Groveling things

爬虫類やらその他のイキモノ

ウツボ世界

ウツボ
 さて、明日というか今日の午後から八重山調査。2週間ほどブログはお休み。
 
 現地では大体1日の3分の1くらいは海に潜っているのだが、あまり海中でウツボには会うことができず、もっぱらウミヘビの胃の中からまだ生きているのを見たことがないウツボたちと対面している。これまでにウミヘビの胃から出てきたウツボは全部で7種か8種。謎のキカイウツボがあったり、巨大なゼブラウツボだったり、欲しいなぁと思っているワカウツボだったり。特にミナミウツボはこれまで結構出ているのだが、実際海の中で出くわした事はなく、ショップにもあまり出回らない種であるので、生きたものはまだ見たことがない。

 地味ながらGymnothorax らしい(と僕は思っている)精悍な顔つきは中々魅力的。半分以上消化されトロけかかっているものはシンジュウツボとの区別が難しいが。

ハワイウツボ
 ハワイウツボなんかはシュノーケリングではまず見られない水深にいるであろうから、水槽で楽しむだけ。

ユリウツボ サビウツボ

 サビウツボは沖縄ではそこかしこの浅海域でも見られるが、ユリウツボとなると内地に行かなければ見れないだろう。それにしてもウツボという奴らは外見に反して平和主義というか、属をまたぐ複数種の混泳にもほとんど問題ない場合が多い。国内の数少ない飼育情報から、どうやらグリーンモーレイだけは水槽内において他者の存在を許さないらしいが、その他の種で性格が問題となって混泳が維持できなくなったという話は聞かない。

 うちの水槽には7匹のウツボがいるが、一番大きなコケウツボは一番小さなシマアラシウツボの全長だけでも2倍以上はある。体積にしたらそれをはるかに上回るだろう。それでも両者関わる事無く仲良く泳いでいる。調査に行く前におやつと称して入れておいたスズメダイやらカエルウオは必ず帰ってくるといなくなっているのだが、小さなウツボが襲われたことは未だにない。

コケウツボ
 スカンクシュリンプなんかは結構ウツボたちの間では評判の働き者だったが、これも調査から帰ってくるといなくなっていた。

コケウツボ
 というわけで、この水槽にはウツボ以外の魚はいないと思っていたら、岩陰にかなり前に採集したタナバタウオが隠れていた。他にはケブカガニが岩の下でモサモサしてたが、こいつは食われないだろう。夜急に電気をつけると岩の隙間から刺又の様なモニャモニャが伸びていて、見ているとスッーと帰っていった。海水水槽では水槽内UMAがよく現出するが、詳しい人に聞いたらボネリムシとのこと。ボネリって意味がわからない。正体がわかっても、やっぱりよくわからないのが海の謎無脊椎動物たちだ。

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  1. 2008/05/22(木) 05:21:23|
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オオハシリグモ

オオハシリグモ
 沢を登っているとよく出会わすオオハシリグモ。渓流に大型グモなんて絵になるのだけど、どう撮っていいかわからず、しっくりこない写真ばかり。爬虫両生類みたく撮りたいのだけど、肢が長いため画面に収まりきらない。大体カエルが見られなかった日でもコイツは出てきてくれているので、また次の機会までに撮り方をイメージしておこう。

オオハシリグモ
 頭胸部の盛り上がりが素敵だと思う。

 ちなみにその盛り上がった部分は掴みやすいが、咬もうとするし、肢に生えているトゲが結構頑丈で、たまに刺さる。

オオハシリグモ
 そして、最後は標本にされる。
  1. 2008/05/20(火) 14:02:04|
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樹上性・地中性・水性

クックツリーボア
 クックツリーボア
アマゾンツリーボア
 アマゾンツリーボア

ホソツラナメラ

ホソツラナメラ
 ホソツラナメラ

ジャンセンラット
 ジャンセンラット

アマミタカチホ
 アマミタカチホ

サンビームヘビ
 サンビームヘビ

ジムグリパイソン
 カラバリア

エラブウミヘビ
 エラブウミヘビ

フロリダミズベヘビ
 フロリダミズベヘビ

 と生活様式の違うヘビをランダムに並べてみた。それにしても黒い写真が多いと鬱陶しい。もうすこしして八重山に行くので、もっと明るい写真を撮ってこよう。
  1. 2008/05/19(月) 18:25:12|
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本土の方々に思いを馳せる

照明
 知り合いのページを見てたら内地にいた頃のイキモノが懐かしくなった。それは風景も同様で、沖縄は日本のようでどこか日本じゃなく、実家に帰ったり東京へ遊びに行ったりすると無性に懐旧心が湧いてくる。まあむこうの知り合いはしきりにこっちに来たがっている様だが、笑。 
ニホンカナヘビ
 今の時期ちょっとした草むらを歩けばニホンカナヘビがワラワラと出てくるだろう。アオカナヘビの緑色も美しいが、こうした渋めの色彩も十分に味がある。顔つきはこちらの方がはるかに愛らしいし。

