全然タイトルには意味がありません。年末でボール撮ってて、三億円ってフレーズが浮かんだだけです。しょーもない。
で、わたくし本日で実家に帰らさせていただきます。ただの帰省ですよ。
というわけで今年の更新はこれが最後やもしれません。最近は引き籠ってばかりなので、フィールドのおさしんが全然ありませんね。ハナサキガエルとかリュウキュウアカガエルとかの産卵でも撮りに行けばよかったんですが、寒いですからね。ムリのムリムリなわけです。
思えばヘビ飼育ではこのボールたんが一番長い。そして、最初に買ったパイソンでもあります。ふらふらと浪人しておった頃から共に、今年で6年。あとちょっとで7年。セミが羽化するわ。
ボールを買った当時と言えば、一部では幾分かは飼育が出来るヘビとされつつあったものの、やっぱり餌食わないの嵐が吹き荒れて、品種なんてあったもんじゃなかったまだまだボール冷遇の時代でした。
買った店の親父が親切に手取り足取り尻とって、時には厳しく時には優しくペーペーのヘビ飼いだった僕を指導してくれて、まぁ最初ながらボールはうまく飼えてきました。また、店での最初のケアが良かったってのもあるんですよ。この親父、入荷したヘビは最低1か月は自分とこで様子見て、餌食いやら個体の性格やら確認してからやないと売ってくれん、というような職人気質のペット屋でしたから、そりゃ初めて飼うのがボールだったとしても安心して飼えたわけです。
マウスなんかも「こいつら臭ぁてしゃーないわ!死ね!」とかぶーぶー文句たれながらも自家繁殖させて、自分の売った蛇の大きさ考えてから、今やったらこんくらい食べるやろ、と細かいサイズ調整までしてしてくれているような細かい気配りの店でした。
で、飼育怠けてると普通に怒るし、「アミメ飼いたいでちゅ~」とかぬかす初心者が来たら「なもん一般家庭で飼いきれるかぇ!」と滔々と説教してるような親父でした。まぁ、悪いこともやって痛い目にもあってはいたんですがね、笑。この前久々に電話で「どうだったんですか?」って聞くと「弁護士費用でぶっ飛んだわ」とかおっしゃってました。
とまぁ悪い一面もあるんですが、飼育面ではかなりまともなペット屋だったわけで、こういう店がメインだったころは昨今のキチ○イじみたハペ事件が起きずにすんでいたような気もします。いや、今年は爬虫類飼育にとってなんかダメダメなことばっか起きた一年でしたから、来年はいい年にしたいですね。
それでは皆様良いお年を
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2008/12/28(日) 08:55:46 |
ボア・パイソン Boas and Pythons
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あぁ、あと数十分でクリスマスも終わりでございましょう。特にそれっぽいことも無く、パソコンの前で作業作業…画像もなに載せていいかわかんないや。とりあえずうちで一番クリスマスっぽい生き物とキノコのポスタリゼーション。クリスマスか?これ?笑
もひとつクリスマスっぽく華を添えてみようと蛾BOX。先日展翅したキョウチクトウスズメとキマエコノハが乾いてきたので仲間入り。蛾集めは僕の青春時代の一コマ。暗いなぁ、笑。結局全然クリスマスじゃねぇ。
しょうがないので、武田鉄也の少年期を聴いています。
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2008/12/25(木) 23:34:29 |
ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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ラフネックモニター
Varanus rudicollis 和名でザラクビオオトカゲと呼ばれるこの異質なオオトカゲは、その独特の形相がある種の鳥類や恐竜を髣髴させるためか、他のVaranusとは一線を画する評価をされ、人気が高い。それなりの広い分布域を反映してか、輸入されてくる便によって、色彩や顔つきに何タイプかあるようで、そうした見方でも楽しめる。
特に顔つきって相当地域差だか個体差だかがあるように感じられ、ウチの個体なんて全然ラフネックらしい精悍さが無く、ショップに預けに行った時なんて「黒いニワトリだ」なんて呼ばれてた。
ボルネオ産とされる比較的大きくなってもオリーブ色の残る、派手なタイプがわりと顔つきが長くなるようで、色味が殆ど消えるスマトラ産はそこまで吻が伸びない様な感じ。いや、実際にそんなに多くの個体を正確なインフォメーション付きで見たことなんて無いし、こうした変異に関する資料なんてまるで読んだ事がないので、適当にイメージで言っているだけですがね。
ただ、たぶんウチの個体はスマトラ産で、そのなかでも一際顔がブチャい。吻端ばっかり盛り上ってからに。
