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Groveling things

爬虫類やらその他のイキモノ

再び夢の話

タイワンハブ

タイワンハブ Protobothrops mucrosquamatus
※特定外来種

 昨晩はカメラがぶっ壊れる夢見ました。

 僕の愛機FZ50はかれこれ3年くらいしか使ってないんですが、カメラにしてはずいぶんと過酷な扱いを受けておるわけです。かたいコンクリに落とすこと数知れず、雨の中むき出しで使われ、粉塵の嵐に晒され、レンズのプロテクターはおろかカバーすらつけられず、ホットシューは外部ストロボの重みに耐えかねてブチ取れ、内部構造を覗かせる始末。ストラップつける金具は片方が最近腐り落ちて、ひょうたん下げるみたいに、片方のひもでぶらぶら持ち運んでいるという大惨事。

 それでもFZ50は耐えてくれる。一緒に八重山には何度も行ったし、ブラジルにも台湾にも行った。このカメラがあったからこそ、人や生き物との色んな素敵な出会いが出来た。もちろんカメラを使うのは僕自身。でも、その表現力を外に出してくれたのはカメラのおかげだし、こいつがいるからこそ僕は動いてきたとも思います。

 さて、そんなカメラが夢の中で、撮影しているとライブビューの液晶がポロリと取れ、レンズが外れ、ビョイーンとアニメのように方々からバネが飛び出てきたじゃありませんか。焦って目が覚めて、急いでこのカメラの所在を確認してら、アンフューマが入った水槽の上に置かれていた。アンフューマが暴れて蓋ぶっ飛ばせば、水の中に落ちるかもしれない。そうまでしなくても跳ねた水でショートするかもしれない。とまぁ、カメラにしてみれば相当怖い状況に置かれていたわけです。

 今までの酷使には文句ひとつ言わずに堪えてきてくれましたが、満身創痍の身に、そうした状況は怖かったのかもしれません。最近新しいカメラが欲しいだのなんだの言ってますが、結局僕はこいつを離れられないわけです。

 夢を見た後、今後はもう少し丁寧に扱うから、もうちょっと一緒にいておくれ、そして一緒にヒャッポダを撮ろうじゃないか、そう僕はカメラに対して思ったのです。
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  1. 2009/11/29(日) 21:21:03|
  2. クサリヘビ Vipers
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きのこ小悪魔

Homopholis fasciata

ヒガシアフリカネコツメヤモリ


ヒガシアフリカネコツメヤモリ


 

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  1. 2009/11/28(土) 20:39:24|
  2. ヤモリ Geckos
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外来種の冬

シロアゴガエル

 シロアゴガエル Polypedates leucomystax

 四季の移ろいが感じにくい沖縄だけど、カエルなんか見てると最近冬を感じる。暑い時期は外来種のシロアゴガエルがグェグェ鳴いて、寒くなってきた昨今は在来種のアオガエルがコロコロ鳴きだす。何だか夏から一気に冬になる。

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  1. 2009/11/26(木) 23:01:57|
  2. カエル Frogs
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トニナの水辺

スターレンジ
 
スターレンジ Tonina fluviatilis

 ブラジルで泳いだ時、熱帯魚もそうだけど、そこここに生えている水草が馴染みのあるもので不思議な感覚。ブラックウォーターの中、エイクホルニア・アズレアの群生を見たときには息をのむ美しさだった。後で知ったのだけど、あのホテイアオイも Eichhornia なんすね。どうりで水上にそんな感じの花が咲いてると思った。

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  1. 2009/11/25(水) 18:10:26|
  2. フィールド Herping
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光る眼

Corallus hortulanus


Corallus hortulanus


Corallus hortulanus

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  1. 2009/11/24(火) 21:50:01|
  2. ボア・パイソン Boas and Pythons
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Dinodon septentrionale

Dinodon septentrionale

Dinodon septentrionale

 というわけで、ついに、あの、セプテン様が登場ですよ。Lycodon fasciatus やタイリクバイカダと混同されて、結局本物のセプテンって何?という混乱が極々一部で巻き起こっておりましたが、こいつがおそらく本物のDinodon septentrionale でございましょう。
 そして、この「マダラヘビ・オオカミヘビ何なんだよぅ」シリーズは一貫して白バック。とりあえず、種の特徴を浮き彫りにするためこの手法をとってまいりました。僕がアレコレ悩んでいる様は過去記事をご覧くださいませ。あ、マダラヘビとオオカミヘビの記事をセパレートしました。結構記事あったんですねぇ。


