タンソクコノハガエル
Xenophrys brachykolos 撮影地:香港,ビクトリアピーク
野外で初めてコノハガエルを見つけて、「おお枯葉っぽい!」と思う前に、そのいきり勃つ白乳首に目を奪われた、笑。
下品なタイトルですいません。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
あ、鍵コメくれた方どうもです。これからもゆるゆると共感を得られるような写真を撮ってまいります。
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2010/09/29(水) 22:45:03 |
カエル Frogs
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カマドウマの1種
割と生き物屋でも敬遠されることの多いカマドウマ。先日リンク先のジーク君が「あれは駄目です駄目です。投けつけられたら僕失神しちゃいます」てな事を言ってて、それはおそらく僕にこんもりと採集してきて欲しいという隠喩なんだろうと思う。てふてふの生活のてふ君にはよく森でキノコをぶつけて、「キノコをぶつける会」と「キノコをぶつけられる会」を互いに結成したけど、ジーク君に対して僕は「カマドウマ背中に入れる会」を結成せねばなるまい。
僕自身はカマドウマ好きな人で、とはいっても種類なんてのはてんでわからない程度で、このグループの大家杉本さんに教えを請うほかない。育った環境が割と都会だったせいで、小さい頃カマドウマを見たことがなくて、関東の田舎の大学に行って、初めてマダラカマドウマを見た時は「なんちゅうアンバランスで素敵なかっこいい虫でせう」と思った。こう僕はアンバランスさに弱かったりするし、海野和男の「世界の珍虫 101選」ではサガ・ペドが一番見たい!と思うほどには直翅が好きだったりする。あ、当然のようにこの本の中で、コウモリヤドリハサミムシは別次元で殿堂入りの見たい虫、否、欲しい虫に入ることは異論ないことだろう。
フォルムの素敵さは言わずもがなだが、こうマクロで撮ってみるとその顔つきの愛らしい事よ。複眼が真横になっていたらレギオン(ガメラ2ね)の目で、それはそれでかっこよすぎだが、この縦目もほんわりとした面長な顔にマッチしていて、杉本さんの言うところのうりざね顔っぷりが情緒溢れる。ヘルメットのような胸部に頭部がちょいと隠れるあたりも秀逸である。
こうした部位はゴキブリなんかにも共通するところだけれど、僕はゴキブリのあの泣きそうな目がちょいと苦手である。ゴキブリ自体は好きか嫌いかといわれれば、一時は全ゴ連に入ろうかと思ったくらい、興味がないわけではないが、あの泣き顔を見るとひっ叩きたくなる。もう少し勇ましいか、可愛らしい目をしてればいいんじゃないかとゴキブリには物申したい。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/09/28(火) 21:36:18 |
蟲 Invertebrates
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ホンハブ
Protobothrops flavoviridis 撮影地:久米島
Locality : Kumejima Is.
本日沖縄から帰ってまいりました。台風のせいで色々と予定が狂ったりしましたが、非常に濃い1週間でした。久々に野外でハブが見られて満足ですし、中々珍しい蛇も見ることが出来ました。今日はチト疲れたので、明日からコメント返しやら何やらしていきます。
一先ず、今回お世話になった方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
I came back from Okinawa today. During my stay, The typhoon came, and my journey changed because of it.But,I was so happy to get acquainted with some people. And I was able to find rare snake !
Today, I became tired a little, I will answer later. Thank you !!
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/09/24(金) 23:08:27 |
ホンハブ Protobothrops flavoviridis
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ニホンマムシ
Gloydius blomhoffii 直前となってしまいましたが、17日から24日まで沖縄に行ってきます。以前告知した写真展には17日と21日(もしかしたら22日)に顔を出す予定です。そのほかは久米島と渡嘉敷島に行ってまいりやす。久々にハブを攻めたいと思います。
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2010/09/16(木) 06:10:27 |
クサリヘビ Vipers
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アオダイショウ
Elaphe climacophora 蛇の怒りは何時だって、争いを避けるためにある。
“Let me alone!”He might have said so though I couldn't understand his word.
