
シュナイダームカシカイマン
Paleosuchus trigonatus ブラジル第二弾はワニでございましょう。ブラジルカイマンって言い方よりも絶対シュナイダームカシカイマンって言う方がかっこいい。ショップなどでもキュビエよりは見る機会が少ない本種ですが、やっぱ野生で見るのは違う。イキイキしてるし、えらい綺麗。そして、このカッコよさ!

洋書なんかではたまに野生下の写真を見るのですが、ほんとそんな感じの環境にいるのです。捕まえてみる前、一回トプンと水中に潜られて焦ったんですが、水場が思ったよりも浅かったので容易に発見。しかもこの個体は思ったほど荒くなく、ピョンコラ咬みついてくることんなかったので寄って撮影。

こいつを見つける前に、会議が開催されていたホテルにちっこい動物園(といっても普通にジャガーとかオセロットとかその他猿どもがいたので、結構充実した動物園でしたが)があったんですが、そこではメガネカイマンとともにキュビエムカシカイマン
Paleosuchus palpebrosus のフルアダルトも飼育されていたんですよ。というわけで、ブラジルのチビワニ2種を同時に見れたという贅沢な境遇。フィールドはいいっすよ。
自宅とショップしか行き来しないマニアはフィールドにも出るべし。
※先日、キュビエとシュナイダーを取り違えて書いてました。背面の鱗の形状や瞼の鱗からみておそらく写真の個体はシュナイダーです。同じく動物園で見た個体の写真を見返すとちゃんとキュビエでした。
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- 2009/01/30(金) 19:27:34|
- ワニ Aligators
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さてさて、前回のコメントで「フィールドにでも行ってきやしょうかね」と書いたんですが、行ってきました。で、今帰ってきました。それでアマミタカチホヘビ
Achalinus werneri 撮れたて新鮮、笑。
最近見かけることあなかったんですが、久々のフィールド一発目で出てくるとは縁起が良い。しかも3匹も出た。雨雨様様ですな。割とダラダラ動く蛇なので撮影は面倒かな~と思ったんですが、今日の子らは皆優等生。せっかくなのでかっちょいいポーズにさせてもらいました。絶対ふつうはこんな格好しない、笑。勿論自然状態の写真も撮ったんですが、あんま面白くないんですよ。ヘビは丸めるに限る。こうして見るとクロサンカクヘビみたいですねぇ。

別個体。正面顔。
僕のカメラではこれが寄れるの限界で、このサイズのヘビともなると顔のアップは厳しい。そろそろデジイチ買おうかなぁ。

上と同個体。一枚目の個体より首周りの黄色が鮮やか。ふとセグロウミヘビを連想させた。

というわけでアマミタカチホでした。さあ寝よう。
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- 2009/01/30(金) 04:38:47|
- ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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ビバガ発売!というわけで、去年の夏からずっとヒタ隠しにしていたブラジルの写真をちょこちょこアップしていきます。ビバガで使われているものの別カットだとか、その他のエピソードを交えて紹介していこうかと。
第一弾はカッパヘビ
Pseudoeryx plicatilis この珍妙なヘビはアマゾンの低湿地帯に比較的広域分布しているものの、あまり野生下での観察例は無く、現在までに7つほど本種が登場する論文はあるのですが、多くが現地の爬虫類相をまとめた際のリストアップ的なもので、その生態はあまりよく知られておりません。
タクソンとしては
Pseudoeryx 属には近年まで本種1種のみが記載されていましたが、2007年にWalterらによってマラカイボ湖で捕獲されたものが
P.relictualis として記載されています。マラカイボ湖といえば南米大陸最大の湖で、北側でベネズエラ湾とつながり、一部でやや塩分濃度が高い湖としても知られています。そこに分布する新カッパヘビは南米の古地理仮説に基づいて、祖先種から
P.plicatilis と分かれていったものと推測され、ベネズエラにぽつんと残った種と言う事で種小名に「置き去られた」とかいった意味を持つラテン語のrelictusが用いられいています。
この記載では主に外部形態の計測を用いていますが、遺伝的なアプローチを行なえばより正確な種分化のセオリーを構築できる(もしくは新種が棄却されるかもですが)かと思われます。また、標本数は少ないらしいですが、広域で集められた
P.plicatilis もかなりへミペニスに変異が見られるらしいので、ここらへんもより詳細な研究が行なわれれば、種が分割される可能性はありそうです。