Dinodon septentrionale

 本日送られてきたセプテンは一応CBという名目のもと来たおちびちゃん。成体の写真ばかり見ていて「割とごつくなるな」と思っていましたので、小ささ、というか細さに少々焦りました。これでは確かにバイカダと見間違えるのも無理はないかも。最もこの個体は、お店に来たての頃はより小さく、かなりお店の方が小まめに面倒を見てここまで大きくなったようなので、改めてこんなわけのわからんヘビを入れて、きちんとケアして下さったショップ様にはお礼を申し上げたいと思います。餌食いは非常に良いみたいなので、ヤモリとピンク半々で地道に育ててまいります。
 近年ではバラマダラがある程度流通するようになりましたし、D. gammiei は別格として、セプテンが最もよくわからず、流通もしていない Dinodon であるかと思われます。D. meridionale なんてのもいますが、まぁあれは置いておきましょう。

Dinodon septentrionale


 さて、そんなセプテンですが、やはりL. fasciatus ともタイリクバイカダとも異なる様相。まず、L. fasciatus との相違についてまぁ顔つきが全然違いますわな。L. fasciatusが割と鋭角的な顔をしているのに対し、セプテンは丸みを帯びて、イメージ的にバイカダにラオスオオカミヘビのエッセンスを足した感じ。そして、これはバイカダとの識別にも使えるのですが、白いバンドの入り方。L. fasciatus やバイカダは、この白帯が体の側面をみると後半部でかなり台形状に広がっていきます。白帯の入り方のパターンは、3種とも頸部から体の中央部までは割と間隔が長く、後半部で密に入っていくという共通点はあるのですが、L. fasciatus とはその白帯の形状で、バイカダとは同サイズであった場合、バイカダの幼蛇は体後半部の白帯の入り方がかなり黒の部分を浸食し、この個体のようにきれいなバンドにはなっていません。セプテンの模様の入り方が常々チェーンキング Lampropeltis getula getula っぽいと言っていた意味がわかるかと思います。
 目の後方から頸部に入る白帯は、いずれの種の幼蛇にもみられる特徴で、以前書いたシロオビオオカミヘビやチャイロオオカミヘビなどの Lycodon 属で広く見られる特徴です。この帯は大人になると大抵が消失してしまいますが、これはこの色彩のモデル種とされるアマガサヘビ Bungarus の成長に伴うバンドパターンの変化をまねているものと考えられます。
 あ、ちなみに DinodonLycodon の分類ですが、近年の分子生物学的な系統解析により、従来の仕分けが変わる可能性が出てきております。Lycodon が割と大所帯の属で、とりあえずそれっぽいのをドンドコ記載してきたものですので、よくよく調べてみると Dinodon とされるものが混じっていたり、別属に置くべき様なものが出てきたりと、阿鼻叫喚の様相を示しているようです。また、鳥羽さんなども頭骨の形態からも、ここらの分類の再検討を提案していますし、将来的にいくつかは入れ替えが生じる可能性が多分にあります。というわけなので現行の分類において、オオカミヘビに特徴的!とかマダラヘビはこう!というようなことを言うのは少々先走りになるかもしれません。多分誰かが頑張って解析をすると思いますので、結果を静かに待っていましょう。

Dinodon septentrionale

 もうひとつ腹板の特徴として、L. fasciatus は腹面全体に黒染みのような模様が入ります。セプテンの場合はほぼ白色ですが、体の後半部に少々黒帯に対応するように黒い斑が入る場合があります。バイカダもセプテンと似たような腹板のパターンですが、やや顆粒状に黒斑が入り、セプテンほどバンドに依存したパターンをとっていない様に感じます。ただ、一つ気になる点は、腹板の模様の入り方はアカマダラやサキシママダラを見ているとわかりますが、地域差や個体差というものが顕著にありますので、大陸に広く分布するセプテンでも同様の現象が起こっている可能性は否定できません。D. meridonale でさえ2つのタイプがあるようですし。
 プロポーションを見てもそれなりの差異を感じますが、セプテンのアダルトをまだ実見していないので言及は避けたいと思います。つまりは、早く大きくなりやがれ。

 とまぁ、日本中で5,6人しか興味を示さないであろうセプテン記事でしたが、マダラヘビ・オオカミヘビ種群はアジア圏で見られるヘビの中でも、かなり混沌としたアジアらしい雰囲気を持ったヘビたちです。ペットとして飼育するぶんには、少々餌が面倒であったり、ハンドリングなどには向かず、また基本隠れっぱなしですので観賞面にもあまり耐えられないグループではありますが、こうした謎解きの楽しみはかなりあるグループではあります。先日のL. fasciatus も何やら黄色いバンドを持ったものがいたり、ザ・オオカミヘビであるモトイオオカミヘビ Lycodon aulicus もかなりの変異が見られて、何だこりゃというようなものです。バラマダラなんかも大陸と海南島では変異が生じている可能性もありますし。
 
