗い中での撮影は困難なんですよね。素晴らしきコンデジFZ50なら、赤い補助光で勝手にピン合わせてくれるんですが、このE-620の野郎はそうした努力のかけらもやりゃしない。少しでも光量が足りないと「僕写せませーん、バァーブゥー!」って拒否るんで、マニュアルでピンは合わせるんですが、これも外で撮ることに比べたら、なんだか室内でやるとめんどくさいんですよねぇ。

 しかし、そろそろなんか考えないとです。撮らなきゃいけんものもありますし、撮りたい欲が消失しているようで、溜まってきてますから、どげんかします。

(使用カメラ:OLYMPUS E620)

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/07(火) 18:02:42|
  2. ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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Skull's bark

ニホンイノシシ Sus scrofa leucomystax
福岡県産

ニホンイノシシ


ニホンイノシシ

 福岡に帰ってから、野外で最もよく見かける哺乳類がニホンイノシシである。沖縄にいた頃もリュウキュウイノシシにはよく出会っていたし、奄美大島では未舗装道を通過する群れを見た。

 ありふれた動物であるし、写真を撮ろうと近づいても逃げるばかりで、あまり危険視していなかったが、この頭骨の牙を触ってからは、少し意識が改まった。しかし、個人的にこの頭骨は欲しいので、やはり近づいてしまうかもしれない。

協力:福大付属大濠高等学校 生物部


(使用カメラ:OLYMPUS E-620)

テーマ:生き物の写真 - ジャンル:写真

  1. 2010/12/02(木) 15:49:21|
  2. 哺乳類 Mammals
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プロフィール

アダシノレン

Author:アダシノレン
ノーダリニッチ島へ

修士[理学]


Mail : アルファベット小文字で,b.candidus@gmail.com



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写真の無断使用された場合、使用料を別途請求いたします。


使用カメラ : LUMIX DMC-FZ50
      : OLYMPUS E-620
: OLYMPUS E-3

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