で、分類の方は置いといて、僕自身本種が見られるなんて夢にも思っていませんでしたから、こいつを発見した時は目ん玉飛び出るくらいたまげました。なんたってデカイっしょ。
国内にもカッパヘビはこれまで何個体か輸入されていましたが、どれも小さく細かったため「まぁちっこいミズヘビ」程度の認識でした。英語の文献などで本種が1.2mほどになることは知ってはいたのですが、まぁそんなものあの幼蛇たちからは想像できない。
そもそも自然下でコイツが見られるなんて思ってもみなかったので、パッと見つけたときには「ん?でかいシンブランクスか?」と一瞬混乱しました。それで掴めばもう大回転で暴れますし、咬み付くし、巻き付くしでとんでもないミズヘビでしたよ。
あ、ちなみに餌は現地の研究者に聞いたのですが、魚を食っているそうです。「エビとかヤゴとかの水生昆虫は?」ってきいたら「魚を食ってる」と言っていたので、まぁそうらしいです。最も小さい頃はそうしたものを食っているかもしれませんが、なんせ資料が無い。で、このサイズになれば虫とかエビじゃあ足らんだろってことで、魚をバクバク食ってそうです。
たぶん、宴の様に腐るほど居たシンブランクスとかナイフフィッシュを食っているんではないかなぁと思うのですが、本種を入手する機会があれば、それらしいレイアウトで落ち着けた後、片っ端から南米魚類を与えてみたいなぁと夢想しております。
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- 2009/01/29(木) 17:15:34|
- ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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充電器ゲットだぜ!
というわけで一発目はハルマヘラジャイアントゲッコー
Gehyra marginataG.voraxと混同される場合もあるのですが、本種の方がより大柄でダフダフ感が強いといった印象があります。また、瞳の色合いがハルマヘラでは鮮やかな抹茶グリーンであるのに対して、ヴォラックスの場合はオレンジ色がかったり、茶色だったりとほとんど緑色をしていないようです。体色に関しては前者があまり色味がないのに反し、後者ではオレンジ色や黄色といった派手な色彩を持つ場合が多いようです。
ヴォラックスという名称で売られているヤモリをそれほど多く見たことはないのですが、慣れればヤクヤモリとアマミヤモリくらいの感じで区別はつくのかなぁと思います。
こんなナリして、国内にも分布するオンナダケヤモリ
Gehyra mutilata と同属。まさにフトオヤモリの王ですな。最も本種はあまり「フトオ」にはならないのですが。オンナダケは以前このブログで載せているので興味あればご覧ください。

この地味な体色に反して翡翠の瞳!

一般にはかなり敏捷で、ハンドリングにはまるで向かないイメージがある種かと思いますが、実際は結構触れる気がします。トッケイやスミスといったGekko属の巨ヤモリに比べ、威嚇はしないし、走り続けてもたかが知れてますし、何より触感が至上のモチモチ。
動きのパターンとしては感覚的にボイヴィンネコツメヤモリが近いかも。唐突にポーンと飛んだりするんですが、落ち着けばノタポテと手の上を歩いたりしています。
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- 2009/01/29(木) 04:08:06|
- ヤモリ Geckos
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ワタクシのプロフィール画像に用いているのはこちら。チュウゴクシュウダ
Elaphe carinata carinata のおちび。ちっこいながらも目付きの悪さは流石Kingratの称号を得るだけのことはある。