 万人受けするグループではありませんし、はちゅ飼育的なものを求める方にはお勧めできるヘビではありませんが、少しでもこれらのヘビに興味の光が当てられて、生物学的に楽しもうという風潮が生まれたら幸いかと思います。とりあえず虫の世界のようにラベル情報も重要視する方向にもっていけたら良いですねぇ。




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  1. 2009/11/23(月) 12:01:35|
  2. Dinodon/Lycodon
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ロゴ

ガーデンツリーボア

ガーデンツリーボア Corallus hortulanus

 写真の右下にちっこくロゴを入れてみました。いや、ロゴなんてかっこいいものじゃなくて、単に名前入れただけなんですけどね。やはり、写真の扱いって、こういう風にした方がいいのかなぁと思いまして。あ、Taharaは本名っす。まぁ、あまり隠す必要もないので。

 ほんとはもっと凝りたいんですけど、ロゴつけてる皆さんってどんなソフト使ってるんでしょうか?
 てかロゴってやぱ不要?

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  1. 2009/11/23(月) 07:47:33|
  2. ボア・パイソン Boas and Pythons
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そろそろ

クロイワトカゲモドキ

 クロイワトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae

  この頃は沖縄でも寒い日が続いています。というわけで、この方々ともしばしお別れ、また来年。時々今年。

 

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  1. 2009/11/22(日) 21:02:56|
  2. トカゲモドキ Eyelash Geckos
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怒れるおカメ

ハラガケガメ

ハラガケガメ

 カメは怒っていますが、僕は幸せです。念願のおヘビが手に入りそうです。早ければ明後日アップいたします。

 と、カメカメ。ハラガケは良いですよね。オオニオイガメ亜科の中でも、最後の砦といった感のあるおカメちゃんですが、最近はまた安くなってより手に入れやすくなってます。最も僕が中学くらいの時にもなぜか急に値崩れ起こして比較的安価なカメになったんですが、まぁ、あんくらいの時が底値で、今がちょい安いくらいで、本来は10万以上の価値が付いていても不思議ではないカメなんだと思います。同じくオオニオイガメ亜科のサルヴィンが昨今あれだけ暴落したのもひとえに国内ブリーダーさんの努力があってこそなんでしょうが、ちょっと最近は安すぎて不憫。まぁ、安くなって僕は買えたんですが、なんか供給が過多になり過ぎているような印象は受けます。生活必需品ではない分そこらへんの需要と供給のバランスが難しいところなんでしょうね。この亜科、飼うと非常に面白いんですけどねぇ。

ハラガケガメ

 案外僕はヘビばかりの人と思われていますが、他の爬虫類はもちろん好きですし、ちょっと苦手ですが両生類もイケる口です。というか生き物なら基本なんでも好きです。カメラの性能上爬虫両生類が大半を占めていますが、一眼とか買った日にゃあその他のタクソンが盛りだくさん登場しますよ!とか言ってみる。まぁ虫とか粘菌とか、結局は這うものが中心になるんでしょうが。

 そこでカメですが、飼育動物として見た場合、たぶんヘビの次に来るのがカメです。それもミズガメで、リクガメは一部を除いてずっと下にランクします。あくまで飼育動物として、ですが。
 そこんとこちょっと分けて考えて欲しいのが、僕は飼育屋さんの面も多分に持ち合わせておりますが、それだけではなく、見れりゃいいやとか、死体を検分するだけでいいやとかっていう側面もかなり占めています。だから実質的に飼育不可(というか禁止でしょ)な毒蛇もバンバン見に行きますし、取り上げています。これはひとえに毒蛇も良い側面あるよ~と言いたいだけであって、決して「飼いましょう」とか言ってるわけではないんですね。何も飼育だけが生き物との付き合い方じゃなくて、見る・聞く・調べる・戦うとかいった多岐にわたって生物と触れ合って、そうした生物という窓を使って自然を覗いて欲しいと思っていますし、自分もそうしようと心掛けています。

ハラガケガメ

 爬虫両生類に馴染みの薄い、所謂一般の方が、時々僕の撮る写真をきれいと褒めてくださりますが、まさに僕はそう言ってもらえるために撮っているわけで、自然という素晴らしい風景に開いた窓もきれいに飾りつけないと誰もその窓を覗き込むことはないだろうというのが考えの根底にあります。そもそも爬虫両生類というグループは、一般から誤解を受けやすい動物群ですし、その素敵さが伝わりにくい部分もあるかと思います。しかし、写真一つでその意識というものは変えられることもあるかと僕は信じておりますので、こうして写真を撮り続けるとこは、一つの自然保護の方向性だと妄信しておるのです。