ヤマカガシ
 水田にいくと琉球のヘビにも負けず劣らず美しい色彩で魅惑するのがヤマカガシ。群馬で撮影したこの個体は、関東型らしい派手さで、胴体の前半部が赤色で強調される。沖縄では昼間に水田でヘビを見るという感覚が無いため、内地に行くと昼も夜もヘビを追っかけられるのは楽しい。

シマヘビ
 排水管にはけっこうな確率でヘビが詰っていて、それは琉球も内地も変わらない。この管ではシマヘビが赤い目でこっちを睨んでいた。

ニホンマムシ
 マムシも時期によっては昼間に見られる。

ツシママムシ
 ツシママムシ。これは島嶼に分布する種だが、対馬の生物相はサンショウウオもいるし、おもいっきり温帯のものである。

カジカガエル
 渓流ではカジカガエルが見られ、美しい声で鳴いている。リュウキュウカジカも愛らしく、美しいカエルだが鳴き声は虫のようで少々喧しい。

以上、ちょっと昔に内地で撮った写真たち。
  1. 2008/05/15(木) 22:20:20|
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オオコウモリが落ちてた

オリイオオコウモリ
 夜、大学内を歩いているとモゾモゾと地面を毛玉が這っている。近づいてみればオリイオオコウモリで、どうも飛べないようす。適当に棒っこを差し出すとモゴモゴとよじ登ってきて、飛ぼうとしても1m程滑空して地面に落ちる。見れば皮膜に穴が開いていて、コレが原因でうまく飛べないらしい。

オリイオオコウモリ
 ギランイヌビワの木にまで連れて行き掴まらせるとウゾウゾと登っていく。

オリイオオコウモリ
 写真を撮っていて気がついたのだが、この個体のわき腹にもう一つ別の毛玉がついていた。そう、この個体お母さんだったのだ。子供は1頭で、しっかりと母親の腰にしがみつき、皮膜の内側に顔を隠している。怖かったろう。
  1. 2008/05/14(水) 23:52:09|
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ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ
 ここ最近野外のトカゲモドキばかり撮っていたら、うちにいるヒョウモンにも写真欲が湧いてきた。こいつらはペット業界ではすでに野生を取り払っているような種類だが、そんな種の現地を想像するのは中々に困難だ。写真の個体はワイルドという事で2年前に購入した個体だが、雰囲気からパンジャブ Eublepharis macularis macularisではないかと思われる。

 こういうご時勢にワイルドなどという意見もあろうが、昔から(といっても僕は爬虫類をはじめて高々十数年だが)爬虫類を飼育していると、特にヒョウモンなど原種が見られなくなるのはちょっとした寂しさがある。ヒョウモンが無いヒョウモンは僕にとってヒョウモンでなく、最早レオパという別のトカゲなのだ。

 改良品種はペットとしては優秀だが、やはり元を知っていると最終的に手元に残るのは僕の場合原種である。というわけで、原種の持つワイルドな雰囲気をかもし出すべく、レイアウトしてみたが、おそらく本種はこんな砂砂したところには棲んでない。それでも、こうして岩の隙間から外を伺うことはあるかもしれない。

ヒョウモントカゲモドキ
  そして、夜の帳が降りればソロソロと外に出てきて餌を探すだろう。

ヒョウモントカゲモドキ
 CB化が進めば顔付きが丸みを帯び、優しくなってくるが、こいつはまだ精悍な顔をしていると思う。数年前ワイルド親のF1アフガンがHBMで売られていたが、さすがワイルドの第一世代目でアフガンということもあり顔つきは精悍そのものだった。

 ヒョウモントカゲモドキ
 今回は室内で、砂をまき、野性っぽくしたレイアウトで撮ったが、ヒョウモントカゲモドキは野外では撮影しないようにしている。それは寄生虫蔓延防止のためで、ヒョウモンは高頻度でクリプトスポリジウムという原虫を保有しており、この原虫は在来のトカゲモドキに甚大なダメージを与える事がわかっている。特に僕は沖縄在住なので、なるべくヒョウモン関係のゴミは個別にビニールにまとめ焼却するようにしている。

 こういうことをしていても杞憂だったりする場合もあるが、社会的に認知されている事柄で、自分がそれに関わるものならなるだけ波風立てずに従うべきで、リスクが伴う行動は避けるように努力する。そうでなくても今のご時勢外国産爬虫類を飼育することは肩身が狭くなっていっているのだから、自分達で気をつけられることは殊更神経質になってもいいと思う。なにより在来のトカゲモドキが見られなくなってしまうのが一番辛い。

 なら、ヒョウモン飼うなって話だが、中々そこまで達観は出来ず、ずるずる欲望に従ってしまう。
  1. 2008/05/14(水) 07:01:00|
  2. トカゲモドキ Eyelash Geckos
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タカラヤモリ