で、おっきくなるとこんな色に。こうした派手な色彩は大陸のものが主で、台湾や尖閣諸島に分布する個体群はどちらかと言えばヨナグニシュウダ
Elaphe.c.yonaguniensis に近い。不確かながら台湾とヨナグニの個体群は遺伝的に別種にするには至らないと言うデータがあった記憶が・・・あれ?覚えてないや。未発表だった気もしますし。そのうち台湾のものもヨナグニエンシスとなるかもしれませんねぇ。あぁ無責任なものの言い方。
とまあ、台湾のものは写真でしか見たことがないんですが、ヨナグニにほんのちょっぴり黄色を混ぜたような色彩で、下手したらチュウゴクよりもゴージャスな印象。多分20代から上の世代の記憶に残る台湾のシュウダって昔の小学館の図鑑に載ってたものだと思うのですが、あれはスゴイ綺麗な個体でした。

さてさて、そんなうちのシュウダ。ワタクシが半月ほどサンプリングに行っている間に皮膚病を患いお亡くなりに。どうも多湿を気にし過ぎて、空気の流通をあまりさせていなかったため発症した模様。アジアンラットはどうしても多湿な環境を作ってやりたくなるものですが、それを気にしすぎて空気を動かさなかったら駄目なんですね。フィールドに出かけているくせに基本的な環境設定を見誤ってしまったことを激しく反省。
高湿度を保ちつつ、空気を動かす。
難しい事かもしれませんが、コレをしないとそういう環境にいる爬虫類って長期飼育が困難です。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/28(水) 07:28:50|
- ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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なんちて。
こんなものが創れるなんて。作者のプロフやら何やらを失念してしまいまちた・・・
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- 2009/01/26(月) 23:09:00|
- 未分類
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おはようございます。今日こそ充電器が届くかもしれない。そしたら、また新しい写真が撮れるかもしれない。希望の朝だ。1月26日だ。ひゃあ、もうすぐ1月が終わってしまうではないか。

それにしても、お前さんは何かい?
あと数百年たったらモーラにでもなるのかね。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/26(月) 05:56:22|
- カメ Turtles
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ヘビを飼育する場合、他の爬虫類に比べ思いっ切りメンテ重視のシンプルレイアウトが大半かと思います。それは蛇の多くが隠遁性が強く、せいぜいツリーボア・パイソンだのの一部のきちっと決まった場所でポージングしてくれるような種以外だと隠れたっきり出てこなくて、鑑賞もなにもあったもんじゃなくて、さらに掃除しにくいし、地味にレイアウト壊すものが多いので致し方ないことかと思います。
でも、まぁたまには憧れるんですよね、本来の生息環境を模したレイアウト飼育って。こうしたブラッドパイソンなんかはほとんど動かないし、潜って隠れるのは隠れますけど、ちょろっと顔だけ出してたりなんかするので、意外にレイアウト水槽に向くんじゃないかと。