まぁ、畢竟ハラガケはかわゆいのです。


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  1. 2009/11/21(土) 23:02:29|
  2. カメ Turtles
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Running Hai Ⅱ

ハイ


ハイ Sinomicrurus japonicus boettgeri

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  1. 2009/11/20(金) 23:26:43|
  2. コブラ Elapidae
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物欲限りなく

モンキヨコクビ

モンキヨコクビ Podocnemis unifilis

ブラジル、マナウス、アマゾン研究所(INPA)

 うやぁ、金はないのに物欲が半端ない。オオカミヘビの項でいつも書いている Dinodon のセプテンが売っているんですよ。結局のところ僕はこれを文献上でしか見たことがなく、現物を見てみたい!と思っているわけですよ。買えるかなぁ~買えないかなぁ~。こいつって現在下手したらバラマダラより流通がないかもしれませんね。死体でいいからほちい。

 モンキヨコクビは良いカメですよ。ただ、広いスペースと冬場の保温が必須ですけど。アマゾン研究所では、投げ入れた草とかに群がっていました。ポドクネミス万歳!
  1. 2009/11/20(金) 21:38:27|
  2. カメ Turtles
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青大将

アオダイショウ

アオダイショウ Elaphe climacophora

連投。

って、超なんの変哲もないチビダイショウ。たぶんこれ、4年前位に神奈川居た頃撮ったものなんですが、その頃って今使っているカメラと違うし、そこまで野外写真に力を入れてなかったんですよ。だから、本州の蛇の写真ってろくなものがありゃしねぇ。というわけで、僕は内地のヘビが最近は撮りたいのです。

そして、そろそろ新しいカメラが欲しい…

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  1. 2009/11/15(日) 22:17:24|
  2. ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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現世恐竜

ヒクイドリ

ヒクイドリ Casuarius casuarius

 三大僕が好きな鳥、の一つ。これはもう恐竜ですよ。これはぜひとも現地の熱帯雨林で見てみたい。でも、あの蹴りを食らったら、ちょっとシャレじゃ済まないんだろうな。下手したら内臓ドバァヴゥーですよ。ほとんどラプトルですよ。黒島でインドクジャクが群れている姿もジュラシックなんちゃらを彷彿させるものだったけど、ヒクイドリだったらその比じゃないですね。

 あ、他の僕が好きな鳥興味あります?まぁどうでもいいですね。

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  1. 2009/11/15(日) 22:06:39|
  2. 鳥 Birds
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予知夢的な

サキシマハブ

サキシマハブ Protobothrops elegans

昨晩ウミヘビに咬まれる夢を見ました。超縁起でもない。

 ヘビを扱う人というのは、やはり常人に比べて夢にヘビが登場することって多いみたいで、先日の東京変態蛇会談の折にも、夢でアレコレのヘビ捕まえた!っていう、もうどうしようもない非建設的な会話が繰り広げられておりました。
 しかし、僕の場合ヘビが登場する夢って普段扱っているヘビがヘビなだけに、捕まえた!というような幸せ夢よりも、咬まれた!というほぼ悪夢しか見ないわけですよ。中でもコブラ科の登場率が半端なく、ブラックマンバに時速60kmで追いかけられて咬まれるわ、サマールコブラだったけかな?それを補定していたら、ぐににに!と口を曲げて咬まれて、横で鳥羽さんが「あぁ、これはもう駄目だね」って笑顔でおっしゃってたりするわ、昨晩もなんか余裕でエラブウミヘビに咬まれる夢だったんですよ。ぐににに!っていう状況の夢は確かキングコブラでもあった。
 しかし、なぜだかクサリヘビ科に咬まれる夢というのは一回も見たことがないのです。忘れている夢というのはたしかに膨大な量ありましょうが、コブラに咬まれた夢というのは余程強烈だったのか、よく覚えているもので、そもそも毒蛇に咬まれるっていう夢はかなりのインパクトがあるので(一度咬まれた時ハッと目が覚めたことがありましたし)、大体は覚えているはずなんですが、それがクサリヘビ科で1度もないっつーのは、やっぱりないんじゃないかなぁと思うわけです。

 まぁ、そんな夢見ないに越したことないんですが、現実にはサキシマハブに咬まれてアナフィラキシーを起こしてますからね。これがクサリヘビ科に咬まれる夢ばっか見てたらなんか予知夢的で納得できるんですが、アナフィラ起こした後も依然としてコブラに咬まれる夢を見続けるのは如何ともし難い。しかしまぁ、色々と不吉なので、僕はコブラには極力触らないようにしているのです。

