
サバンナサンカクヘビ
Mehelya capensis unicolor ドストレート過ぎて、何となく避けていたサンカクヘビ.実際に手に取ると、やはりあんまり愛着がわかない.まぁ、ある疑問からここらに手を出してみたのだけれど、難解だったり、奇怪だったり.東南アジア系のよくわからんヘビの「よくわからんさ」が最近ある程度つかめてきたのに、このアフリカの奇妙なヘビは別種の「よくわからんさ」があって、中々掴みにくい.よくわからんくせに、写真撮ろうと思っていたキャンディケイン食ったりするので、もうどげんしていいかもわからん.
よくわからない日記ですが、このヘビはそうしたよくわからんものなのです。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2010/10/30(土) 20:57:50|
- ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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ナノハナハブ
Protobothrops jerdonii撮影地:香港
色々弱っていたり、忙しかったり、ダラダラしてたり・・・
久々に更新ですが、あんまり書く気力がないのでさわりだけということで、ナノハナハブ。かなり珍しいハブです。綺麗です。でも毒蛇なので飼育は出来ません。これは香港で購入して、現地で〆ました。まぁ、標本で欲しかったのでそれでいいのです。そうしたアプローチの仕方もアリだと思います。ナノハナハブについてはまたいずれ。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620 )
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- 2010/10/28(木) 22:26:19|
- クサリヘビ Vipers
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アマミタカチホ
Achalinus werneri撮影地:沖縄本島 中部
明日は、はろうぃんぱーてぃーらしいです。なんとなくハロウィンっぽいヘビを。
何か仮装しなければいけないのだろうか、と思っていたらハロウィンって10月31日じゃん。明日変なかっこしてたら、ただの変なかっこの人じゃん。
(使用カメラ:LUMIX DMC-FZ50)
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- 2010/10/17(日) 19:15:07|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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シマヘビ 黒化型
Elaphe quadrivirgata 久しぶりにカラスヘビを見たけれど、この雅さはジムグリを超えたかも。漆黒の体躯に雪のような白化粧。丸みを帯びたその顔つき故に、黒化した際に通常の目つきの悪さを消し、凛として清楚な面持ちに。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2010/10/15(金) 21:32:02|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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ヤマカガシ
Rhabdophis tigrinus tigrinus撮影地:佐賀県、三瀬
このわたには日本酒、ピンガにはタンバッキーと言うように、清流には蛇です。この場合、ヤマカガシかマムシが合うと思います。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2010/10/12(火) 21:31:36|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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ニホンマムシ
なんだか今年は国際生物多様性年らしいです。生物多様性なんて常々大事、とうか、それなきゃ僕ら生きていけないよぅと無意識に思うもんなんですが、最近はそういう意識が希薄で、わざわざそうした標語を掲げて見かけだけでもアピールしていく必要があります。
生態系というのは養老孟司氏が言うところの「システム」です。千石先生も、地球の生態系を飛行中の飛行機と表現することがあります。生物多様性というのはこのシステムを構築するひとつひとつの部品を指します。飛行機の例でいえば、ネジ1本を無くしたところで、飛行には影響ないでしょう。しかし、それが2本、3本、数百本…と無くしていけばどうなるか。さらに、そのネジというのは、無くしてしまってからは今の我々には復元不可能な代物でもあります。それ故、生物多様性というのは、とりあえず、無意識的にも自衛本能として大事ではないかと意識するものでしょう。