おっきくなればこんなケージで飼育を続けるのはちょっと厳しくなるんですが、幼体の頃はメンテが出来うる限り行ってみるのも面白いかもしれません。最も僕は撮影だけして、さっさと普段のシンプル飼育に切り替えるわけですが。
テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
- 2009/01/24(土) 20:31:06|
- ブラッドパイソン Blood Python
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って、別に飼わなくてもいいんですが、たぶん世間様の多くはこの蛇を誤解してらっしゃる。
「荒い・大人になれば汚くなる・急に死ぬ」とそういったイメージがおありでしょう。とんでもないことですが、まぁ大体あってます(笑
でもですね、こうしたイメージを克服してこそ見えてくるアカマタのスバラしさというのがあるんですよ。第一、大きくなっても綺麗だし、そんな成長の変化を如実に感じるほど長期に渡って飼育している人はいないでしょうし。
確かに幼蛇は派手です。模様色彩共に鮮明です。しかし、成長するにつれだんだんとその容姿は変わっていきます。これは何と言いますかね、まぁちっさい頃はジャニーズなんです。もう派手だし綺麗だし、ワー!キャー!てなもんです。で、大人になれば唐沢寿明になるんです。味が出る。役所広司でもいいかもしんない。
こんなバカスカ咬みついてくる役所広司もあったもんじゃないんですが、まぁぁ渋い、そしてかっこいい蛇に育っていくわけですよ。女性で例えればよかったんですが、この蛇があんまし女性的でないし、伝説ではアカマタは美青年に化けるらしいので、ジャニーズでいいんです。
「荒い」という点ですが、これは結構どうしようもありません。一部CBも出回ることがありますが、これもワイルドとなんら変わらなく咬みついてくる。50代くらい累代飼育が続けばもしかしたら大人しくなるかも知れませんが、いまだ現実的ではございません。沖縄本島周囲にある、ある無人島の個体群はまったく威嚇もせず咬みつかず、その大人しさは五大陸に響き渡るが如しなんですが、まぁこうしたものはかなり稀有な例で、大抵は咬みまくりです。
ただですね、これも飼育していくとその荒いの質はちょこっと改善されると思うのです。アカマタ場合大抵が野外で直接捕まえてくるか、一部ショップで適当に管理されてるワイルドを飼ってくるかなんですが、この場合まずアカマタに触るとですね、もう兎に角咬みついてくる。上手に腕に這わせても、においを嗅いで確実に素肌に咬みついてくる。
こうなったらもう普通は触るどころじゃないですわな。しかし、ここで我慢して2,3度咬まれましょう。そうするとあら不思議、ある日あの「匂い嗅ぎ咬み」をしなくなってきます。こうなればしめたもので、あとはゆるゆると腕の這わせたりなんかしてハンドリングできるようになるのです。
ま、こっちが大仰な動きをすれば、すぐ威嚇姿勢をとって咬みつこうとするんですが、これは僕らがアカマタ様の心の動きをまだ理解する努力を怠ったせいで、「匂い嗅ぎ咬み」がなくなった時点でアカマタ様はかなり僕らに対し理解を示して下さっているわけです。アカマタハンドリングはまずある程度あらかたのヘビのハンドリングを経験した人じゃないとすぐには薦められませんが、「匂い嗅ぎ咬み」をしなくなった個体をゆるゆる触っているのは適度な緊張感もあり、蛇好きにはお薦めです。
最後に急に死ぬ、ですが。これは頻繁な給餌と栄養価が高すぎる餌がかなり効いているように思えます。マウスのみの給餌は確かによう太るし楽なんですが、これやってると数年スパンで突然死するように思えます。それはどのサイズでも一緒で、でっかい個体にもアダルトマウスを与え続けるとよくない結果が待っているようです。
というわけで、給餌には適度な手抜きをしてやるのがいいかと。手抜きってのは給餌間隔だったり、餌にレバーとかハツとかウズラだとかを中心に与えたりして、なんというかメリケン的暴飲暴食給餌から平安庶民的質素給餌に切り替えるのがいいと思うんです。いまのヘビ飼育の大半はもうアメリカ人の食事並に栄養地獄ですから、日本の蛇くらい日本人的な質素な給餌でもいいと思うんですね。理想はおそらく、きちんと駆虫した個体に対して一度冷凍したカエル・トカゲ・ウズラ中心の給餌で、たまに肉類・小さめのマウスを与えるのがいいかと。
野生下でも10年以上存命している場合が多いヘビですので(椎骨の齢査定を行った研究から1m以上あるような個体はかなり長生きしている場合が多いようです)、本来強健だし長生きのはずなので、本種を現在飼育している場合末永く付き合っていきたいものです。
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- 2009/01/22(木) 23:35:01|
- Dinodon/Lycodon
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久々にクロイワトカゲモドキ
Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae の写真を貼ってますが、コレらは以前撮影したもの。もう最近はてんでお外に行ってないのであります。おまけにカメラの充電器を紛失しちゃいまして、もう昨晩残っていた電池の命が消えました。何処行くねん、あんなデカイもんが。
というわけで、No camera, No fieldのアダシノです。いや、カメラ無くても野外には出りゃあいいんですけど、そこで何かとんでもないもの見つけたら駄目じゃないですか。悔しいじゃないですか。アルビノのハブとか居てたらどうするんですか。
てなわけで、充電器が発見されるその日まで新しい写真は撮れまへん。見つかんね、と思って正規のモン買おうとしたら6500円とか鼻血ブーな事いわれましたからね。誰が正規で買うか!
そこで、昔の写真でお茶濁し。いや、別に濁してるわけじゃありませんよ。僕の写真理念は、爬虫両生類の持つ、否、生物そのものが持つ生来の美しい姿を通じて言葉だけの、哺乳類至上主義的な生物多様性に対する偏った見方に対し形而上学的な問いかけを喚起するという非常にストイックでバーディな思考の元展開されるのであって、とまぁ今適当に思いついたことはおいといて、昔の写真でも「あら、コレ載せられるじゃない」って思ったのは眠らさないでドンドコ張り出していくと言う右脳的ナハハンとした思考の元アップします。
トカゲモドキ、かわゆいじゃないですか。美しいじゃないですか。そしてちょっと怪しいですね。体色が紫色ってどんだけ雅な生物なんでしょね。