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  1. 2009/11/14(土) 19:39:06|
  2. クサリヘビ Vipers
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幻妖

Morelia clastolepis

モルカンパイソン Morelia clastolepis

Morelia clastolepis

 書籍は構想の種です。東京で素敵な女性に、素敵な本を貰いました。そうした本を種にして、こういう写真を撮っています。

R姐さん、ありがとう!
  1. 2009/11/12(木) 01:17:13|
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Splendid ONE

フミキリヘビ

フミキリヘビ Spilotes pullatus

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  1. 2009/11/11(水) 18:55:32|
  2. ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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クビモンヘビ!Plagiopholis blakewayi … ?

Plagiopholis blakewayi ?

クビモンヘビ Plagiopholis blakewayi ?

東京でワタクシめのお相手して下さった皆々様ありがとうございました。特に変態二大巨頭の御二方、僕は到底及びませぬ。御二人してシャンバラを目指して下さいませ。たぶん未記載のラットとかいますよ。

 僕はかわゆいお蛇を紹介したいと思います。といっても、これまた先のオオカミヘビに続く「このヘビいったい何なんだよぅ」シリーズでございますよ。これを手に入れた経緯というのも、いつも通り「アダシノさん、コレコレこういう蛇が入ってますわ。御一つ如何か?」という連絡を受けまして、先のオオカミヘビ二種については矢も盾もたまらず「欲しいです欲しいです。いますぐ欲しいです。取りあえず画像下さい」と、まぁまだ画も見ずに欲しいデス!と連発してしまった次第で、送られてきた画像たちの中に「よくわからんのがいますんで、同定してください」てなものが含まれとりまして、その中にこのおヘビがいたわけです。
 その画像というのが、ケータイの写メの超ちっさいもので、開いてみると何やらコモチミミズトカゲのような体型の寄生虫の様ないかがわしい物が写っている。初め見た個体が黄色っぽいもので、その時は産地インフォも何も聞いてなかったものですから、こんなの Oreocalamus しかいないっしょ!と思って相手方に伝えたところ「ミヤマクキヘビでしたか~!」「みやまくきへび?あぁ、和名はそうなってますな。たぶんそうですよ、ガッハッハッ」てなやり取りになったのですが、もう一枚送られてきた画像が上の写真の個体で、赤っぽかったんですよ。そして一応インボイスではクビモンヘビで入ってきているというじゃありませんか。
 クビモンヘビ~?としばらく考えて、そういや先日行った台湾にもその名の Plagiopholis ちゅうヘビがおりましたわいなと思い立ち、しかも赤い個体なんて Oreocalamus では聞いたことなかったですからワタクシの同定への自信が砂上の楼閣のようにガラガラと崩れ落ちてきたのです。しかもその後、一応どこで捕れたか大体分かりますか?と聞くと雲南省という答えが。
 ミヤマクキヘビおらんがな!クビモンヘビじゃないか!と汗顔の至り、否、紅顔の至りに至り、このままでは幸島に行って芋を洗うサルの群れに交じりミーム伝達に尽くさねばならぬ羽目になってしまいますので、一念発起してこのヘビをば購入し、その同定をしようじゃないかということに至ったわけです。

Plagiopholis blakewayi ?

 で、数日してかのオオカミヘビ達と共にこのヘビが届いたわけですが、 見た瞬間まぁぁミヤマクキヘビじゃあない。かといって、クビモンヘビ属の中でもいっちゃんメジャーなP. styani でもない。P. styani はですね、割と画像検索してきても出てくるクビモンでして、ほんとに同種かどうかは分かんないですが台湾にも生息しています。大体画像が簡単に拾えるのが本種くらいしかおらず、他に四種いるクビモンヘビはまぁまず出てきません。
 P. styani の嫌なところはですね、色彩型に割と多型が見られることで、それこそミヤマクキのような明るい体色のものから、写真のように赤っぽい体色をしたものもいて千差万別なわけです。ただ、この種の特徴というか、雰囲気的な識別点として、顔がヒバカリに似てるんですよ。その要因として恐らく上唇板が白く、その周囲が黒く縁取られるからで、吻端もわりあい丸みを帯びていますんで、印象が似てくるんだと思います。で、写真のヘビですが、兎にも角にも顔が尖っちょる。P. styani とは全然似てない。どのくらい似てないかというと滝川クリステルと山本モナくらい違う。