タカラヤモリ
 タカラヤモリは今のところ宝島と小島でしか見つかっていない超!島嶼固有種で、近くにある小宝島には系統的にやや離れたアマミヤモリが生息している。タカラヤモリはどうもヤクヤモリと近縁らしく、一方のアマミヤモリはオキナワヤモリに近縁という。隠蔽種ばっかりで理解し難いが、そのうち一般にも種として認識されるだろう。 
 
 隠蔽種ヤモラーズの中でも本種は結構形態的に差があり、パッと見で唇(上唇板周囲)が黄色い。写真の個体の様に暗色時にそれは顕著であるが、白っちくなった時もそれなりに黄色い。中々この様な色彩は日本のGekko属では無いため、エキゾティックさがなんともそそる。

トカラハブの捕食
 宝島にしかいない本種だが、現地ではうようよいて、この様にトカラハブの幼蛇の良い餌となっているようだ。
トカラハブの捕食
 2番目の写真ではわかりにくいが、この様に横から見ると黄色唇。なんとなくどっちも笑っているように見えるが、文字通りヤモリは死ぬ程真剣に抵抗している。
タカラヤモリ
 白バックにて。
タカラヤモリ
 結構攻撃的で、掴めば激しく噛み付く。ちょいちょい体を突いても口を開け威嚇してくる。Gekko属のヤモリって気が荒いのが多い気がする。キングオブゲッコーのトッケイは言わずもがなだが、ニホンヤモリも掴めば噛む。逆にホオグロヤモリやオンナダケヤモリはあまり噛み付いてこない印象がある。

 僕がトカラに出かけている間、宝島産の爬虫類がペットショップに出回っていたようだが、この件に関して僕は一切関係ないことをお断りしておく。本種の様な超固有種が大量に安価で商業流通するのはどうかと思うが、今回の様にたまーにちょこちょこ出回るのはまぁアリかとは思う。それなりの価格帯にも設定してあるようだし、ほんとに好きな人が大事に飼うだろう。それによって将来的にCBが流通していくことを願ってしまう。
  1. 2008/05/13(火) 19:38:54|
  2. ヤモリ Geckos
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鳥達

ズグロミゾゴイ

ズグロミゾゴイ 

ズグロミゾゴイ 
 鳥の中で好きなのはサギの仲間で、別に首が長かろうが短かろうが、あのフォルムや眼光が好き。特に好きなのはムラサキサギなんだが、まだ1枚も写真を撮れていない。今月の後半にまた八重山に行くので、今度は是非写真を撮りたいところ。

 写真の鳥は小宝島で撮ったズグロミゾゴイ(と思っていたら鳥屋の知り合いにミゾゴイだ言われる。奥が深い)。トカラハブを探して森を歩いていると急に繁みから飛び出してきて、グワッと威嚇してきた。寝ているところを脅かしてしまった様で大変申し訳なかったが、失礼ついでに写真も撮らせてもらった。小宝島ではアカガシラサギなんていう素敵サギも見られたが、僕の撮影スタイルではまるで近寄らせてもらえず、まともな写真は撮れなかった。石ころぼうしが真剣に欲しいと思う今日この頃。

ゴイサギ
 ゴイサギもペンギンの様な配色とスタイルはサギらしくないが、眼光は鋭く、冠羽のチョロッと出た感じが素敵。ネオパークの池でひたすらじっと水面を見ていたこの個体は、僕が近づいてもさほど気にしていなかった。
ゴイサギ 
 おかげでこんなに近づけたが、観光客が多い場所では鳥達も人馴れしている。

ダイサギ
 ダイサギもさほど人を気にしておらず、ティラピアのちっこいのをちょいちょいと摘みあげていた。

カワウ
 ウも好きな鳥で、実家は鵜飼いが盛んな地域でもあったため小さい頃からウは間近で見ていた。羽の感じが鱗の様で、良く見れば目が緑色という素敵な配色。 

カワウ
 ずっと眺めていたらガン飛ばされてしまった。

カササギ
 カササギも実家に帰れば見られる鳥で、好きな鳥のひとつ。この配色はスタイリッシュ過ぎる。

 というわけで、今回はGroveling things 這うものではなく、Flying things 飛翔するものでした。
  1. 2008/05/13(火) 05:04:53|
  2. 鳥 Birds
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土曜日のやんばる模様

