長崎県は諫早湾の干拓事業で造られた堤防の内側の「調整池」と呼ばれる水域に「ワニらしき生き物」が目撃されたというニュースがありましたが、その「らしき生き物」を写した写真を見る限り、写っている生き物はスッポンにしか見えません。
最初「環境調査しているような専門の職員がワニとスッポンなんて見間違えるはずない!バーバラスティールとクリスティーナ・リッチくらい違うじゃないか!とりあえず写せたスッポンの写真を性急にマスコミが取り上げたのか!?」とか思ってたんですが、どうも職員がド素人でしたベロベロバー!ってなオチになりそうですね。南倍南にハタかれますよ。
まぁ、生き物にほとんど関心のない一般人が見間違えるのはまだ可愛いんでしょうが、環境調査やっている人がそんなこと言って、さらに県レベルで、あの写真見て「ワニかもしれん!」とか動いているなんて、なんて長崎県の野生動物に対するレベルは低いんだろうと呆れてしまいます。駆り出された人は、このクソクソ暑い中ご苦労様ですよ。
ついでに、何人か怪しげな「専門家」と呼ばれる人がコメントしているようですが、中には99%スッポン!と言っている様な方もおられる様です。ちょっと笑ったのが、スッポン料理屋の店主が、店のスッポン持ってきて見せたうえで「これはスッポンじゃない。どう見てもワニですよ」とか言ってるようなんですが、あんた生簀か籠に入った状態でしか見てなかろうに…と思うわけです。大体スッポン屋は逆にワニをちゃんと見たことなかろうに。
案外その道のプロとか言われてる様な人でも、現象に対してどういう切り口でモノを見て、発言すべきかを注意しなければ、間違うことはあると思います。
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2010/07/29(木) 22:56:41 |
ワニ Aligators
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香港から無事帰ってきました。
Paa exilispinosa 撮影地: 香港島,ビクトリアピーク
トゲムネガエルの1種。パーっていう属名がかわいい。日本語では「ムネトゲガエル」といわれることが多いようですが、トゲムネガエルの方が語呂がいい感じがするんですが、どうでしょ?中国名も「棘胸蛙」だし。
繁殖期になると雄の胸部にボツボツと棘状の突起が出る種類なのです。ただし、こいつは中国名で小棘蛙とかされてるので、その棘は控えめ。渓流にいっぱいいて、最初ク-ルガエルとかその類と思いました。案外神経質で、ストロボを炊くと一発でキャッ!とか言いながら逃げます。それもまたかわゆし。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/07/21(水) 19:17:56 |
カエル Frogs
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アルバーティスパイソン
Leiopython albertisii 蛇は触れても良いし、触れなくてもいい。でも、まぁ、飼育する上では触れる奴の方が互いの精神衛生上宜しい。特に掃除のときとか。「荒さが魅力」とはよく聞く言葉だが、ケージの中で怒り狂っている姿を観るのは少々不憫だ。その荒々しい気性は野生の中で際立つ。飼育する分には荒くなくていい。
アルバーティス、ようやく6年目。こいつは一回も咬んでこないし、アタックすらない。とりあえず、そこまで僕のことを不快には思っていないみたい。
(使用カメラ:LUMIX DMC-FZ50)
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2010/07/13(火) 20:49:36 |
アルバーティスパイソン Leiopython
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ヤマカガシ
Rhabdophis tigrinus tigrinus あぁ、どうしても「和蛇」は極端に弄ってしまう。
先のシマヘビも合わせて、COMME CA ISM の日本の生活をテーマにしたような…いや、なんか違うんですけどね。ただ、南西諸島と比べ、内地は蛇の扱いというのが幾分かやんわりという気がするのです。青大将は農家とおおむね良好な関係を保って、シマヘビは駆け抜けていく無害な隣人、ヤマカガシはよく子供のおもちゃになっていたようですし(毒蛇ですが)、シロマダラは墓場蛇。なんとなく、昔の日本の生活には、傍に蛇が居たのです。
まぁ、流石にマムシは敬遠されますが、ハブ酒と違って割とマムシ酒は一般の人が「マムシが居たべや」と簡単に漬ける身近なものの感じがするのです。日本の生活をしていると蛇は身近な動物だったわけで、沖縄や諸外国のように、時には神聖視されるような特別な恐ろしい存在という側面がそうとう希薄だと思います。
最近でこそ、街中はヘビの住める余地が無くなってきましたが、ちょこっと森か林のある環境だとまだまだ青大将くらいは頑張ってくれています。カラスやドブネズミが駆け回るビル街より、蛇がゆっくり日光浴できる庭先が、今の日本には増えてほしいものです。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/07/08(木) 02:54:57 |
ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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シマヘビ
Elaphe quadrivirgata 水田の主役はやはりこの方。
久しく忘れていた「走って、飛びついて、蛇を掴む」この感覚。躍動するその軆は、草間を走る魚のよう。あんまりにも夢中になって、走って転んで、駆け回ってたら、ストロボ一個無くしちった。
(使用カメラ:OLYMPUS E-620)
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2010/07/07(水) 14:41:02 |
ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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