 これはステニィじゃないなぁ、ということで、次の検索ですが、まぁ、きちんとステニィと違うよっていう識別点として、やっぱり上唇板がネックになっていて、ステニィでは上唇板が6枚あり、各鱗の大きさは1-4枚目までほぼ均一で、5,6枚目が長方形に肥大しているのが観察されます。しかし、写真の個体は、1枚目の写真が分かりやすいですが、上唇板は5枚で、後方の鱗は特に4枚目がペンタゴン状に肥大しております。ちなみに体中央部の体鱗列数は恐らくすべての種で15枚であり、これは識別に使えません。腹板数はステニィがもっと少なく大体102-122枚、ちなみに写真の個体は数えてみたところ121枚で、これに当てはまる様なクビモンを検索したところ、P. blakewayi というものが該当しました。分布(趙爾宓,2006)を見ても貴州、四川、雲南とジャスト。
 一部ではP. blakewayiP. nuchalis のシノニムとして扱われることもあるようですが、 もともと P. nuchalisTrirhinopholis (BOULENGER, 1893) という属に置かれ、その時の記載情報を見てみても P. blakewayi とは異なるものでしたから、それぞれは別種でいいんでないかなと僕は思っています。ちなみにクビモンヘビ属のタイプ種がP. blakewayi ですな(BOULENGER, 1893)。

Plagiopholis blakewayi ?

 とまぁ、そうした検索がありまして、一応この個体はP. blakewayi じゃろかいと思っているわけですが、なんせほぼ文字だけの検索で同定というのは何となく収まりが気持ち悪いんですよ。P. blakewayi ですよ~、という蛇の写真を、僕はすつかり色の抜けてしまつた液浸標本のものしか見たことがないので、生きているこの種の像というのが結局のところわからないのです。。もしP. blakewayi を調べていてワタクシの画像がヒットした場合は60パーセントくらいの信頼性で判断して下さいませ。

 種の落とし込みは不安があるものの、属としては間違っちゃなかろうということで、この属の主食たるミミズを掘じくって探す毎日です。体型を見るに、冒頭でも書いたようにほとんどコモチミミズトカゲですが、そこはヘビらしく舌も出すし、蠕動運動なんかで進んだりはしない。しかも、このヘビ触るとですね、ヒメハブだとかバイパーボアだとかがするように、シュッと体を丸めて頭を横殴りにして飛んでくるんですよ。でも、まぁ別に口を開けて咬みついてくるでもなく、バシバシ頭をぶつけてくる威嚇のようなので、脳震盪起こされちゃかなわんなと思って極力触らないようにしております。ただ、何気に手触りがいいんですよ。サラサラフニフニの感じで、これがせめてサンビームヘビくらいでかかったらさぞかしモチヘビとして後世に語り継がれたことであろうと思います。
  1. 2009/11/09(月) 07:59:14|
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射程距離

ホンハブ

ホンハブ Protobothrops flavoviridis

 気づけば「ホンハブ」カテゴリが、もう24も!
 単一種でのカテゴリ分けする中でもブッチ切りの一位ですたい。割とトカゲモドキもまめに撮っていたんですが、さすがに最近はちょっと撮り飽きてきたし、まだ見てない亜種を探すくらいしか情熱が無いわけですが、ホンハブは別ですわなぁ。
 ほとんど撮り飽きることが無いっつうのは、このヘビがやたらと個体差があるし、毎回違った表情を見せるからもあるけど、撮り甲斐ってもんがビシバシ感じられるからでしょうね。
 オースティン・スティーブンスが(アニプラで蛇と戯れている外国人ね)、あれほど毒蛇に固執するのは非常に共感できる。これはもう麻薬みたいなもんで、牙から出る毒とは別の類の毒を毒蛇っちゅう連中は出しておるのですよ。

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  1. 2009/11/05(木) 21:47:26|
  2. ホンハブ Protobothrops flavoviridis
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ガビアルのいる風景

マレーガビアル

マレーガビアル Tomistoma schlegelii

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  1. 2009/11/04(水) 15:45:14|
  2. ワニ Aligators
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博物画風味

バン

 バン (幼鳥) Gallinula chloropus

 僕の撮り方だとやたらと鳥が博物画っぽくなる。色合いと陰影的にキュレーマンスっぽかと少々自意識過剰。多分昔の鳥の見方と僕のライティングが微妙に収斂しているんだろう。ただ、この写真では意図せず、足が切れちまってるのが痛恨の極み。

バン

 撮り直す前に逃げちまったい。

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  1. 2009/11/04(水) 01:10:21|
  2. 鳥 Birds
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混迷君

Lycodon fasciatus ?