アカマタ
昨晩はやんばるへお出かけ。雨が多少降り、気温もまあまあ。しかし、台風の接近のためか風が強い。今まで風の強い日はあまりイキモノがでる印象がなかったため、半分くらい気を抜いてウロウロする。一発目は1.5mほどのアカマタ。大きなアカマタは動きも穏やかで、悠然と構えてくれるので好き。ちっこいのははしっこいし、逃げに徹するので写真が撮れん。
ヒメハブ
水辺ではハロウェルやアオガエルがそこかしこで鳴いており、水中はカエルの卵とそれを貪るシリケンイモリの群れ。そして、水際ではヒメハブが鎮座している。ヒメハブはハブといえど性格も穏やかで、動きが読みやすいので、ズームなど使用せず接写が出来る。たまに狂ったように咬み付いてくるものもいるが、この日出会ったものは皆穏やかだった。
ハナサキガエル

ナミエガエル

林道ではカエルが跳ねる。連れはホルストも撮っていたが、僕はハナサキとナミエだけ。
クロイワトカゲモドキ
先日南部のトカゲモドキを載せたので、今度は北部の個体。やはり顔がシャープ、というか少々陰険。
クロイワトカゲモドキ
威嚇で尾を上方に上げ激しくくねらす。ヒョウモントカゲモドキも同様の動作を撮る事がある。
クロイワトカゲモドキ
たまにストライプっぽい模様の個体もいるが、コイツは典型的な北部型。大型鱗が星の様に紫の体に散りばめられる。どっちが美しいという事は無く、どちらも僕は綺麗と思う。
ハイ
トカゲモドキを撮っていると連れが「ヒャンかハイー!」。沖縄にいるのはハイの方。僕もたまにホルストをオットンと呼んでしまうため、あまり興味がないと、どっちがどっちかわからなくなるのは理解できる。ヒャンとハイ、名前の感じも似ているし。
ハイ 
どことなく黒っぽい個体。ハイは琉球撮り難いヘビベスト3には入るであろう撮り難ヘビ。いつまでユルユル動く。連れが見つけたときは頭を地面に突っ込んでいたらしい。おそらくトカゲの寝込みを襲うつもりだったのだろう。
  1. 2008/05/11(日) 16:48:40|
  2. フィールド Herping
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トカゲモドキの夜

クロイワトカゲモドキ
 今日はクロイワトカゲモドキの撮影。いきなりトップの画像は北部のクロイワだが、これは以前撮ったもの。艶かしい顔つきだが今宵撮ったのは南部の個体たち。南部のものは実際ほとんどマダラトカゲモドキと言われており、顔つきなど見ていても北部の個体とはなんか違う。クロイワトカゲモドキ
 まず出てきたのは2才くらいのおちび。北部ではあまり見られないストライプ状の背面。クロイワトカゲモドキ
 これから卵を持つであろうおかあさん候補。色合いが薄く、ストライプもハッキリして、完全尾の美人ママ。クロイワトカゲモドキ
 岩場でずーっとこのポーズをとり続けていた小さ目の個体。本種は再生尾でも十分美しいと思う。クロイワトカゲモドキ
 だいたいこういうところにポコッといたりする。勝手にポーズとっていてくれるので、撮影は楽。数枚写真を撮ってバイバイしてもまだその格好のままだったりする。ただ、僕はまだなんかそのカッコイイ姿を撮りきれていない。トカゲモドキとは相性が悪いんだよなぁ。クロイワトカゲモドキ
岩場にもまた別の個体。尻尾の先っちょが再生尾。

 ほとんどの方が周知の事実だと思うが、本種を含め日本のトカゲモドキは全て天然記念物に指定されている。従って違法採集は犯罪となる。触るのも駄目で、基本的にこのイキモノに楽しく触れ合うのはご法度である。現地で眺めるだけが正しい付き合い方で、決して違法飼育などに手を染めてはいけない代物である。

 売ってても買っちゃだめだし、見つけてもこっそり持って帰っちゃだめだよ。
  1. 2008/05/10(土) 02:33:26|
  2. トカゲモドキ Eyelash Geckos
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アオヘビ

リュウキュウアオヘビ

リュウキュウアオヘビは好きなヘビの一つだが、好き=飼えるではないのがこのヘビで、ミミズを際限なく食べる。学部生の頃頭胴長50cmほどの個体を飼っていた事があるが、ほぼ毎日近所の畑などに出かけてミミズを掘ってきて与えていた。それでも半年ほどで痩せ衰え、そのうち冬になってミミズがあまり採れなくなってくるとますます痩せていって、1年持たず死なせてしまった。

 餌は食ってくれるのだが、その絶対量というのがかなり不足していたようで、それなりに大きなヘビでもあるので、それを満足させるミミズ量を提供するというのは中々容易な事でなかった。最近では餌用のドバミミズが多少なりとも出回っているようだが、本当に長期飼育をやろうと思ってもそう簡単にできる事ではないだろう。これも蓮華草的な存在のヘビで、野生で観察するのがベストな付き合い方かもしれない。ペットルートに乗せる意味の無いヘビであろう。