本種は僕が初めて飼育をしたモニターで、購入してからかれこれ6年が経過している。全長で大体90cm程あるが、ここからなっかなか大きくならない。勿論初期給餌の影響や飼育環境のサイズも関係してくるだろうが、ちょろちょろっとVaranoid Lizards of the Worldなんかをネットで読むと、スマトラのものは大体100㎝から120cmくらいのところらしい。だから、飼育下ではこんなもんなのかなぁ、とも思う。
最大サイズの146㎝(SVL:59㎝)が報告されている産地はマレーシアで、タイなんかでも130cmクラスは報告されているようだ。ただ、これらをもってどこのが一番おっきくなるってのはそう簡単に言えないだろう。同書では「飼育下だともっと大きくなるだろう」と書かれているが、それが中々ならんから悩んでるんすよねぇ。
とりあえず洋サイトでたまに見るような馬鹿でかいサイズは望まんから、せめて1mは越してくれよぅ。
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2008/12/20(土) 22:06:49 |
オオトカゲ Varanus
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さてさて、今年も残すところあとわずか。ここで宣伝。来年の一発目のビバリウムガイドにブラジル紀行の記事が載ります。
こんなんとか
こんなんとか
こんなんとか(笑)登場します。
それと東京堂出版より最近出版されました「絶滅危惧の動物事典 川上 洋一 著」にエラブウミヘビ、ミヤコヒバァの写真が使われました。この2点はブログにも載せた事がないので、興味があればご覧下さい。
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2008/12/18(木) 18:42:06 |
フィールド Herping
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ようやくヘビ登場。カリキン最高。飼ってて楽すい。某雑誌にも書いていたし、僕の爬虫類の師匠も言っていたけど、見ていて飽きない色柄ってコレですよ。
フッと「ヘビはカリキンだけいればいいや」なんて考えが頭をよぎった。危ない危ない、笑。
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2008/12/17(水) 05:05:26 |
ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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さぁ、今日も亀でございます。
アシポチヤマガメ
Rhinoclemmys punctularia Rhinoclemmysの中で一番好き。てか、全亀の中でもかなり好みの上位に来る種。写真がダメダメなんで、この種の魅力が伝わらないとこがちょっと今回はダメダメなんですが、この亀はイイ。
ただ、性格は結構臆病なところがあって、コレ撮ってる時もじぇんじぇん頭出さないし、やっと出したと思っても足を出さないし。水張りしたケージで、半水生種を飼うようなスタイルで飼っていると、良く動くし、それなりにカメらしい馴れ方をするんですが、らしく飼おうと思って陸生飼いすると、まぁ個体にもよりますが中々心を開いてくれません。
ま、真面目に飼育してりゃいつかは心開いてくれるんですが、そんな事抜きに、僕はもうこの亀がそこにいればいいんです。何たって顔がいいじゃないですか。全亀のなかでもかなりの美形に属する顔つきですよ。いや、むしろトップクラスに美形ですよ。ちょっとこの個体は、そこまで美形じゃなかった(笑)んですが、むかし徒にショップで撮った写真を見返して見ると、まぁ美形な個体を撮っていたんですね。
ま、角度の問題かも知れませんが…いや、絶対この個体美形だ。そして、この亀はストロボ使わないほうが素敵に写ると判明。馴れてきたらまた、頑張って素敵に写るよう撮りますよ。
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2008/12/15(月) 21:06:28 |
カメ Turtles
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さてさて、最近は亀ブログのぐろーべりんぐしんぐすです。で、この亀一体何なんでしょ。一発で当てたら相当の亀ヲタです。次は一寸簡単。
まぁ、カーソルを画像に合わせれば分ると思いますが、どちらもこれハイブリです。
一枚目の個体はコイツ。イシガメ
Mauremys japonica とリュウキュウヤマガメ