パッとこうした岩の上とかに居るからスゲー目立つ。あぁ素敵。のだめ風に言うとしゅてき。
あ、ちなみに本種は天然記念物なので採集や販売は禁止されています。現地でそっと観察だけしませう。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/21(水) 20:20:30|
- トカゲモドキ Eyelash Geckos
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Apodora papuana

Python morulus bivittatus
大蛇に巻かれて暖かな寝床で休息するのはこの上ない安息感がある。種族はボアもしくはパイソン。大きさは2.5から3m程が丁度いい。太すぎず細すぎずで、動きもそう早速くないもの。幼蛇のうちから飼養して、それなりに性格も見知った相手が良い。ボアコン、ドワーフバーミーズあたりは最適だと思うが、今のご時勢から考えると矢張りパプアンパイソンが候補に挙がる。彼らは程よく巻きついてくるし、顔つきを眺めているだけで時を忘れる。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/16(金) 01:20:59|
- ボア・パイソン Boas and Pythons
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「女子が来ないでありんす」
「変な眼鏡しかいないでありんす」
「まぶしい光を浴びせられたでやんす」
「暇でやんす」
ミヤコヒキガエル文句ばっか言ってるイメージ。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/14(水) 18:34:21|
- カエル Frogs
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先日アナウンスした図鑑の写真。まだまだ幼蛇であるため、バンド模様が明確で、青みも強くヒロオウミヘビ
Laticauda laticaudata と混同するむきもあるが、バンドパターンにしても、顔つきにしても取り合えずエラブウミヘビ特有のものが写っていたため、これを提供した。
老成したような成蛇の写真も持ってはいたのだが、顔と体の一部しか写ってないものや体全体が写っているものでもあまりにお粗末なポージングであったため却下し、それならば幼蛇でも蛇特有の流体の美しさを伝えられるであろうと思った写真を送った。水中写真でないのはまた課題ではあるが。
結構蛇の写真と言うものは気を使うところが多く、野外で撮影する場合も大抵の場合丸めたりなんだりして所謂「やらせ」で撮るが、中々これをやっても様になる格好で撮るのは困難である。
クサリヘビ科の毒蛇の様に「俺動かないで餌捕るもんね」的フォトジェニックな捕食形態を持つ奴らは、そうかそうかと盗撮的撮影法にて、それなりの様になる写真が撮れるが、餌探索型のナミヘビやらコブラやらのせわしない連中は、まぁ動くし伸びるし、こちらにはすぐ気づくしで、結局一大捕り物を演じてイジケた面を写真に収めることとなる。