 写真の個体は恐らく生後1年に満たない個体だが、「これなら飼えるかも」と期待させてくれる。しかし、相手はいずれ下の写真の個体の様に大きくなる生き物だし、飼えない事は目に見えている。カタツムリ食いは、沖縄では長期飼育が可能である様な気がするが、ミミズ食いはどこに行ってもかなり厳しいだろう。リュウキュウアオヘビ
  1. 2008/05/08(木) 03:18:01|
  2. ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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太パイソン

ボールパイソン

スマトラブラッド

 パイソンで太い!といえばブラッドとボールが2大巨頭であるが、やはりブラッドの太さは一線を越えており、ボールはまだ常識のヘビの範疇で「太いね」といえる。ブラッドの1m越えたあたりの個体は、なんかもうデブの太ももクラスの太さであり、ヘッチャリなった時なぞ見た目、質感共にまさしくディブの足である。

 数年前のビバリウムガイドのエキスポ記事で、何をトチ狂ったのかこの2種のハイブリを作ったおっさんが載っており、その個体も2枚の写真で紹介されていた。あまり倫理的ではないが、僕自身ハイブリッドは嫌いじゃなく、シュウダとスジオのハイブリッドやアミメとビルマのハイブリッド、タイガーバームはかなりグッときた。最近見つけたところではホソツラナメラとジャンセンラットのハイブリやエメツリとアマゾンツリーボアなんかのハイブリもあり、いちいちコイツラがカッコイイ。なんというか中途半端感が無く、まさしく両者の良いとこ取りで贅沢なヘビたちなのだ。というかブラッドとボールなんてよくかかったもんだと思う。ブリーダーは何考えて作ったんだろう?パイソン界最強の極太ヘビでも作りたかったのだろうか?

 アメリカといえば猛烈な一神教のお国柄だが、そこでハイブリ旋風が吹き荒れるというのはなんだか僕にとって神を恐れぬ行為に見えて仕方がない。抑圧された人の「神になりたい願望」が変なところで発散されているのだろうか?まぁ本人達にとっては「コレとコレ掛け合わせたら面白いんじゃね?」ってノリなんだろうが、その深層心理や宗教観を考えたら穿った見方をしてしまう。スマトラブラッド
 ともあれ、これらのハイブリが国内に入ってくる事はほとんどないだろうが、一回現物を見てみたいものである。そういえば、ハイブリッドは生物学上「種」としては認定されないわけだが、そうなるとタイガーバームは特定動物なんかのくくりからは外れるのだろうか?そして、そもそもサイテスには引っかからなくなるんだろうか?そこんとこ実際にタイガーバームを入手する時は税関や市役所はすぐに回答を出してくれるのだろうか?ハイブリって謎がイッパイ。
  1. 2008/05/07(水) 04:55:47|
  2. ボア・パイソン Boas and Pythons
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奄美のハブ

ハブ
 奄美諸島のハブというのは実質沖縄諸島におけるハブ、すなわちProtobothrops flavoviridisとは別種と言われ、将来的には新種として記載されることが予想される。たしかハブ自体の記載は渡嘉敷島の個体がタイプ標本となっているため、沖縄のものはそのままフラボーの種小名が当てられるだろう。ちなみにこの種小名はFlavoが金色で、viridisは緑色と、どっちも色を表す。緑?という感じだが、聞いた話によると渡嘉敷島の個体はどことなく緑がかった黄色をしているという。

  写真の個体は奄美大島の個体だが、黄色味はあまり無い。銀ハブ、とまではいかないものの(銀ハブはある種のアネリと考えられ、眼球の色も黄色味が失われている)黄色と表現するにはいささか色味がなさすぎる。奄美ではこのような色彩のものが少なくなく、また模様も大柄のものが多いので、慣れればパッと見で奄美か沖縄のものかは判断がつく。

ハブ
ちなみに沖縄産はこちら。

 この能力がつくと、那覇空港で売られているフルボディ入りのハブ酒のハブの大半が奄美のものだと気づくだろう。小さいものの中にはヒメハブやサキシマハブが入っていることもあるが、1mを越すような大きなものの場合大抵が奄美産と思われる個体だ。
 これは沖縄本島でハブが商業流通に適さないほど見られなくなっているということで、僕もハブ目的でフィールドへ撮影に出かけても見つからない事がままある。奄美だとまだまだハブの生息数は多いようだが、その理由は奄美に訪れてみると良く解る。もう周りが森だらけなのだ。森の合間にちょこちょこと町がある感じで、一番大きな名瀬市においても市街地からちょっと離れるともう森が広がっている。

 ただし、町に近い森ではマングースが跳梁跋扈しているので、環境が良好に保たれているような場所でもほとんどイキモノが見られない。いかにマングースといえど、さすがに大きなハブを野生下で襲うような事は無いだろうが、仔ハブならば良い餌となっているだろう。マングース+開発の手が加われば加速度的に生き物の個体数または種類数が減っていくのは明白で、沖縄本島ではそういった場所はいくらでもある。