 さて、昨日言っていたオオカミヘビが脱皮いたしました。

 う~ん… fasciatus !?

以前載せた個体がコレ↓ですが、コレのでっかくなった奴だべなぁ。コイツの3倍くらいのボリュームがありやす。

Lycodon fasciatus ?

 この写真はうちに来て最初の頃に撮ったものですが、数度の脱皮を繰り返し白帯の部分がほんのりとピンク色に染まってまいりました。色合いから言えばバラマダラにかなり近い。

Lycodon fasciatus ?

 そこで、新しい混迷君ですが「アカオビオオカミヘビ」のインボイスのように、かなり白帯の部分がピンク色に染まっております。中々写真でその色合いを表現するのは困難なんですが、現物を見れば「まぁ、赤っぽいね」という印象を受けることは保証します。雰囲気として、白帯の下にある筋肉が透けて見えている感じでしょうか。兎に角、何だか肉々しい。肌の質感として、対馬産のアカマダラに通じるものがあります。あんましこうしたところに注目して見る人はいないと思いますし、そもそもマダラヘビ・オオカミヘビが好きな人なんて二桁いくかどうかの世界だと思うので、かなり共感を得られにくい表現ですが、似てるんです。
 おそらくバラマダラも似たような質感と雰囲気じゃないかと予想しているんですが、ほんとにこのあたり手に入れんとなぁ。同じく、多分、確実な Dinodon septentrionale が売りに出されていますので、これも是非とも手に入れたい。結局混迷君はセプテンじゃなかったわけだし。

 ただし、この個体たちはセプテンでもなければ、当然バイカダでもないわけですが、果たして L. fasciatus で妥当なのかと言えば、これは断言が難しいところです。まずネット情報として Reptile s Database ( http://jcvi.org/reptiles/species.php?genus=Lycodon&species=fasciatus ) を参考にしたわけですが、ここで2枚の写真が掲載されています。取りあえず模様を抜きにしたら1枚目のものに関しては雰囲気は超似ています。プロポーションや顔つきは酷似しますし、模様の変異は恐らく地域的もしくは個体差の変異の範疇なのかなぁと思えます。しかし、2枚目はどうですか!?
 これはちょっと違いすぎるんでないかい?オオカミヘビの場合若い個体は割と帯がはっきりする傾向があるとしても、この違いはとても齢差の範疇に納まるものであるようには思えません。分布を見てもらえば分かるとおり東南アジアに広く分布しているわけで、当然地域変異があることは予想できますし、隠蔽種が含まれる可能性も十分に考えられますが、ちょっと情報が混迷しすぎでないかい、とも思うわけです。取りあえず同じReptiles Database にDinodon septentrionalis としてページに掲載されている写真の個体が僕の飼育するこの2個体に一番近いと思われます。
 ちなみに Dinodon の性は中性であり、種小名は septentrionale とするのが正しいようですが、なぜか ‐nalis と表記されている場合が目立ちます(参考文献:鳥羽(1999))。セプテンに関しましても、かなり情報が錯綜し、この fasciatus 系と混同する場合やバイカダの幼蛇と混同される場合が多いのですが、現物はかなり特徴的なヘビといえます。最も識別しやすい写真は Russian Journal of Herpetology のOrlovら(2004)の Dinodon meridionale に関する論文に掲載されているもので、成蛇、幼蛇ともに標本写真が見ることができます。前にも書いたと思いますがチェーンキングっぽい模様パターンです。
 もうひとつ分かりやすい写真として、度々引用する中国蛇類(2006)でも成蛇の標本写真が掲載されています。とまぁ、セプテンに関しましてはかなりスッキリしているんですが、同書の fasciatus に関してはムチャクチャで、バイカダの生態写真とおそらくセプテンの標本写真(おそらくとしたのは、腹板にバンド模様が入る点が気になったから)が掲載されているという惨事です。他にもタイのヘビ図鑑には L. aulicusfasciatus として載っていたり、中国語のサイトでも多くがバイカダを fasciatus として載せています(その逆もある様ですが)。もうこれは原記載を見なきゃワケワカメという状況ですが、記載が古く、原著論文多分手に入れにくいんですよね。そして、タイプ標本に関してはどうも大英博物館にあるようなのですが、これもちょいと見に行くわけにはいかんですよ。だた、一筋の光明で、もしかしたらばいかださん関係で、この標本の写真がゲットできるかも知れません。
 まぁ、それまでは結局のところ真相は藪の中で、とりあえず fasciatus?として混迷なるまま飼育を続けてまいります。あ、飼育はヤモリさえ与え続けられれば容易っす。