この成蛇のエラブウミヘビもまぁ恨めしそうな顔つきでこちらを見てる。昔の上野動物園に水族館があった時代、上野水族館グラフだかいう名前の図鑑にそれはもう公家の様な優美で、それでいて勇ましい姿をしたエラブウミヘビの写真が掲載されているが、あんなカッコイイポージングでウミヘビは撮ってみたいものよ。
テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
- 2009/01/13(火) 16:08:34|
- ウミヘビ Sea snakes
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最近はまるでフィールドに行っていないので、目新しい写真も無く寂しい限りですので、ちょいと昔の写真をサルベージ。
水田に身を潜めるヒメハブ
Ovophis okinavensis 
別個体。かなりのビッグマザー。中部にはもうウジャウジャヒメハブが集まる地帯があるのだけれど、思えばこの場所では調査メインで行っていたので、まともに撮った写真が全然無い。ヒメハブなんざいつでも撮れらぁとたかをくくっていたらいつまでも撮れないことであるよ。
にしても、バイパーボアに似ていること。収斂です、って言われたらそうですね、って素直に認めたくなる。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/12(月) 12:48:36|
- クサリヘビ Vipers
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ラスカルゲッコウって言い方のほうが可愛くて、らしい。
良い巡り合わせが来たかもしれない。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/08(木) 10:53:09|
- トカゲモドキ Eyelash Geckos
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何故だか一部に熱狂的に支持されているキューバンボア
Epicrates angulifer 
大きくなるボアパイソンで、これほど地味なものも中々いやしないと思うが、それがまた味になっているのかもしれない。ブロッチやストライプ型の模様の変異があるとされる場合もあるが、たいていの場合そんなに明確な変異といえるほどの変異でなく、個体のもつ個性と呼べる程度だと思う。斑紋のサイズなんかがそれに影響しているようで、大きい斑紋がゆるく、ジグザグ的なつながりをしている場合があり、まぁストライプに見えないことも無い。洋書なんかをみるとやたら模様が細かい成蛇の写真を見るが、国内で見られるのは多くの場合大柄の模様が多いような気がする。

色彩に関してはそれなりに明暗があるような気はするが、大きくなれば結局似たりよったりなものになるのかもしれない。 そこまで多くの現物を見たことはないが、少なくとも2mを超えたものを数本見た限り印象は変わらなかった。ただ、これも上述したように似たタイプしか日本に入ってきていないからかもとも考えられる。ダイレクト便は望めぬし、数もそう多く入ってこないから致し方ないことではある。
幼蛇の頃にかなり黒味が強いものがいるが、これの場合それなりに黒っちい個体には育っていくようだが。

まぁ、本種がひっそり飼育できるのも入荷量の少なさに起因するのかもしれない。でかくなりパワーもあって、動きも速いから、手に負えなくなる人はいるだろうし、そんな本種が安価に大量に入っていたら規制の対象になっていてもおかしくはない気はする。特別気の荒いイメージはないが、やはり動きはかなり早いので、ボアコンや南米のエピックと同じ感覚では扱えないだろう。ついでにいうとチビのうちはハンドリングしようとするとかなりの頻度で尿酸やらなにやらをぶちまけるウンコヘビでもある。
テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
- 2009/01/06(火) 08:23:53|
- キューバンボア Epicrates angulifer
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近辺の森も曇天の夕暮れには案外雰囲気が出るもので、斯様な森の奥の小屋では小さな猫目の蛇が色鉛筆の上でとぐろを巻いて、来訪者が入ってくるのを首を長くして待っていることでしょう。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/05(月) 18:57:31|
- ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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あけましておめでとうございます
はなっから干支っぽいのは放棄してましたんで、蛇です蛇。
今年もぐろーべりんぐを宜しくお願い致します。
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
- 2009/01/02(金) 05:58:05|
- ボア・パイソン Boas and Pythons
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