しかし、このシステムばかり声高に語っても、あんまり魅力は無いように思えます。生態系大事!生物多様性守ろー!と叫ぶより、この生き物素敵!とアピールする方がより印象は強いでしょう。そもそもツールを知らずにシステムだけ語られても、どこかそれを語る人の言葉は空疎に感じるはずです。
自然保護を叫ぶ人は最近老若男女すべてに多いと思いますが、たとえば自然保護活動をしている人に生き物の話を振っても、概観だけのどこかで見てきたような、一般化されたつまらない話だけされるとこが多いように感じます。それは生物系の大学の自然保護系のサークルの人たちも然りで、そういう人たちは生き物好きというか活動好きなだけな場合が多いようです。
それよりか、自然から生き物を搾取する様な生物屋の方が生物多様性の本質や、即自的にその消失に危機感を覚えることが多いと思います。生き物を採集することに顔をしかめることが多いのが今日です。さらに昆虫標本のように殺すのを前提とした捕獲は、虫を殺すことが半ば仕事みたいな年代の小学校などでも歓迎されないとも聞きます。これはちょっと狂気の沙汰です。生き物を捕まえ、飼い、殺し、調べることで生物多様性の芽というものは培われて行くと思います。勿論過剰すぎる捕獲や商業目的全面の生物の利用は控えなけらばならないものですが、それ以前に自然観察が文字通り「観察=見るだけ」という風潮は生物多様性の意識を低下させるだけのような気がします。
また、自然保護思想の強い人でも、写真のような毒蛇が身近にいることを快く思う人はあまり多くないでしょう。自然は別に心やさしい、癒しの存在ではありません。森に行けば虫に刺され、海に行けば毒生物に気を遣わなければなりません。それら危険や厄介な要素を排した自然はも最早自然ではなく、単に自然物を使ったディズニーランドでしょう。危険や美しさ、様々な存在の多様性こそが自然であり、生物多様性の意味であると思います。
生物多様性の大事さを解く人は増えて行くかと思いますが、その言葉の根底には生物種からの背景があるか、それともシステムだけを語っているのか、それを見極める必要があるでしょう。
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- 2010/10/11(月) 21:16:28|
- クサリヘビ Vipers
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シロオビオオカミヘビ
Lycodon subcinctus sealeiマレーシア産
The Reptile Database が復活してる。なんかちょっとだけ派手になった?笑
最近記載されたオオカミヘビ達
Lycodon も丁寧に載っていて、やはりあると便利です。だいぶ某輸入屋と某ショップの陰謀でオオカミヘビが集まり、未記載種でしょうねぇと思っていたものも去年ポコポコ記載されて、それでもやっぱり良くわからんのがいるあたり、まだまだこのグループは面白いです。
で、写真のシロオビオオカミヘビ。単純にかっこいいですよ。この角度と顔つきですと猛毒種でモデル種のアマガサヘビとのジャッジが厳しいんですが、そのあやふやな危なさが僕を魅了します。別にこの蛇自体は無毒なんですが、咬まれるとやはりアマガサヘビを彷彿させるのでドキッとします。中々ここらへんのドキドキ感は理解してもらえないんですが、インドネシアとかマレーシアにフィールドワークに行ってる人に話すと理解されます。とりあえず、白黒って危険で、そのまんま葬式信号なんですね。関係ないですが、シロマダラが墓場蛇って呼ばれるのも葬儀を連想させる白黒模様だからでしょうかね。とまれ、バンドパターンは危険を連想させます。
こんな蛇ばっかすきなんで、デザバンのカリキンをホイと出しても警戒されることがあります、笑。

このヘビは成長すると一部分を残して、写真のように黒くなります。若い頃はきちんと尾部まで白黒のアマガサヘビ擬態パターンを持っているんですが、成長とともに消失するようです。このヘビが生息する地域には他にも何種類か白黒バンドを持つ近縁種がおり、それぞれ幼蛇の頃は皆似たような白黒バンドですが、成長に伴い何らかの変化をして成蛇ではまったく異なるパターンを示すことが多いように思えます。同所的に生息するヘビたちのこうしたお互いへの配慮というか、まぁ進化的戦略を垣間見られる様な気がして、そういう意味でも僕はこのグループのヘビたちが好きです。
願わくば、雌雄揃うことを…幼蛇見たいですからね。このグループは圧倒的に雄が多くて、ペアが揃わんのです。ただ、写真の個体は雌なので雄来ないかなぁと期待して待ってます。
あ、そういえば今日の「飛び出せ!科学くん」でグリーンマンバとかヤブコノミ、そして
Naja ashei たんが出てましたねぇ。あれは凄い。毒蛇の映像見ると笑いがこぼれる僕ですが、今日は久々に笑いました。あぁ、コブラ探しに行きたい。
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- 2010/10/09(土) 22:15:38|
- Dinodon/Lycodon
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ビブロンゲッコー