 ハブというのは怖ろしい存在だが、それが減少しているということはもっと怖ろしいことになるという事を考えさせられる。

ハブ
 写真の個体はすぐに標本にしたが、違法でも合法でも生きた状態でこの様な強烈な毒蛇を身近に置くことはかなりおすすめ出来ない。意味合いは異なるが「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」なのである。
  1. 2008/05/06(火) 23:42:24|
  2. ホンハブ Protobothrops flavoviridis
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伊平屋アカマタ

アカマタ
 アカマタは通常「絶対慣らす事のできないヘビ」とか「バカマタ」とか「沖縄の狂犬」とかのあまりありがたくない通り名を貰っている。まぁアカマタにとってはこの性質がペット流通の乱獲から遠ざかる要因になっているかもしれないが、本種が性質も大人しく、しかも外国産だったら、メジャーなペットヘビにはならないものの、所謂変態蛇といわれるヘビ達の中でもかなりの人気種になっていたのではないだろうか。

 国産であっても、性質がサキシママダラほど大人しかったら、今よりもうちょっと流通しているかもしれない。大きくなったら地味になる、とは言われるものの飼育下でそれ程大きくするのは困難だし、鮮烈な赤味は多少失われるが、飼育下で丁寧に飼えば美しい斑紋はしっかり残る。またかなりの個体差もありコレクター的にも素敵な種である。

 飼育を煽っているわけではないが、国内のペット業界における本種の評価があまりに不当で、入荷したはいいが、安価なのにもかかわらず売れ残り、その分キープも適当になり、ショップの片隅でどんどん小汚くなっていく本種を見かけたときは何とも不憫な感情を抱く。

アカマタ
 本種は実のところ、慣らそうと思えば慣らせるヘビであり、そりゃ慣らす際に多少は咬まれるが、その時期さえクリアしたならその後のハンドリングは可能だ。ハンドリングのコツは、まず人のにおいを覚えさせる事で、慣れていないアカマタの場合においを嗅ぎ、吻部を押し付けて確実に肌を露出した部分を咬んでくる。それを数回繰り返し下からのアプローチでハンドリングしていると、そのうちにおいを嗅いでも咬まなくなる。さらに定期的に触っているとにおいも嗅がなくなってくるが、目の前で大きな動きをすれば咬蛇姿勢は取ってくるのでそれだけはどうも直せないようだ。ちなみにこの個体は沖縄本島産。大きさは頭胴長で1mを超えているが、このサイズくらいの方がハンドリングするのに慣れやすい。

アカマタ
 しかし、中には最初から咬みもしないし、咬蛇姿勢をとることもしない個体もいて、写真の伊平屋島産の個体はそうした個体だった。1枚目の白バックで写真を撮る際ウリウリと手で丸めても威嚇一つしなかった。白バックはヘビが大きすぎてえらい中途半端だが、僕がそうした写真を撮る時はこんな感じで撮ってますよ、という意味で載せてみた。背景はそこらへんにあった紙で、卓上ライトとちょっとした反射板で撮影している。こうした貧乏セットでも撮れる時は撮れるので、飼育する個体の単体を写したい場合結構使えるのが白バックだ。
  1. 2008/05/06(火) 17:25:34|
  2. Dinodon/Lycodon
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カメの撮影

カブトニオイ
 カメという被写体は丸まっちいし、動きが遅いし、写真が撮りやすいように思えるが、爬虫類の中でも1,2を争う撮り難さがある。他に上位に来るものといえば地中性のヘビなどがあるが、ミミズトカゲの類も多分撮り難いだろう。

カブトニオイ
 カメは先ずミズガメの場合、当然水の中にいたりするわけで、これを撮ろうとするとまず照明設備を揃えなきゃならない。しょぼいものだと、カメは絶えず動いてる場合が多いので、まずピントが合わない。ストロボを焚く場合も上部前面斜め上からと3つは欲しい。これを揃えなけりゃ動きのある絵は撮れない。

 陸に上げて撮る場合もカメは厄介で、甲羅に首を引っ込めると中々出てこようとしない。それでいて首を出せばダッシュで逃げやがる。潜曲類でこれが顕著で、野外でハコガメなぞを撮っている時も結構イライラする。以前のブログでセマルを載せたが、コイツの撮影の時もかなり時間をかけて頭を出すのを待った。腕なんか蚊に刺されてボコボコになるし、明らかに鼻の頭なんかに蚊が止まって、吸血しているのが見えるのに動けないのは実に辛い。こうしたカメの場合尻を突けば頭は出すが、セマルは天然記念物だし、そうして撮った写真はやはりどこか不自然なものとなる。 ヒラタヘビクビ
 そんなわけで曲頚類だが、こいつらの方が陸上写真は撮りやすいように思う。何たって首を曲げてるだけなので、顔は写る。ただ水中では潜頚類以上に泳ぎまくるし、何よりサイズがでかい場合が多いので、レイアウト水槽なんかでの撮影はそうそう出来やしない。いつか飼いたい曲頚類は今のところ4ついて、まずパーケリーナガクビ、コシヒロカエルガメ、そしてアフリカ曲頚でクロハコとアダンソン。手に入れる予定は全くないし、お金も無いが、いつか飼っておさしんを撮りたいカメである。
  1. 2008/05/05(月) 17:20:29|
  2. カメ Turtles
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ガラスヒバァ