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/09/14(火) 18:01:44 |
ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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ヒバカリ
Amphiesma vivakari vivakari 撮影地:福岡県 早良区
ジムちゃんを探していると、足元から子ネズミがチュー!と飛び出してきた。おおっ!ここにはちゃんと森のネズミたちがいるじゃあないですか!とジムグリの餌となるネズミ類が確認できて嬉しくなった。これで通いつめれば何時かはジムグリに出会えよう。あと、ニホントカゲが結構いる石垣地帯もあったので、夜攻めればシロマダラとも相まみえることだらう。タカチホヘビは何だか見つかる気がしないなぁと思って歩いていると、ヒバカリが現れた。何気に福岡では初見なので、喜んで撮る。
関東にいたころは結構ザラ種で、夕方に大学近くの雑木林に行けば大抵出会えた。ヒバカリの居る場所というのはジメジメしていて、薄暗く、凝と撮影していればクソ蚊の猛攻にあう。この写真撮っているときも四十八ヵ所位刺された。しかし、歩いているとメマトイがブンブン寄ってくるのに、しゃがんで写真撮っていると寄ってこないのは何故だらう。
よく無毒と表記されるヒバカリだが、同属他種のアンフィエスマが多かれ少なかれデュベルノア腺の毒を持っているのに本種だけ持っていないというのは腑に落ちぬ。知人の研究者から聞いたいくつかの観察例では、ヒバカリに咥えられたちょっと大きめのカエルが、暫くジッと咬まれ続けていると弱ったり、死んだ様になったりするというのだからやはり本種は有毒ではないかと思う。
しかし、そもそも本種の後牙なぞしっかりと観察したこともないので、まずはそうした形態的な事を見てみないとけないかもしれない。次会う機会があれば、口の中を検分してみようと思う。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/09/10(金) 14:47:18 |
ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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アオダイショウ
Elaphe climacophora 撮影地:福岡県 早良区
昨日は、とある仕事の補強のため朝も早くから野山に出掛ける。結局出会ったのは黒い青大将一匹。
福岡の山にはジムグリはいるのだろうか。わたくしはジムグリが撮りたい。
しかし、蟲師に出てきた「くちなわ」の美しさときたら。わたくしの写真は、まるで壮大さが足りない。これは広角のレンズを買えということなのか。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/09/06(月) 08:26:46 |
ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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マダラトカゲモドキ
Goniurosaurus kuroiwae orientalis ※ 沖縄県指定天然記念物 撮影地:渡嘉敷島 2010年4月
光を当てまくって写真を撮ると、そのネコ目から悪そうに見えるトカゲモドキ。
瞳の開いた写真なら可愛いと思ったけど、マダラのこの横顔見たら、ちょっと小悪魔的だったんで、やっぱ配役としては悪役ですね。しかし、今年中国から記載された
G. yingdeensis の悪そうなこと!
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/09/04(土) 19:46:18 |
トカゲモドキ Eyelash Geckos
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ヤマカガシ
Rhabdophis tigrinus tigrinus ヤマカガシに太陽を礼拝する習慣があるということを貴君らはご存じか。
福岡県の一部に巷説として流布しているものに、かつてヤマカガシは山河河岸という名称を以て、山と河を統べるヤトノカミの末裔として蛇界での栄華を誇っていたという伝承がある。大将と名のつく青大将といえど、ヤマカガシに遭ってはこれを避け、かつては蛇の代名詞であった蝮(反鼻)においてもヤマカガシの動く昼間は活動を避け、それ故夜に活動するようになったと云う。さらには、鎮西は乙事主が統べる猪の領土に於いても、ヤマカガシには決して手を出すことはなったと云う。
田畑に於いて非常に目に付きやすいこの蛇が、シマヘビのような一般性でなく、アオダイショウのような象徴でもなく、マムシのような畏怖の対象でもない不可解な位置の神聖を保っていたことは、そのどこにも属さぬ不確定さが、異物としての存在感を以て人の目に映っていたことは想像に難くない。近年まで無毒と考えられてきたこの蛇の、時折生じる特有の咬症事例もしくは頸線毒由来の症例がさらなる不可解な神聖もしくは畏怖を喚起したこともあるだろう。
ともあれ、ヤマカガシは蛇界に於いて一目も二目も置かれた存在であったが、慶長七年に書かれた「肥前百虫見聞録」にヤマカガシと太陽の縁を論じた話がある。同書によると、向かうところ敵無しで傍若無人を誇っていたヤマカガシであるが、ある太陽が燦々と照りつける日の事、一人の老人が田の傍に座って休んでいた。ちょうど1匹のヤマカガシがその場を通り、休んでいる老人に文句を垂れた。
「そこなる人間、この一帯は我が統べる田畑なるぞ。我の許しなくて休息することまかりならん」
そう高慢ちきに老人に問うたヤマカガシであったが、老人は臆することなく、
「この田畑がお前さんのものなら、それを育て上げてくれたのは誰じゃ。お天道様じゃろがい。お天道様が登っている限り、この田畑はお天道様のもんじゃ」
その反論に怒ったヤマカガシは、
「なんと道理の判らぬ人間よ。我はヤトノカミの末裔なるぞ」と老人に挑みかかった。
すると老人、さっと身をかわし、身の丈十丈はあろうかという大入道へと転身した。この老人、日和坊が化けたもので、九州でのヤマカガシのあまりの蛮行ぶりがヤトノカミの評判を落とすということで、それを諌めるため、常陸国からヤトノカミの名を受け遣わされた妖怪であった。しかし、日和坊の説得にも応じずヤマカガシの増上慢は留まるところを知らず、日和坊はついに日の光を隠してしまった。
日の光の無い田畑は荒廃し、ヤマカガシも食べるものもなくなり、ついには日を元に戻すように日和坊に懇願したという。日和坊は改心を受け入れ、田畑にはまた日の光が戻り、ヤマカガシもそれ以降はあまり威張ることなく、日が昇れば写真のようにその方向に深く頭を垂れるようになったという。
なんて、嘘ですけどね。いじったら、こういう防御姿勢とるだけです。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620
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2010/09/01(水) 22:00:31 |
ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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