Chondrodactylus bibronii 属名で気づかれる方もいると思いますが、ビブロンゲッコーは最近かのグローブヤモリ
Chondrodactylus angulifer と同属に置かれる様です。確かにタイガーゲッコー
Pachydactylus tigrinus とかのぱっちーと比べると異質ですもんねぇ。ちゃんと論文読まなきゃですが、今日はもうおねむなのです。
久々に飼育種を載せるなぁ。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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- 2010/10/08(金) 00:52:24|
- ヤモリ Geckos
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マダラトカゲモドキ
Goniurosaurus kuroiwae orientalis※ 沖縄県指定天然記念物撮影地 : 渡嘉敷島
もう最近日記のタイトルを長く付けるのがマイブームです。の割には内容が無かったりするんですが、そこは写真ブログと割り切って、僕も皆様にもあきらめてもらいたいと思うわけです。別にこの写真も自然保護とかを啓蒙 しているわけじゃないですからね。「Yoshimi Battles The Pink Robots を日本語ヴァージョンで聞く日々の日記」とかでもいいわけです。
まぁ、渡嘉敷島でハブが出なくて、久々にフルスロットルで沢登りしたのに、モドキはようけ出るけどハブは出なかった暁の写真です。ヘビって運で出会うことの方が多いですからね。それ故のヒット感は爬虫類の中でも随一だと思います。キングコブラに会いたいです。
(使用カメラ : OLYMPUS E-620)
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- 2010/10/06(水) 21:17:52|
- トカゲモドキ Eyelash Geckos
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アオダイショウ
Elaphe climacophora 本格的に寒くなってきたので、おそらく夜のスネークハントは今年は終了かな。マムシのハッチリング見たかったなぁ。
さて、先日ぶりくら市2010にはじめて行ってまいりました。というか、近畿地方自体はじめて行きました。でも、ほぼぶりくら会場と飲み屋と友人宅にしか行きませんでした。あんなに京都と大阪が近いと知って驚きました。今度はじっくり腰を据えて、とりあえずHNの由来である化野にでも行ってみようかと思います。
会場や飲み会でお相手して下さった方々様、ありがとうございました。某雑誌の某現場監督に2ピッチャーくらいビール飲まされましたけど、僕は元気です。あと、本名言ってもあまり通じなかったので、これからはイベントではアダシノって言うようにします。さて、来月はHBMでお会いしませう。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
- 2010/10/05(火) 20:48:39|
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ホンハブ
Protobothrops flavoviridis撮影地:徳之島
そろそろ内地も寒くなって、いつも行っている水田地帯でも夜はマムシが見られなくなった。昼はまだまだ動いているようで、かなり大きなシマヘビの脱皮殻があった。どこも欠損がなく、綺麗な一本脱ぎだったぷー。
「ぼくのエリ 200歳の少女」は超素敵な映画だった。最初ポスターの金髪の子が女子と思っていたら男子だった。ヨーロッパってすごい。ガス・ヴァン・サント的映像美に、天野可淡や恋月姫の人形が動き出したのかと思うような幻想性、そしてしっかりとスプラッター描写。ヴァンパイア映画はこうでなくちゃというような、お手本的完璧映画だったのに、これがハリウッドリメイクとか余計なことされる。予告編を見てもなんかホラーにしかなってないし、というかモンスター映画にしか見えない。ヴァンパイア映画はヴァンパイア映画でないと。そういえばロマン・ポランスキーの吸血鬼も素晴らしかったけど、あれも監督ポーランド人なんだよなぁ。ヴァンパイア映画はもうポーランドに任せたらいい。「屍鬼」とかもし映画化されるとしたらポーランド人に撮ってもらえばいい。
あ、漫画は藤崎竜は好きな作家さんですが、山下和美さんに描いてもらいたかったなぁ。なんだか、小説を読んでても山下和美タッチで情景が出てきました。
明日から神戸に行ってきます。日曜はぶりくら会場にいると思います。適当にお相手くださいませ。打ち上げも参加しますよ!
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- 2010/10/01(金) 21:11:31|
- ホンハブ Protobothrops flavoviridis
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