Geoemyda japonica のハイブリッド。多くは語りますまい。居てはいけない亀でございます。しかし、罪な存在のかくも美しいものか。
そして、2枚目の個体はコイツ。ヤエヤマイシガメ
Mauremys mutica kami とこれまたリュウキュウヤマガメのハイブリ。ヤンバルハコガメ(リュウキュウヤマガメとセマルハコガメのハイブリ)もそうですが、リュウキュウヤマガメとミックスされると何故にこうも素敵なお亀様がお生まれになるのでしょう。
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2008/12/14(日) 02:11:02 |
カメ Turtles
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巨亀の後は我が家の小さき亀でも。
ミシシッピニオイガメ
Sternotherus odoratus 北米原産のこのカメは、大きくなっても10センチちょい。水深を深くして飼うとよく泳ぎまわり、見ていて飽きない。おまけに安いし、CBもようけ出回るし、実は結構いろんなタイプがあったりする。ほとんどけなすとこのない素敵なお亀。別にマニア的にこだわらなくても、レイアウトした水槽にポテポテ一匹いれば「あぁ、かわゆいねぇ」となれる幸せ亀。
僕の飼っている亀の名前は全部ぷーちゃんなんだけど、サルヴィニは最近大きくなったし、カブトニオイも最初っからちゃん付けするサイズじゃなかった。あと、まだチラホラいるけど一番ぷーちゃん的なのはやっぱミシニー。別に会話のときは普通に「うちのミシシッピは」とか言うけど、独りで水槽を眺めているときは心の中でぷーちゃん呼ばわりしている。
ただ、この前水槽から出していじめると臭かった。
何か今回の日記、電波系の人みたいですね。
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2008/12/11(木) 23:40:46 |
カメ Turtles
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以前載せたムツアシガメはこの様な環境で飼われている。ジトっと蒸し暑い。ただし、窓などは開けっぱなしなので、冬は沖縄の野外とそう変わらない気温にはなりそうだ。
水場にいるのはヒジリガメ
Hieremys annandalii 。この施設では他にオオヤマガメ
Heosemys grandis も飼われている。
これらの亀はたしかに魅力的だが、将来を見据えたら飼いきれる人は限られてきそう。
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2008/12/11(木) 18:45:59 |
カメ Turtles
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ちょっと遊んでみたり。これの一個前に作ったやつはなんだか気に入らなかった。これもよくよく見ればいまいちパッとしない。フォトショで遊ぶのは楽しいけれど、引き際が難しいし、なかなか一発で気に入るのってできません。
普通に写真撮って載せりゃあいいんですよね。
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2008/12/09(火) 19:56:09 |
ブラッドパイソン Blood Python
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ケージの中からも強烈な視線で睨みつけてくるヨナグニシュウダ
Elaphe carinata yonaguniensis 色々書こうと思いましたが、無粋なのでやめました。こいつは、ぜひ現地で写真を撮りたい。
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2008/12/09(火) 01:29:23 |
ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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スペングラーヤマガメ
Geoemyda spengleri 沖縄に生息するリュウキュウヤマガメ
Geoemyda japonica と近しい類縁にあるスペングラーヤマガメ。以前はリュウキュウヤマガメの亜種として記載されていましたが、日本の研究者(まぁ安川さんとか)が色々やって独立種になりました。
ほんで、両者見ていると結構違うんですよね。なんというかリュウキュウが武骨なイメージに対し、スペングラーの方は繊細?より華奢な印象なんですよ。実際、動物園なんかの人に聞くとリュウキュウの方はジョーブとのこと。まぁ分布域の沖縄で外温に合わせたまま飼育してるので、野外とそう大差ないんでしょうが、スペングラーの方はより高温に敏感ですし、ある日ぽろっと死んでる個体が多いのも事実です。