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  1. 2009/11/03(火) 22:02:47|
  2. Dinodon/Lycodon
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Lycodon subcinctus

シロオビオオカミヘビ Lycodon subcinctus

Lycodon subcinctus

 もう最近はLycodonがアツイ!
 と、最近ですねいくつかオオカミヘビの類を手に入れたんですが、よくわからないんですよ。とりあえず上に挙げたシロオビはすぐにわかったんですが、同時期に入ったインボイス「アカオビオオカミヘビ」なるものの正体が掴みきれない。まぁ、その個体は今ガッツリと脱皮前なので、さらによく分かんないんですが、どうもこれは以前僕がこのブログでもあーだこーだ言っていた Lycodon fasciatus の超大型個体であるような気がしてきています。
 実は我が家に来た当初、その大きさと脱皮前の不鮮明な模様パターンから「すわ!セプテンのアダルトが来た!」と一人喜んでフライングしてしまったんですが、冷静になって観察してみると、どーも fasciatus くさい。というか、もうそれにしか見えなくなってきた。いずれにせよ脱皮し終わってからじゃないとハッキリした事は言えないんですが、まぁこの際 fasciatus でも全然問題ないし、この大きさは素晴らしい。実はこの fasciatus 、白い帯のところがバラマダラよろしくほんのりとピンク色に染まるのです。もしかしてこの大型個体だとその傾向がより顕著で、アカオビの名も頷けるような気がしています。つまりは早く脱皮しやがれ。
 問題のオオカミヘビは脱皮してからアップいたしますが、もし何かこの類で詳しいことがわかる方がいらっしゃいましたらメッセージなどいただければ幸いです。


Lycodon subcinctus


 で、シロオビですが、過去にポツポツと入荷はあったようですが、多くがセプテンだのオオカミヘビsp. だとかまともに認識されずに流通していたようで、今現在もきちんと認識して飼っている人がいるのかは不明なシロモノです。とりあえず入ってきたインボイスネームが「アマガサモドキ」というオオカミヘビ全体に使えそうなアバウトなものだったらしく、わからんでもないんですが、はた迷惑な名前ではあります。最も、僕も現物は初めて見たんですが、その質感といい、纏う雰囲気といい、他のオオカミヘビとは一線を画すほどアマガサっぽい印象を受けました。割と鋭角的な顔つきが多いオオカミヘビの中でも、本種は鈍角的というか丸っこい顔つきをしているために顔つきまでもアマガサ的。これでシュッシュッ言って咬みついてこなかったら、さすがにいきなし素手で触ろうとは思わない。

 本種は中国南西部、タイ、マレーシア、ベトナム、インド等と東南アジア広域に分布する中型のオオカミヘビで、斑紋パターンにかなりの特徴がみられます。まずオオカミヘビにありがちな傾向ですが、幼蛇時と成蛇時での模様変化が観察されます。幼蛇はその名の通りかなり白みの強いバンドが20前後黒地の体に見られ、鮮明な印象を受けます。頭部にもしっかりと白い模様が入り、これは殆どのアマガサヘビの幼蛇にも見られる特徴で、このあたり徹頭徹尾オオカミヘビはアマガサに頼り切っているところが素敵であります。特に本種は最強のアマガサとの誉れも高い Bungarus candidus に酷似し、成長した時も白帯のかすれ具合などを巧妙に似せてくるあたり、稀代の贋作師と称賛したいものです。
 ただし、成長に伴い本種は白帯が消失する傾向にあり、写真の個体も体の上部を残して、後半部はほぼ無地となっています。こうした特徴は例えば、同所的に分布する B. caeruleus なんかと似通ってきている印象は受けますが、このような変化にどういった意味があるのかはちょっと簡単には想像がつきません。別にバンドパターンは全部残しときゃいいと思うんですが、もしかしたら同所的に分布する他種の同じようなバンドを持つオオカミヘビとの、模様の分散を狙っての変化なのかもしれません。擬態種がモデル種より多くなり、そのパターンが統一されたものであった場合、敵は擬態種を捕える機会が多くなると予想できます。そうした場合擬態の意味というものはなくなってきてしまうので、それを回避するために擬態種は違ったパターンでの擬態の方向性を増やしているという妄想を抱いてしまいます。
 いずれにせよ、こうした珍しいオオカミヘビが国内に入荷するということは喜ばしいことですし、文献上でしか拝めなかったその姿を実見し、想像を膨らませることができるのはこの趣味の楽しみ方の一方向性といえるでしょう。あぁ、でもやっぱ Bungarus と合わせて現地で見たいよなぁ。

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  1. 2009/11/01(日) 16:06:27|
  2. Dinodon/Lycodon
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