ガラスヒバァ 1
 ガラスヒバァはやんばるを散策していて最もよく見かけるヘビの一つだが、あまり話題に上ることの無いヘビの一つでもある。爬虫類好きがナイトドライブをしていても3,4本目のヒバァでは「なんだヒバァか」で、車から降りないこともしばしば。

 かく言う僕もちょい前はヒバァの様に細っちいヘビにはあまり目もくれず、アカマタばかり追っかけていた。しかし、なんとなく最近カエル食いのヘビが気になりだし、国産爬虫類の文献を読み知見を広めていくと、つまらないヘビなんていなく、どんな爬虫類でも矢鱈と魅力的に見え出した。そう思って改めてヒバァを見ると、何だ素敵なヘビじゃないか。

 細い細いと思っていたが、逆にその細さがイイ。尾が長すぎるってのもやんばるの他のヘビにあまりない特徴で、これもイイ。しかも、色彩というか模様の変異が良く見れば、ある。これは素敵じゃないか、とヒバァを見つけたらいちいち車を停め撮影するようになった。

 知り合いの話では、今年の冬ヒバァが数本絡みあって、交尾ボールの様なものを作っていたのを見たという。まだ写真を見てなくて、どういったものかはわからないが、ガーターヘビの様に集団で交尾行動を行なうのだろうか?生態的にもおそらくヒバァとガーターは被るところが多いように思える。ヒバァにおける今年の目標はその交尾風景を是非収める事だ。ガラスヒバァ 2
  1. 2008/05/05(月) 13:59:20|
  2. ナミヘビ(国産) Colubridae (Japan)
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白いハブ

トカラハブ 1

 白い色をしたハブというのはそうそうおらず、このトカラハブProtobothrops tokarensisの他はTrimeresurus mcgregoriというフィリピンの限られた島嶼群に生息するハブが白色ないしは白がかった黄色をしている。Trimeresurus mcgregoriはトカラハブ同様、かなり限定的な分布をしており、その2種が似たような色彩になるというのは面白い。ただ、僕はTrimeresurus mcgregoriを写真でしか見たことが無いので、現物を見れば印象は変わるかもしれない。

 しかし、Trimeresurus mcgregoriの生息する島々へのアクセスはどうも一筋縄ではいかないらしく、その日の海の荒れ具合によっては島自体に到達できないと聞いた。トカラハブが生息する宝・小宝島も空路は無く、ワザワザ鹿児島か奄美からフェリーで行かなければこのヘビを見ることは出来ない。トカラハブ 3

 その代わり、この2つの島に行けば冬季を除いてほぼ必ずこのヘビを見ることは出来る。小宝島ではやや見つけ難いが、宝島ではいたるところに本種がいるといっても過言ではない。同島には他にリュウキュウアオヘビが生息しているが、これよりハブの方が多い気がする。トカラハブ 2
僕はつい最近これらの島に訪れたのだが、本業が別にあったためあんまり真面目にハブ探しをしなかったが、それでも滞在中は十分な数の本種を見ることが出来た。

 ただ、春は普通のヘビを探すような方法では中々本種は見つからないかもしれない。その理由は、この時期本種はほとんどの場合樹上にいるからだ。これは春の渡りをしてきた鳥類を捕食するためで、今回15個体を調べてそのうち13個体が樹上で見つかり、6個体の胃内容から鳥が出てきた。キビタキが多かったが、僕の先生はヒヨドリを検出したことがあるという。他に幼蛇で木に登ってるやつもいたが、こいつはタカラヤモリを捕食していた。ちなみにこれらの写真は前のブログにも掲載しているので、興味があればどうぞ

化野氏の独り言http://nikuneko.cocolog-nifty.com/blog/

トカラハブ 4
  1. 2008/05/05(月) 03:39:25|
  2. クサリヘビ Vipers
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大蛇な生活

キューバン2

なんだかんだ言って、やはり僕はでかいヘビが好きなわけで、その種の最大サイズってのには憧れる。

 現在規制無く飼えるヘビで、こりゃでかい!となるヘビはニシキヘビでベーレン、パプアン、オリーブ。ボアではキューバン、キイロアナコンダといったところだろう。ナミヘビもミズコブラモドキやシュウダなぞは2m近い個体、またはそれを越えた個体に接してみるとナミヘビという言葉が似つかわしくないほど巨大感はあるが、そこはナミヘビで、人を殺せるだけの力は無い。

