
イヌセンボンダケ
Coprinus disseminatus なのかな?
台湾,烏来にて.
茸ですよキノコ.平凡社新書から「きのこ文学大全」という素敵な本が出ているのですが,これは良いです.きのこ文学のさわりを紹介するだけなのに,非常に蠱惑的な本となっておりまして,それをとっかかりに,よりきのこ文学に嵌ってしまえば,それは後戻りできない茨の道ならぬ,菌糸の道になってマタンゴ化すること請け合いです.そして,ボートでふらふらと霧深き夜の海を漂うことになるのです.でも,安心してください.この本には.そうならない様に毒茸の危険度ランクが如く,書籍の危険度を示していますので,マタンゴになりたくない人はそうした書物に関しては,大全の紹介文だけ読んで,あとはそっと伏せておきましょう.
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- 2010/02/06(土) 23:30:12|
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タイワンアマガサ
Bungarus multicinctus やっとこさビバガを読んだんですが,だーいしったい!
著者名の田中とかもうどうでもいいくらい大失態.苗字なんて田岡でも田辺でも何でもいい.自分の記事を読み直してみるとキイロ(マルオ)アマガサの種小名間違えてやんの.
Bungarus fasciata にしとりますな.正しくは
B. fasciatus.っすね.オオカミヘビ
Lycodon と同じく属名の性が男性なのか種小名の語尾が -tus に変化していますね.元記載はSchneider (1801) によるもので,この時は
Coluber fasciata とされてたので ata でも良かったんですが,Cantor (1847) が「Catalogue of reptiles inhabiting the Malayan peninsula and islands」でバチコーン!と
Bungarus として再記載し,ズガーン!と種小名を変化させてました.先人の仕事に敬意を払わなかったことと,
Bungarus大好き❤とか言っておきながら,こんな間違えをしたことをお許しくださいませ.

日ごろ「学名は大事なんで,間違えないようにしやう」とか言ってるくせに,全国紙で間違いを晒してしまって,ほんともうこのアマガサみたく顔隠してぇでございますよ.

あーアマガサアマガサ.
あ,ちなみに今回台湾で見たこのタイワンアマガサ.
B. m. multicinctus が正しく亜種名まで表記したものですが,大陸にもこの亜種は居るし,なおかつ広い分布域を持ち,多分色々隠蔽種がいるとされているので,なんとなく気持ち悪くて亜種名までは書きませんでした.和名についても「たいわん」って付く奴で,大陸にも分布しているのが多いので,なんか気持ち悪いですよね.タイワンハブはわりと普通に使ってしまっていますが,あれも台湾だけじゃないし,台湾と大陸とで違いがあるみたいですしなぁ.あぁ,気持ち悪い.
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- 2010/02/06(土) 04:36:26|
- コブラ
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サキシマハブ
Protobothrops elegans 生き物屋は動物の路上轢死体のことをD.O.R.(Dead On the Road)と呼び称す.
「さっきカンムリワシのでぃーおーあーるが落ちてたよ」とか.
「イワサキワモンベニヘビ,でぃーおーあーるでいいから見てみたい!」とか
生き物屋同士の会話には割りと頻発する単語で,交通事故に会う動物が多いということなのだろう.特に南西諸島では人と動物との距離が近い分,交通事故は起きやすい.まぁ,人とて交通事故なんて毎日起きているものだろうから,よりちっこい生き物なんかは言わずもがなで,交通事故=即死ってなことが多い.爬虫類や両生類なんかは,小さいものだとほとんど地面と一体化しちまってるものも良く見かける.
そして,そんなD.O.R.を求めてスカベンジャーな肉食性の動物たちは道路に彷徨い出てくる.西表島だと雨の日なんかは,カエルがそこかしこで轢かれているので,それを求めてサキシママダラやサキシマハブなどのヘビが地面をしきりに索餌している様子が観察できる.路上採餌なんでForaging on the road,F.O.Rとでも訳せようか.落ちている死体を食うだけだから非常に楽な採餌法だが,気を付けないとF.O.R.が次の瞬間にはD.O.Rになってしまう.餌がいっぱい落ちているというのは,その分車が通っているということだから,その一帯の危険度は高い.ハイリスクハイターンってやつだが,轢かれているヘビを良く見かけることから,少々リスクのほうが高いのかもしれない.なんせ沖縄の人は,ヘビを見ると無毒蛇であろうが何であろうがヘビはハブと認識し,轢き殺そうとすることが多いのだから.
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- 2010/02/04(木) 03:24:56|
- クサリヘビ
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リュウキュウアオヘビ
Cycophiops semicarinatus 鮮やかなタイワンアオヘビと変わって,侘びのリュウキュウアオヘビ.それでも立ち上がったときの腹部の黄色はパッと目を引く.近縁種が割りと近場の外国に居るというのは,見に行きやすくていいやね.
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- 2010/02/01(月) 00:28:49|
- ナミヘビ(国産)
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タイワンアオヘビ
Cyclophiops major 今月発売のビバリウムガイドに台湾行った時の記事が載ってるんですが,そこでのワタクシの名前が「田中」になっているやうです.まぁ,田中みたいなもんですが,田原ですので脳内で変換してください.
そういえば,最近趣味関係の人と話すとき,ハンドルネームの「アダシノさん」と呼ばれることが多いです.ぶっちゃけこの名称は京都化野の無縁仏の並ぶ情景が好き!ってだけでつけたもんなんで,どうも自分への呼称としては馴染みが薄かったんですよ.だから,ふとアダシノさんと呼びかけられても「へあっ?」って感じだったんですが,最近は慣れてきたので普通に対応してます.ここでのアダシノ『レン』ってのは登録の際「アダシノは誰かが使ってるのでつかえまへん」とか言われたので「レン」を適当につけました.僕の名前なんてそんなものです.
まぁ,僕にはネーミングセンスというものが絶無なわけで,このブログタイトルも分かりにくいですし,高校の頃学祭に出す喫茶店で提案したカフェ名は「入江の歯ぐき」でしたからね.誰が行くか,そんなサテン.
僕がつけたわけじゃないですが,タイワンアオヘビって名称もせっかくこんなに素敵なヘビなのになんだか味気ないですねぇ.台湾以外にも分布してますし.生き物の和名って,よほど狭い地域に固有的に分布しているもの以外に地域名を冠すると,色々と混乱を生じますな.

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- 2010/01/29(金) 09:17:45|
- ナミヘビ(外産)
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