
アミメミズベトカゲ
Amphiglossus reticulatus 先日は博多駅で行われた九州レプタイルフェスタに参加。過去最大数のブース数で九州にはじめて来るショップ、久しぶりのショップと多くの出展があり一日中爬虫類漬け。
取りあえず、なにも買わないという毎年の決意は砂上の楼閣のように速攻で崩れ去り、写真の蜥蜴をサクッと買ってしまう。その昔ワーテルローテと呼ばれたマダガスカルに棲むウナギイヌの1種で、ツルっとヌルっとっぷリはアフリカ地域を代表する選抜選手といってもよかろう。幼いうちは写真の個体のようにあどけない顔をして、模様を取っ払って白黒にすればエルドラドギャリワスプになる。しかし、成熟して、それが雄ならばその頭部は著しく巨頭化し、巨頭蜥蜴フェチ(私)の溜飲を下げるのに些かの疑念を持たない蜥蜴となる。
まぁ、こいつは多分雌なんだけど、完全尾で美しい個体だったし、売ってた店のオーナー(ペポニの八木さん、笑)が2度見してしまうほどのお祭り価格だったんだけど。

こうした蜥蜴は写真でその魅力を引き出すのは中々難しいが、全体を写すと、そのヌメッとしたウナギイヌっぷりはうかがい知れる。このウナギイヌにはもう一種化けものがいて、その名もアストロラビィという。学名を書くとAmphiglossus astrolabi。種小名のアストロラビィは“bi”なので断じて“ヴィ”とは発音しない。まぁ、それはどうでも良いが、こいつは長さだけ見ればアミメより長くなる。ひそかに私はこの2種をアンフィグロッサス界のコモド・ハナブトと呼んでいるが、共感してくれるのはサーペントゴシックの管理人さんだけである。かの奇友は、遙か東北の地でアストロラビィの召喚にいそしんでいる。尤も、アストロの前にシュードアコンティアスなんて化けものも呼び寄せたがっているんだけど。
さて、こんなどうでもいいトカゲは置いといて、ちょいとイベントレポート。
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- 2013/06/03(月) 11:00:34|
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リュウキュウアオヘビ
Cycophiops semicarinatus撮影地:奄美大島
さて、今年もめくるめく黄金週間がやってきました!
去年の奄美大島散々のリベンジを果たすべく、明日(てか今日)からまた奄美大島にちょろっと逝ってまいりますが、もうすでに敗戦濃厚な気配。ピンポイントで行く2日間の気温がひ・く・す・ぎ・る・・・!
しかも、雨も降らず、風もありそうな、これは去年を大幅に下回る天候ではないかと不安たまらない。もう1週時間をずらせばかなりいい感じなのかもしれないが、飛行機が埋まりまくり。もう!あんな島この時期に行っても普通の観光客は楽しくないよっ!だから席代わってくれぃ、涙。
というわけで、去年の散々だった奄美大島を振り返ってみましょう。
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- 2013/04/27(土) 03:35:41|
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リュウキュウアカガエル
Rana sp. (
Rana okinawana )
冷え込みも厳しい今日この頃、山原庵の赤蛙亭が冬季の数日間開店しておりました。最盛期は一昨日だったようですが、宴を終えた後のとっちらかった客間もまた良し。

酔いが醒めぬいくつかの男子はシリケンイモりにまで手を出す始末。

而して、赤蛙亭の一番のお大尽はやはりこの方々。寒い中多くの方がご来店なさっておりました。

こちらの方などは、少々来店される時期が遅かったため、お痩せになっておりますが

かように満腹平らげ、鱗の継ぎ目がはちきれんばかりのお方も。
次回は来年鼻先亭が開店する様です。
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- 2009/12/07(月) 13:43:51|
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スターレンジ
Tonina fluviatilis?
ブラジルで泳いだ時、熱帯魚もそうだけど、そこここに生えている水草が馴染みのあるもので不思議な感覚。ブラックウォーターの中、エイクホルニア・アズレアの群生を見たときには息をのむ美しさだった。後で知ったのだけど、あのホテイアオイも
Eichhornia なんすね。どうりで水上にそんな感じの花が咲いてると思った。
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- 2009/11/25(水) 18:10:26|
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