 それに比べ上記したボア・パイソンは3mを超えた個体なら一般人を殺す潜在能力は持っている。ハルク・ホーガンなんかは最大級のアナコンダやアミメを当てなければ殺せんだろうが、サラリーマン山田みたいな一般的な日本人は本気を出した3mアップのヘビの攻撃には、まず抵抗できないだろう。

 それでも飼育下の彼らは紳士的なためか、そういった能力を徒に僕らに向けることはほとんど無い。まぁそれはヘビ自身の人に対する馴れもあるし、僕らを襲う無駄なコストを払う意味が無いってのをある程度理解していることもあるだろう。もちろん飼育者のヘビに対する扱いというのもある。

 それでも、いくら馴れているヘビといっても潜在的に僕らを殺せる能力を秘めた種を扱うときは、大袈裟かもしれないが頭のどこかに「死」を想像しておく方がいい。事実、これは日本では規制のかかっている種だが、アメリカでは飼育下のビルマニシキヘビに殺されている人間が少なからず存在する。

 規制される種は規制されるだけあって、その理由は大抵の場合明白だ。つまり人を殺したことがある、ということ。中にはボアコンの様に世論に押し切られた種もいるし、アメジストの様に殺人を犯したことの無いヘビもいる。しかし、この2種とて人を殺せないか?といえばある程度の大きさに育てば十分人を殺傷できるヘビであり、飼育下でもそのサイズになることは可能だ。

 まさか「自宅のヘビが自分を殺す」なんて中々想像できることではないが、そんな時は一度ワイルドの「こいつデカイな」と思えるサイズのその種と接してみるといいだろう。僕もそうそうそんなにでかいヘビと接したわけではないが、そういった想像はかなり行なっているし、可能な限りデカイサイズと接している。

 ワイルドというのは大抵人に馴れていないから、僕らを敵としてしか見ていない。3m以上あるビルマがシューシュー言って飛び掛ってくるのに接した事があるが、何かの拍子で首を巻かれたらまず助からないだろうなと思った。

 こうしたものを一度体験するといかに馴れているヘビでも、ハンドリングする時はどこか警戒するし、あまり一人では扱いたくない。はっきり言って飼育下のヘビに殺される確率は、宝くじで1千万当たるより低いだろうし、雷に打たれて死ぬ確率の方が遥かに高いだろう。もしかしたら宜野湾市でばったりウィノナ・ライダーに会ってアイラビューと言われる確率と同じかもしれない。それでもそうしたヘビを飼育下に置いているということは、常に万に一つの可能性が身近にあるということでもある。ウィノナが隣に住んでるようなものだ。

 僕らはアクシデンタルな死というものは意識し辛いが、そうした死をともすれば発生させる因子というものにそれらのヘビたちはなりうる。

 でも、やはり、というかそれがあるからこそ僕はそうしたヘビに惹かれる。これは僕の頭のネジが中国製だからなのかも知れないが、人を殺せるイキモノというのは魅力的である。それがヒトから離れれば離れる程イイ。ライオンなんかの哺乳類がヒトを殺すのはイマイチ萌えない。やはり爬虫類やサメなんかの魚類がヒトを襲うというのが僕の中ではツボで、最近はよく海に潜るのもあってサメにはまっている。今月後半また八重山に出かけるが、サメにあいたい願望がモリモリある。さっきも久々にJAWSを観た。とりあえず襲われてる人がみんな凄く痛そうだったので、実際に襲われるのは勘弁だが、サメには会ってみたい。

 こうした危険動物に魅せられた人ってのは実際結構居るようで、サメヲタなんかワラワラ居るし、真の大型ネコ科好きは可愛いだけの側面はあまり目に入ってない気がする。

 しかし、ヘビ好きはどうだろう?

 僕は大型のヘビに死の影を見て、自分の生を実感するという深層心理が働いてヘビが好きなのかも知れないが、そうした意識が働かずに大型のヘビを飼うというのは想像力不足があるかもしれない。まぁそうそう死を意識してヘビを飼う人もいなかろうが、悪い例でレティックなんかのミュータントは限りなく死の意識を遠ざける。あんなファンシーな色彩をしたものが人を殺せるなんてまぁ思わない。

 でも、例えば銃をいくらお茶目にピンクとかに塗っても、銃身に象さんの飾りをつけたとしても銃は銃で、人を殺す場合もある。銃の場合厳密には人を殺すのは銃ではなく人の意思かもしれないが、ヘビは己の意思で人を殺せる。

 手にキューバンボアを巻いて、この愛らしさの延長線には僕の死の可能性が横たわっているのだなと思った。 キューバン
  1. 2008/05/05(月) 02:03:25|
  2. ボア・パイソン Boas and Pythons
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プロフィール

アダシノレン

Author:アダシノレン
ノーダリニッチ島へ

修士[理学]


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