かくいう僕も、高校の頃飼っていたスペングラーはちょろっとケージの蓋が落ち込んで、密閉区間をこしらえてしまったことがありまして、それであえなく昇天させてしまいました。それ以来スペングラーはトラウマカメで、買いたいなーと思いつつも手が出せないカメになってしました。写真の個体は動物園の飼育個体をお借りしたもの。
まぁ、リュウキュウヤマガメのような生態をもつカメをドンドコ輸入してペットルートに乗せて売買することはかなり抵抗はあるんですけど、それ以上に飼育欲をそそる罪なカメです。将来落ち着いた生活ができたらCBでも飼いますよ。
あ、ちなみに画像の1枚目はメス個体で、2枚目はオス。オスはオメメ(虹彩)が真っ白なのです。
テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
2008/12/04(木) 22:59:32 |
カメ Turtles
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あぁ、ボアコンが欲しい、ボアコンが欲しい。
昔飼っていたボアコンの静枝は綺麗な綺麗なインペでした。しかし、その頃の僕はお写真にそう力を入れていなかったため、適当な写真しか残っていません。
欲しいボアコンは3つ。
arabesque
amarali
longicauda
これは欲しい順です。社会人になって、色々立派になったら飼います。そして、シルバーアマラリ巻かせてこんな画を撮りたひ。
テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
2008/12/03(水) 10:30:41 |
ボア・パイソン Boas and Pythons
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ゴノメアリノハハヘビ
Madagascarophis colubrinus マダガスカルに固有の属で、後牙類のナミヘビ。属内では3種が知られている。種数としては少ないタクソンだが、その分布はマダガスカルのほぼ全域に広がっており、現地でも生息数は多いという。同地に1か月ほど滞在した研究者の話では、
Leioheterodon の次によく見る蛇であったという。感覚としては八重山諸島のサキシママダラといったところか。
現在日本に入荷があったと思われるものは写真の本種とニビイロアリノハハ
Madagascarophis meridionalis の2種のみで、コガネアリノハハ
M. ocellatus は未入荷と思われる。販売時にコガネの名を冠している個体をたまに見かけるが、多くはゴノメの色彩多型の一つであり、残念ながらコガネではなかった。本物のコガネはかなり特徴的な色彩をしているので、実物が入ってくれば見分けるのは容易だろう。ゴノメに関してはZoltanら(2007)がミトコンドリアDNAを用いてかなり広い範囲で本種の地理系統を調査している。
飼育はいたって容易な蛇で、餌付きはそう悪くない。生息地では爬虫類をよく食べているためか飼育当初はトカゲにしか興味を示さぬものもいるが、チェーンフィーディングなどをしてピンクマウスを与えていればいずれ食うようになる。
ハンドリングに関してはあまりお勧めしない。見た目に反して、そう特別気が荒い蛇ではないのだが、驚くとすぐさま走り出そうとするし、飛んで地面に下りようとするような動きを見せる。一度落ち着くと、よく絡まってじっとしているが、外部の刺激にはかなり敏感である。
最初にも書いたが後牙類の蛇であり、咬症例の報告もあるようなので、できれば触らずに飼育する蛇であろう。
テーマ:爬虫類 - ジャンル:ペット
2008/12/02(火) 08:44:38 |
ナミヘビ(外産) Colubridae (Other region)
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たくさんの記憶と情報を携えて、砂浜にあがったアカウミガメ
腐り果ててはいるが、穏やかな死に見えた
テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真
2008/12/01(月) 15:14:14 |
カメ Turtles
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Protobothrops tokarensis アルビノでは無い、白い蛇の美しさ。毒蛇はそれそのもので芸術品だ。
2008/12/01(月) 13:55:01 |
クサリヘビ Vipers
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